先日、瀬戸内にある松に沈む夕日を眺めていた。
さまざまな思いを感じながら。
「夕日のまちづくり」
と言えば、全国的にも有名な双海町の若松進一さん。
こんなコメントをいただいた。
『同じ瀬戸内海に沈む夕日でも、見る場所や時間、季節によって随分違うもんだと、
あなたの夕日の写真を見て実感しました。
私の町では秋分や春分の日に、恋人岬のモニュメントの穴の中に、
夕日がスッポリ入る仕掛けを造っています。
この夕日を見ると幸せになるなんて大嘘をついて、パロディ豊かに生きています。
双海の春分の日の夕日はブラジルリオデジャネイロの朝日です。不思議ですね。
夕日が海に落ちる姿を見えるふるさとに住めて幸せです。
幸せとは幸せと感じる心ですから・・・・。
人間牧場主 若松進一』
僕は、幼い頃からこの夕日を見てきた。
このヒラバヤにみかん畑がある。
家族で作業をし、松地区に落ちる夕日に照らされた。
中学校から高校までは、自転車で通い、
時間が合えばこの夕日を見ながら、家路を急いだ。
同じ夕日でも見る場所の思い出がつまっている。
そんな思い出を心の奥で感じながら、同じ夕日を見ることができる。
故郷っていいな。
岬人
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