喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ふるさとを離れた友からの便り

2017-01-08 | ふるさと
 2年前のブログになる。
読み返して、グッときた。


二名津小学校から二名津中学校、三崎高校までいっしょだった同級生がいる。
彼女は、今、結婚して神奈川県に住んでいる。

 同窓会の案内などで連絡をたまにとることがある。
先日も正月同窓会の案内と私が書いているふるさとブログを紹介したところ、次のようなメールが返ってきた。

「ブログ、愛あふれるものでした。
思考が大人!(笑)
いつの間に大人になったの~(笑)

 サスケ、隣の人だよ。
私の弟は、こっちでコンサートにも行っている。
 タカさんが亡くなって寂しくなったね。
でもこうして三崎でもコンサートをやってたなんて、知らなかったわ~。
 サスケの曲も三崎を歌ったやつ多いよね。
段々だ~ん畑~。

 三崎の景色最高。
何ともいえない潮の香り。
真っ青な大空と海にミカン畑。

 ブログの一言一言に癒されます。

 じゃあまた時々読ませていただきます。
ありがと~。」


 まさに同級生らしいメッセージ。
とても明るくて、感性豊かな彼女。

 今は、子育てが忙しく同窓会には参加できていないが、落ち着いたらぜひ参加したいと言っている。

 彼女が子どもの頃に暮らした松地区の実家は、今はもうない。
一昨年の秋、お母さんはふるさとを出て、都会に住む彼女の妹たちと一緒に暮らし始めた。

 彼女が、これほどまでにふるさとをなつかしく思い、心を寄せているのがよくわかる。
みんなふるさとを抱いて生きている。

 だからこそ、そんな彼女たちのためにも、ふるさとの様子をお知らせするこのブログは、
書きつづけていきたい。

 彼女のすばらしいふるさとの写真を撮っていたので紹介したい。
 
 松灯台。海の安全とふるさとの未来を照らす。


 漁船。


 湾と船蔵。


 たくさんの釣り人でにぎわう。 夕日は九州大分県へ沈んでいく。


 秋の夕暮れのうろこ雲。


 旧松小学校跡に立っている二宮尊徳(二宮金次郎)の像。


 住む人がいなくなった家も多く見られる。 


 土地に根を下ろし、住む人の家から煙があがる。


 佐田岬に柑橘を持ちこんだ宇都宮誠集のふるさと。


 初盆行事「もうな」が行われるお寺周辺の家々。


 すばらしいふるさと、松地区。

 先人から受けついだ、大切なふるさとを護る人たち。
ふるさとを離れた遠くからふるさとを応援する人たち。
 関わり方は違えども、その人だからできることがある。

 いつまでも、いつまでも、私たちと共に歩む。
いつまでも、いつまでも、大切なふるさと。

               岬人(はなんちゅう)
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