小樽へ行ってきました。まだ賑わいが戻っていない感じがしました。でも「都通り商店街」ではバルーンアートでアーケード街を飾って迎えてくれました。
複雑な気持ちなのは「於古発川」です。この川は堺町通り商店街の大正硝子館のすぐそばを流れています。ここはたくさんの観光客が行き来するメインストリートです。その川では今の時期に鮭が遡上する姿が見られます。街中ですぐ目の前に鮭の群れを見られるのは貴重な素晴らしいことだと思います。
ところが、この川は氾濫を防ぐために(?)川岸も川底もコンクリートで固められているのです。しかも街中なので、川の中はごみが目立つこともあります。鮭たちはようやく生き残って何年振りかで川に回帰して来たのに、このような条件の中で力尽きて死んでいるのです。海と運河と魚の街、そして観光の町の小樽が何らかの手を打つことはできないのでしょうか?少しでも自然に近い環境の中で、鮭の遡上する姿が見られると、観光客の皆さんも大いに喜んでくれると思うのですが?