サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

2日目「スカイアクアリウム」(東京シティビュー)/六本木ヒル

2007年08月31日 | 姪っ子メグとお出かけ
姪っ子メグ オジサンとこの水槽どうしたのよ。ちょっと前まで、いろいろ可愛いお魚がいたのに、いまは苔だらけじゃないの。
キミオン叔父 ああ、よく見てごらん。髭のはえた奴が底の方に2匹いるだろ。「ナマズ」ってなづけてるんだけどさ、こいつらが、テトラちゃんたちを追っかけまわしてさ、衰弱させちゃったんだよ。プラティよりも、強かったね。シャークはそんなに悪さは、しなかったんだけどな。同じ髭があっても、コリドラスなんかは、大人しかったんだけどさ。結局、この「ナマズ」が生存競争に勝っちゃったんだな。
そんなの、ちゃんと面倒みないオジサンの言い訳よ。よし、アクアリウムに行って、心を入れ替えるのよ!



入り口の巨大水槽も面白いんだけどさ。えーと、ここは森ビルの52階だったよな。水面に、高層ビルからみる夜景が重なって、不思議な効果を与えているね。
でも、その先のギャラリーがいいじゃない。12人のアクアリウムアーティストの競作だってさ。
あら、素敵!!
バスルームと水槽を組み合わせているわ。お風呂につかりながら、こんな熱帯魚の優雅な姿が見れるのね。のぼせそう。あら、こっちは、ベッドルームに併設されているわ。ベッドに寝転びながら、好きな雑誌でもみて、ワインをチビチビやりながら、お魚さんと夢の世界に入っていくのね。
おいおい、なにを上気してるんだい。1LDKのメグのマンションでは、こんな場所取れないぜ。まあ、リッチな彼氏をゲットするほうが、先だな。
余計なお世話よ。
でも、普通の水族館だとさ、メインが魚だから、魚の種類とか生態を解説しているじゃないの。でも、ここは、アクアリアムのコンセプト提示だから、いっさい魚の名前や種類に関する言及がないのが、特徴だね。これはこれで、気持のいい展示の仕方だ。
みてみて、これ、オジサンそっくりよ。
なんだ、フグじゃないか。
僕も数年前、自宅の水槽で、学術名は忘れたけど、「ミニフグ」を飼っていたんだよ。
こいつさ、海水でも、淡水でもいけるという不思議な奴でね、1cmぐらいかな。
上下にボーと移動してさ、水槽をトントンと叩くと、スーっと寄って来るんだよ。でも、気が強くてね。自分よりも何倍も大きいグッピーなんかが長い尾っぽをヒラヒラさせて前を通りかかると、サーと近づいて、尾っぽを食い散らしてしまうんだ。
ふーん。ボー、スー、サーね。変なの。ますますオジサンみたいじゃないの。


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