かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

水を守る・・岡の川清掃

2012-05-29 18:02:30 | 田舎の生活
上水道が整備されるまでは、かつて地区住民の生活用水をまかなっていた貴重な水源。



このように湧水を溜める井戸は、地区のあちらこちらにあった。
しかし、現役の井戸は今やここぐらいだろう。
ここは“岡の川”というが、一般的な“川”の概念からは逸脱している。
コンクリート製の屋根の下を覗くときれいな地下水が溜まっている。



石垣に座す水神様が昔から見守っている。
夏場など、ここの水のひんやりした冷たい味がなんとも言えない。
この井戸を近くの住民たちが持ち回りで月1回清掃する。
底面付近にある“ダボ”を抜いて、溜まった水を抜きながら、棒付きたわしで掃除する。


きれいに見えた水だが、井戸底面は泥やゴミ、水垢などで汚れているようで、掃除を始めるとすぐに濁る。
濁った水を流し、水がなくなるころ掃除が終わり、ダボをはめて終了。


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