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きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

夏鳥来たぁⅠ’22.4/24

2022年04月30日 | 霞城公園
毎日の散歩コースでは、ノビタキやツバメ、サシバをすでに観察確認した。これは、そろそろ夏鳥到来!ではと、繁殖地へと向かう途中に立ち寄るであろう山形市の霞城公園に行ってみた。朝6時頃から9時頃までのんびり探鳥。この日も、この公園の主である鳥友人と一緒。
まずは、何故かまだ居る冬鳥アトリの登場だ。桜の木の枝にとまり、何か食べ物探しか?アトリは結構警戒心が強い方なのだが、この個体は、一向に警戒の様子無し。近い!カメラの画面いっぱいになってしまった。こんなに近いアトリは初めてかも。
<アトリ>

冬鳥の次は夏鳥登場だ。最初に姿を見せたのは、コムクドリ。3,4羽の小グループだったが、コムクも結構近いところに止まってくれた。雄は背中の羽色がとてもきれいだ。一方、雌は雄に比べて地味な色合いだが、顔がとってもかわいい。どっちが好み?と聞かれれば、
う~ん、難しい。雌の方かも・・・。
<コムクドリ>

その後、しばらくこれといった鳥さんに出会えず、どんどん先に進むことに・・・。やってきたのは、児童館跡裏の林。大木がずらっと並び、やや薄暗い感じ。でも、なんか、鳥さん出そう。何か鳥の声が聞こえないかと静かにしていると、「ヒー、ツーキー。」という声。
これは、エゾムシクイの鳴き声だ。声のする方を探すと、ヤナギの大木の上の方から聞こえる。そして、チラッ、チラッと小さな鳥の姿が・・・。ムシクイに間違いない。声が聞こえたので、エゾムシクイだ。春は鳴いてくれるので、種名が分かって有難い。鳴かないと、何ムシクイか分からないという手ごわい鳥さんだ。
<エゾムシクイ>

再び土手に上がって鳥影を探していると、オオルリを発見。ここで春に出会うのは初めてだ。秋の渡りでは見たことあるが・・・。ただ、このオオルリ、ずうっと木の上の方にばかりいて、なかなかシャッターチャンスがない。仕方ない。証拠写真という事で・・・。
<オオルリ>

ここで春に出会うのが初めてという鳥さん。オオルリだけではなかった。何と、自分の後ろの方から前の方に飛ぶ鳥さんが。飛ぶ姿は小型のタカといった感じ。横枝にとまった姿を確認すると、ツツドリだった。繁殖地の山に行くと、「ポポッ、ポポッ。」と鼓を打つような鳴き声から付いた名前が「ツツドリ」。かなり遠くまで響き聞こえる声だが、お山で姿を見ることはかなり厳しい。なので、繁殖地へ向かう途中とか、秋の渡りの途中に出会えるのは、とっても嬉しい。
<ツツドリ>

夏鳥に出会えるかと期待しての探鳥だったが、予想以上の成果で、大満足の鳥見だった。

【出会った鳥たち】ツツドリ、コムクドリ、カワセミ、オオルリ雄、エゾムシクイ、アトリ

霞城公園’22.2/19

2022年03月01日 | 霞城公園
約一か月ぶりの霞城公園。雪はまだまだたくさんある。お堀の上から見ていると、まず目についたのが、カイツブリ。冬期間、あまりカイツブリを確認していなかったので、やっと出会えた感じ。
<カイツブリ>

南門のところでハシビロガモを観察していると、カワセミを発見。初めは遠くにいたが、次第にこちらの方に移動して来て、しまいには数メートルまで。いつもの雌だった。胸の黒いところがだいぶ少なくなってきているように見える。若鳥といったところか。飛び去ったものの、西門を過ぎたあたりのお堀でも出会うことができた。
<カワセミ>

冬鳥では、アトリ、シメ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラなどに出会うことができた。アトリは、
20羽程の群れで雪のない土手に下りてエサを採ったかと思うと、突然一斉に飛んで移動していた。
なかなかすっきりした所にとまってくれず、枝被りの画像が多くなったが、個体によっては、近くにとまってくれてサービスしてくれる個体もいて、結構楽しく撮ることができた。
<アトリ>

ジョウビタキは、雌雄ともに出会うことができた。雄は、東大手門近くの土手を移動していた。一方、雌の方と言えば、公園内の工事現場で見つけた。重機で掘り返した土の上に降りたり、立入禁止の柵の上に止まったりしている。おそらく、掘り返された土の中にエサとなる生き物がいるのかもしれない。青く見えるのは、工事現場に敷かれたブルーシートだ。
<ジョウビタキ>

ツグミは、ツツジなどの植木の下や雪の消えた地面にいて、落ち葉をひっくり返しながらエサ探し中だ。秋頃は警戒心が強く、なかなか近くで観察することが難しかったが、今は、それほど警戒することなく、割合近くで観察撮影することができる。
<ツグミ>

シロハラは、そろそろ車に戻ろうというところで突然視界に入って来て、木にとまった。相変わらず、枝が込み入ったところだ。でも、割合警戒せずにじっとしていてくれた。シジュウカラはあちらこちらにいたが、コゲラの姿は見えず、混群は解消したのだろうか。カワラヒワは、ジョウビタキ雄のいたところで出会ったが、これまであまりカワラヒワを撮っていなかったので、一応証拠写真程度に撮ってみた。ただ、冬季のカワラヒワは亜種オオカワラヒワの可能性が高く、この個体も、画像を見ると三列風切の白色部分が目立つので、亜種オオカワラヒワかもしれない。これから、カワラヒワの写真をいろいろ撮ってみて、比較してみたいと思う。
<シロハラ、シジュウカラ、オオカワラヒワ?>


【出会った鳥たち】 ハシビロガモ4、カイツブリ3、カワセミ雌1、ツグミ複数、シロハラ1、ジョウビタキ雌雄1ずつ、アトリ20程度

霞城公園’22.1/8

2022年01月11日 | 霞城公園
久しぶりの晴天。今年初めての街中公園。この公園の主と呼ばれる鳥友人と一緒の鳥見だ。
博物館裏の散策道わきの大樹にシジュウカラが何羽もとまっていた。何をしているのか観察していると、樹皮をつついて虫をとっているような、または、木の皮を食べているような、そんな様子を見ることができた。そして、よく見ると、シジュウカラの尾羽が曲がって、木にしっかり張り付いているように見える。まるで、キツツキの尾羽のようにシジュウカラの体を支える支点になっているみたいだった。

お堀は、積雪で凍結しているところとまだ凍結していないところがあり、凍結していないところに、カモたちが集まっていた。確認できたカモ類は、カルガモ、コガモの他に、マガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモだった。ハシビロガモは、普通に見られるカモだが、ここの公園ではなかなか見られないカモさんだ。なかなか見られないと言えば、オカヨシガモもそうだ。ハシビロガモのきれいな羽色から見ると、オカヨシガモは黒っぽい色合いで、地味系のカモさんだが、結構好みだというオカヨシファンも多い。

前日までの降雪で、散策道沿いの樹木には、あちらこちらに雪を被った幹や枝があり、今日の暖かさで雪が融けて落ちてくる。お堀の水面上に出た枝にカワセミがとまっていた。飛ばさないよう身をできるだけ隠しながら写真を撮っていると、突然、ドサッ・・・と。上から雪の塊(硬くはないが)が落ちて、自分の首元に・・・。痛いというより、超冷た~い。ネックウォーマーをしてはいたが、背中にどっさり雪が・・・。思わず「うわっ-。」カワセミどころではなくなってしまった。

最後、弓道場を過ぎたあたりで、友人がジョウビタキを見つけてくれた。背景が雪なので、黒くならないよう露出を調整してパチッと。

半日鳥見は、冬小鳥が少ない中だが、結構楽しむことができた。
【出会った鳥たち】 アオサギ、カワウ、オナガガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ツグミ、コゲラ、ジョウビタキ、アトリ 他

コゲラ’21.11/17

2021年11月21日 | 霞城公園
いつもの街中公園。きっとアトリやシメやジョウビタキなど、冬小鳥たちがたくさん見られるだろうなぁ・・・と、ワクワクしながら散策開始。しかし、行けど行けど、鳥影無し。鳴き声すら無し。たまに聞こえるのは、ヒヨドリとシジュウカラ。シジュウカラがいれば、きっとコゲラが入っているはず。辺りを探すも「ギー。」の声も無し。そうこうするうちに、公園一周終了間近となった。まだ、1回もシャッターを切っていない。このまま1枚も写真を撮らずに終わってしまうのか・・・。最後の最後、東大手門近くの散策路で、「ギー。」の声が聞こえた。シジュウカラはいない。単独のようだ。あっ、でも、コゲラが2羽いた。まだ混群を作っていないのかなぁ。2羽のコゲラは、忙しそうに木の枝をつつきながらエサを探している。もうすぐ来る冬に備えて、たくさん食べて、体力をつけておこう。

すでに冬小鳥たちは飛来しているはずなのだが、公園内では見つけられなかった。最近はこの時期にしては暖かく、周囲の山々にまだまだ食べ物があるので、鳥たちがちらばっていて、鳥密度が薄いのではないだろうか。初雪が降って周囲が白くなると、街中公園も冬鳥たちで賑わうのかもしれないなぁ。
【出会った鳥たち】カルガモ、コガモ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ 

カワセミ’21.9/28

2021年10月05日 | 霞城公園
またまたまた、いつもの街中公園。
この日はほとんどこれといった鳥さんに出会えず、唯一相手してくれたのが、このカワセミくん。
カワセミと言えば、「水辺の宝石」と呼ばれ、バードウォッチャー憧れの鳥さんだ。自分も鳥見の世界に入った頃、カワセミに会いたい、会いたいと、あちらこちらに探しに行ったものだ。でも、なかなか出会えず、そして、初めてカワセミと出会ったのは、地元ではなく、何と、東京都内の六義園だった。職場の旅行で訪れた際、「チー。」という声とともに現れたカワセミ。その姿、美しさは今も忘れることはない。一度出会うと、その後は次々と出会う・・・というのは、鳥見の世界での「あるある」だ。そして、カワセミとの出会いで忘れられないのは、10年ぐらい前、ため池の近くを車で通っていた時の事。突然車の前にカワセミが飛び込んできて、そのまま車の前を先導する形で約10秒ぐらい、距離にして100mほど並走したことがある。あれは、まさしく夢のような10秒間だった。
今でも、カワセミを見つけるとわくわくしてしまう自分なのです。