きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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蔵王①’22.6/22

2022年07月07日 | 蔵王・その他高山
今年はどうなるのか?こんなに早く梅雨が明けてしまって・・・。6月に入り梅雨に入ったと思ったら、2週間ほどで明けてしまった。でも、まぁ、梅雨の時期なかなか行けないところに行けるのはうれしい。その一つが蔵王だ。という事で、今シーズン1回目の蔵王探鳥。
<昨年は雪が多かったので、未だに残っている雪>

御釜の駐車場で、まずはタンポポの様子を・・・。まだ花が咲き始めたところといった感じかな。これでは、まだウソは来ないだろうなぁ・・・と思ったら、何と、ウソの声が。そして、駐車場の端っこの柵やガードレールのところに飛んできた。そこには、いくらかのタンポポの綿毛があるのでした。さすが、ウソ。好物は逃がしませんねぇ。相変わらず、むしゃむしゃと綿毛に付いた種子を食べている。蔵王1回目にしてウソの食事を観察することができた。
<ウソの食事風景> 遠くにとまったウソ。背中にはしっかりと綿毛が・・・。

レストハウス脇の斜面では、アオジが鳴いていた。そして、ここでのお目当ての鳥さんは・・・。
やや遠いものの、カヤクグリも出ていました。
<カヤクグリ>

イワヒバリポイントに向かう途中、あちらこちらからビンズイのさえずりが聞こえる。一体何羽いるのか・・・と言うほどの数。伴侶を得るため、ビンズイも必死ということだな。
<ビンズイ>

一番の楽しみ、イワヒバリとの出会いは叶わず。1時間半ほど出を待ったが、姿すら確認できなかった。時間がもったいないので、御釜を後にし、刈田岳駐車場へ向かった。
もう一つの楽しみは、高山植物だ。6月は梅雨の時期で雨降りの日が多く、なかなか訪れることができなかった。刈田岳駐車場近くの御田ノ神湿原。標高1,600mほど。木道を歩くと、ハクサンチドリ、チングルマ、ワタスゲ、コバイケイソウ、ヒナザクラなどなど。
コバイケイソウとワタスゲはやや早いかと思ったが、あとはちょうど満開の花盛りだった。
コイワカガミはここでは咲き始めだったが、御釜の方では、ちょうど見頃になっていたので、そちらで撮ったものを貼ることにする。
<高山植物>

 さて、高山植物を楽しんでいると、何と、予想もしなかった高山鳥さんが・・・。目の前の木にとまったホシガラス。近い!近すぎ!「大丈夫?こんなに近くて。」と、こちらが心配しながら後ずさり。それでも、ホシガラスの超ドアップ写真に・・・。そして、何を食べてるのかと思いきや、カエルちゃん。食後は、きれいな花の観賞時間・・・という事で、何と、チングルマ、ワタスゲ群生の中に。まぁ、探しているのはエサとなる生き物などでしょうけど。このホシガラス、しばらく湿原の中でエサを探しながら留まってくれたので、これまでにないほどホシガラスを観察撮影することができたのでした。至福の時間でした。
<ホシガラス>

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2 コメント

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Unknown (ロメオ)
2022-07-10 16:50:50
こんにちは。
緑の中のウソ、紅い色がさらに映えますね。
ホシガラスも、垂涎の的です。
冬に六甲山で会うカヤクグリは地上で控えめにしています。
まるで別人のように堂々と見えます。
蔵王は涼しいのでしょうね。連日の蒸し暑さ、うんざりです(;^ω^)
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ロメオさん (NOBU)
2022-07-10 20:15:19
ロメオさん、いつもコメント有難うございます。
蔵王は涼しいですよぉ。曇り空の時は寒いくらいで、
長袖がないとかなり寒くなります。
この時期は、やっぱり高い山で高山鳥を楽しむのが
一番の楽しみですね。
今年の夏は長くなりそうで、考えただけでもうんざりですね。
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