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きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

霞城公園秋②’23.9/20

2023年09月26日 | 霞城公園

「タカの渡り」に熱を入れる今日この頃だが、小鳥たちの秋の渡りも始まっている・・ハズ。

そんな訳で、2週間ぶりくらいの山形市霞城公園。今季、キビタキやオオルリ、サンコウチョウに未だ出会っていない。何とか見つけたい。トケン類もぜひ・・・。気合いを入れて歩き始めると、シジュウカラの声が聞こえる。これは、近くにヒタキ類がいるかも。ていねいに探すと、コサメビタキを発見。結局、この日のヒタキ類はコサメのみでした。

<コサメビタキ>

さらに歩を進め、西門を過ぎた所の土手の上。ヒタキ類の声のような・・・声が聞こえる。声のする樹上を見上げて探すと、それは、何とイカルだった。イカルの声はキツツキの声にちょっと似ていて、「キョ、キョ、キョ。」と聞こえる声だが、こんな声も出すんだ。一つ勉強になったぞ。写真の方はというと、樹上であり、枝が込み入っていたり、葉が生い茂っていたりで、結局証拠写真程度だった。

<イカル>

イカルは20前後いる感じだった。しばらくイカルを観察していると、何か違う鳥が混じっている。鳥影を追い、何とか姿を確認すると、それはシメだった。シメと言えば、前回2週間前の時に、シメの姿を確認していた。前回は1羽のみの確認だったが、今回は2,3羽と複数いる。しかも、シメはシメだが、のどの大きな黒斑が見られず、顔が幼い感じがする1羽を見つけた。幼鳥だろうか?幼鳥のような気がする。後日ネットで検索してみると、頭が黄色っぽく、胸に黒い斑点があるようだ。下の写真では、2枚目が幼鳥と思しき写真だが、頭の色は日光ではっきりしないが、胸の斑点は何となく見える。ん~、どうかなぁぁぁ。

いずれにしても、この時期にシメが居るというのは、やっぱり越夏した個体かと思われる。

もしかすると、繁殖したのかも・・・。

<シメ>

こんな感じで、半日鳥見終了。9月も下旬となって、だいぶ暑さは緩和されたが、それでも、日当たりのよい場所では汗ばんでしまう。あぁ、寒さが恋しい今日この頃。

【出会った鳥たち】 アオサギ、コゲラ、キツツキSP、コサメビタキ、イカル、シメ 他

 


山形市・霞城公園’23.2/17

2023年03月04日 | 霞城公園
春を思わせる陽気に誘われ、いつもの街中公園。でも、これまでの経験では、天気が良くて鳥見に出かけると、鳥たちも天気が良いとつい出かけたくなるようで、あまり鳥たちに出会えてない気がする。自分のジンクスとしては、「天気に恵まれた日は、鳥さんに恵まれない日。」だ。本日はどうか。お堀はこの陽気ですっかり氷が融け、カモたちがのびのび泳いでいる感じ。でも、カルガモ、コガモしかいない。
そして、やっと見つけたのが、ハシビロガモ。このハシビロガモ、コガモと列を作って泳いでいる。まさか、自分をコガモと思っているのでは?しばらくすると、石の上でのんびり。日向ぼっこか?近くにはカワウも。
<ハシビロガモ他>

ちょっとした原っぱにいたのは、シジュウカラ。虫でもさがしているのだろうか。こちらの存在など一向に気にしていない様子。有難いが・・・。
<シジュウカラ>

ツグミの声が聞こえてきたので、声のする方に移動して探してみると、土手の上に発見。こちらもエサを探しているようだ。そろそろ北に帰る準備を・・・ということだろう。
<ツグミ>

今回は、ジョウビタキやアトリに出会うことができなかった。何とか出会えたのがシメ。
これが最後の出会いになるのだろうか??? 〆ということで。
<シメ>

天候に恵まれた日は、鳥さんに恵まれない日、という自分なりのジンクスは、・・・やはり当たっているのカモ。

霞城公園’22.10/3

2022年10月13日 | 霞城公園
10月に入り、秋の渡りシーズンも中盤?終盤?といった時期に入った。今シーズン、まだこれは!といった出会いに恵まれていない。何とか、良い出会いをしたいもの・・・と、今シーズン何度目かの街中公園。そろそろエゾビタキをしっかり観たい・撮りたい。前回は、姿は確認できたものの、撮れずに終わってしまった。
午前中、お堀を一周する形で散策したが、エゾビタキに出会う事はなかった。でも、アオゲラはこの秋初めて確認することができた。また、カモでは、マガモ雄のエクリプスに出会うことができた。コガモはすでに数羽飛来しているが、マガモは今シーズン初だ。その他、いつものカワセミとキビタキ雌タイプに出会うことができた。
<カワセミ・キビタキ雌タイプ・アオゲラ雌>

<マガモ雄エクリプス>


霞城公園’22.9/16,22

2022年10月01日 | 霞城公園
秋の渡りシーズンは忙しい。タカの渡りも見たいし、シギチも見たい。そして、公園の小鳥たちの渡りも見たい。今回は、いつもの街中公園での鳥見。今シーズンまだサンコウチョウを撮っていないし、コサメビタキもしっかり観察できていない。2日間通った結果が以下の通り。サンコウチョウは見つけられなかったが、キビタキ雄に出会えたのはラッキーだった。期待したトケン類は、飛び立つところは見つけたが、確認できなかった。
<コゲラ>
シジュウカラの声が聞こえ、周囲を探すと、コゲラがいた。もう混群を作り始めているのかも。静かに待っていると、コゲラの方から近づいてくれる。見つけられる鳥さんが少ない時、コゲラはとっても有難い鳥さんだ。

<カワセミ>
「チィー。」という声が聞こえると、ついつい探してしまうカワセミ。今回も探したが、逆光の暗い枝の所だ。写真的にはなかなか厳しいが、まぁ証拠写真という事で。カワセミに出会えただけで、来て良かったと思えてしまう。

<キビタキ雄>
元児童館跡裏の林。ここはトケン類やヒタキ類のポイントだ。あちらこちらと探し歩いていると、キビタキ雄を発見。胸の黄色ですぐわかる。なかなか下の方には下りてくれなかったが、虫を捕まえたところを見ることができた。

<ヒガンバナ・キビタキ雌・コサメビタキ>
キビタキ雌とコサメビタキは、1カットしか撮ることができなかった。ヒガンバナは、群生している土手のところが工事のため立入禁止になっていた。仕方ないので、一輪咲いていたところでカシャ。この他には、エゾビタキを確認することができた。ただ、動きが速く、カメラに収めることはできなかった。トケン類とエゾビタキは、次回のお楽しみということで・・・。


秋の渡りシーズン’22.8/29

2022年09月01日 | 霞城公園
もう夏鳥たちが南に渡っていく「秋の渡り」が始まっているのでは・・・と、先週、山形市の霞城公園に行ってみた。しかし、残念ながら、全然、全く、渡りの鳥さんに出会う事はなかった。まだ早いのか?それとも、タイミング?・・・という事で、1週間後、再度公園へ。前日まで雨降りの日が続いていたので、これはきっと、渡り途中の鳥さんたちがたくさん入っているのでは?と、期待で胸いっぱい。
公園の主には内緒で行ったのだが、歩き始めてしばらくして、バッタリ。という訳で、鳥友と二人で探鳥。東大手門脇の土手の散策道付近でシジュウカラの若鳥が数羽、エサを探して飛び回っている。すると、近くで「ギー。」とコゲラの声。すでに混群を作り始めているのか?コゲラを撮ろうと思ったが、動きが速い。でも、シジュウカラが一声鳴いたら、コゲラの動きがとまった。おそらく、シジュウカラが「警戒しろ。」と警戒の鳴き声をしたのだと思う。しばらくコゲラが動かないので、写真の撮り放題となった。まあ、同じ写真ばかりだが・・・。
<コゲラ>

さらに歩いて、体育館裏の散策道、ベンチのある休憩スペース。樹上をムシクイ類が動き回っている。真上なので、お腹しか見えず、ムシクイの種類が分からない。色合い的にはセンダイムシクイかな?双眼鏡で、鳥の動きを追っていると、目の前を鳥さんが横切った。止まったところを確認すると、背中が青い。オオルリの若鳥だ。急いで証拠写真を撮った。虫を捕って食べているが、枝が込み入って、葉っぱも茂っていて、写真にとることができなかった。残念。
<オオルリ若鳥>

南門を過ぎたあたりで、目の前を、今度は赤い鳥さんが横切った。「アカショウビンだ!」思わず叫んでしまった。(もちろん、マスク着用していますが、何か?)ここも木が邪魔で、手前の木の葉っぱが邪魔で、すっきり見える所が無い。とにかくシャッターを切らねば・・・と、連写、連写。しかし、こんな時に限ってなかなかピンがこない。ボケボケ画像の大量生産になってしまった。画像をチェックすると、アブラゼミを捕って食べたようだ。嘴の先の方が少しだけ赤くなっている。今年生まれの若鳥だ。ひ鳥で南の国まで渡って行けるのだろうか。「気をつけてなぁ。頑張ってなぁ。」ただ、ただ、祈るしかない。
<アカショウビン若鳥>

さらに進み、西門近くに来た。ここでは、ササゴイの若鳥に出会った。鳥友の話では、しばらく滞在中との事。一度池に飛び込んだが、残念ながら失敗。ガンバレ!
<ササゴイ若鳥>

児童館跡裏でサンコウチョウはいないかと探し回ったが、その気配は全く無し。しかし、茂っている葉っぱの隙間から、トケン類のお腹を発見。横縞の太さからカッコウではないと判断。顔や姿がしっかり見えるところを探している間に飛び去ってしまった。残念。
さらに歩を進め、弓道場手前の土手。鳥影を探していると、コサメビタキを発見。コサメビタキはすでに出会っていたが、樹上だったり、葉が生い茂っていて撮らせてもらえなかった。ここでは、やっとすっきりしたところに出てくれたので、何とか撮ることができた。
<コサメビタキ>

弓道場裏では、コムクドリを見つけた。はじめイカルかな?と期待したが、コムクでした。
コムクドリはこの公園で繁殖しているが、ここで巣立った個体か、渡りの途中にたまたま立ち寄って個体かどうかは不明なり。
<コムクドリ>

2時間ほどの鳥見だったが、前回とは大違い。大当たりの日となった。何より、アカショウビンと出会えたのは超うれしい。
【出会った鳥たち】トケン類1、アカショウビン幼鳥1、コムクドリ1、オオルリ雄若1、キビタキ雌タイプ1、コサメビタキ複数、ムシクイ類複数