かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

夏場所にひとり愚痴

2012-05-22 15:43:57 | スポーツ
先場所大きく勝ち越し、今場所は小結に上がった豊真将。
ところが、初日から6連敗でその後も調子上がらず、終わってみれば4勝11敗。
勝星・負け星が先場所と逆転してしまった。 
どうもこの力士は、大関・横綱陣とあたるところまで番付を上げると負け越すなあ・・・
それの繰り返し。エレベーターみたい。
来場所は、ぐんと下がるわけだ。
豊真将はもう31歳。
三役を長くキープできるような力はないのかなぁ・・・・
残念!   愚痴りたくなるなあ・・・。

後半断然優位に立ったかに思えた稀勢の里は、終盤に崩れ、千秋楽でも把瑠都に敗れ離脱。
栃煌山の相手・琴欧州は、敵前逃亡の休場。
旭天鵬が苦手・豪栄道を破って、史上初の平幕同士の優勝決定戦。
あっけなく旭天鵬が勝って、初土俵以来20年目にして初めてつかんだ栄光。
おめでとう! 
優勝インタビューは彼の人柄が垣間見えたような気がした。

ということなのだが、水を差すようで申し訳ないが、大相撲の取組編成にもう少し工夫が欲しい。
それもこれも、6人もいる大関陣がだらしなかったのが大いにいけないと思うのだが。
前頭4枚目・栃煌山は、この位置だと大関・横綱陣との取り組みがあるかなしか微妙な位置だ。
一方、前頭7枚目・旭天鵬は、通常ならまず大関・横綱陣との取り組みはない。
ところが、二人が終盤優勝争いに絡んできたので、急きょ終盤に大関陣との取り組みが入った。
栃煌山は、終盤の5日間はすべて三役(大関3、関脇1、小結1)との対戦。
ここを堂々の4勝1敗(1勝は不戦勝)でしのぎ、優勝争いに残る。
一方、優勝した旭天鵬は、14日目・千秋楽に大関・関脇との対戦が組まれた。
大関1人、関脇1人である。
三役との対戦が栃煌山の半分以下である。

旭天鵬は、5日目終わった時点で2勝3敗。
優勝を決めた要因の一つが、序盤のこの絶妙な勝敗でもあると私は思う。
11日目を終えた時点では、よほどの旭天鵬ファンでない限り、誰も彼が優勝争いに加わる・優勝するなど思っていなかったと思う。
ところが、断然優位にたったかに思えた稀勢の里が、12日・13日と連敗を喫する。
そこでついに、稀勢の里、栃煌山、旭天鵬が3敗で並ぶ。
取組編成会議は泡を食っただろう。
そんなことなら、千秋楽結びの一番は、白鵬vs日馬富士という消化試合を組むのではなく、
栃煌山に白鵬、旭天鵬に日馬富士 というぐらいの取組にしてほしかった・・・なぁ。
と、ひとり愚痴た。 


今日はピーカンの快晴。一日ずれていればなぁ・・・と
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