サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

あくまでも上品な/船越英二(俳優)/84歳

2007年03月19日 | 毎日がメメント・モリ

<訃報>船越英二さん84歳=俳優


3月19日19時18分配信 毎日新聞




 上品な二枚目役として映画、テレビドラマで活躍した俳優の船越英二(ふなこし・えいじ、本名・船越榮二郎=えいじろう)さんが17日午後10時57分、脳梗塞(こうそく)のため静岡県内の病院で死去した。84歳。葬儀は近親者のみで行う。自宅、喪主は非公表。連絡先は、長男で俳優、船越英一郎さんが所属するホリプロ宣伝部(03・3490・5622)。
 1947年、ニューフェース2期生として大映に入社し、同年、映画「第二の抱擁」でデビュー。「安宅家の人々」(52年)「夜の蝶」(57年)などに相次いで出演した。市川崑監督の「野火」(59年)では、第二次世界大戦中のレイテ島で飢餓に追いつめられた兵士役を熱演し、毎日映画コンクール男優主演賞を受賞した。
 70年代以降はテレビドラマに進出し、「時間ですよ」「熱中時代」「暴れん坊将軍」シリーズなどで、幅広い役柄を演じた。妻は元女優の長谷川裕見子さん。



最終更新:3月19日19時18分



毎日新聞
本当に男前で、役者さんらしい人でありました。
映画は、二枚目として200作品ぐらい出演していましたが、やはり、「野火」は、迫力の演技でした。
あとは、僕らの年代だとテレビに出るようになって以降の「時間ですよ」。飄々としたやさしいお父さんでしたね。まだ、いろんな人間関係、近隣関係に、もっと素朴な性善説が満ちていた頃だったかもしれません。
息子さんがすっかりドラマの帝王として位置づけられましたが、もうずいぶん、お父様をみかけないなあと思っていたら、体をわずらっていたようですね。
ともあれ、優しいダンディニストに・・・合掌!


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