かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

僕の心細道(149:ネパールⅢ編-第五章)

2012-10-24 11:32:39 | 旅行
-4日目(1992年12月29日)-
6時前に起きて、カメラをさげて夜明け前の屋外に出る。
やがて、西方の山が白んできた。


【Kongde】

しばらくするとその山のピークに太陽が射しはじめる。


朝食の支度だろう、ロッジの煙突から煙が上がってきた。


7:40から朝食。
ミルク粥とゆで卵というシンプルな食事。

テントを張っていたグループは、既にテントをたたみ、出発の準備が整ったようだ。


ゾッキョ(雌のヤクと雄の牛のハーフ)の背中にもたくさんの荷物がある。

我々のグループは8:15出発。
ドゥードゥ・コシの右岸(川の上流から見て右側)沿いの道をゆっくり上っていく。



徐々に高度を上げていく。




やがて、雪で白く輝くタムセルク(6,608m)が初めて見えてきた。

【タムセルク】


【クリックで拡大】

雪をいただいた大きな山容を見ると、ヒマラヤに入ってきたぁ~ と実感できる。



しばらくはタムセルクを仰ぎながら山腹の道を進む。
そしていったん、ドゥードゥ・コシ(川)の河原のルートを歩き、今度は左岸側の道を進む。



川(ドゥードゥ・コシ)の奥、前方にそびえるのはシェルパ族の聖山クームビラ(5,761m)で、この山の麓にナムチェ・バザールがある。
三角に鋭くとがった山容が印象的である。

しばらく樹林帯の道を緩く上って行くとチュモアに到着する。



ここから緩い上り下りを繰り返し、沢を越して、ひと上りすると、


モンジョMonjoに到着する(午前10時過ぎ)。




ここで、休憩&昼食となった。
タムセルクを仰ぎ見ながら・・・


食事メニューはツアーリーダーKさんに選んでもらい、
ヌードルスープ、じゃがいも、チャパティ(ナンと似たパン)をいただく。





     ≪つづく≫


ご訪問ありがとうございます。

 「プチッ」と応援 感謝