喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

愛媛県立農業大学校で行われた大盛況の収穫祭

2016-11-05 | 農業
 息子は将来ふるさとの平礒で農業を営むことを思い描いている。
今時の若者にしては、めずらしい。

 だが、農業に夢があるのはまちがいない。
世の中の様子をみてもそう感じる。

 そんな息子が進路として選んだのが、松山市にある愛媛県立農業大学校。
今、女子学生も多くなり、かなりの人気。


 11月3日が収穫祭ということで、妻が様子を見に行った。



 門を入って大きなやぐらが組まれている。
そこに掲げられたしびれる言葉。
「学び育てて 技術を磨く、それが我らの農業人生」 
 まるで生き方そのものの心意気を感じる。


 各テントには、学生さんが作ったとびっきりの農産物が、安い値段で販売されている。
今、野菜の値段が驚くほど高い。
それなのに、ここでは驚くほど安い。そしておいしい。 
 じょうぶできれいな花の苗はあっという間に売り切れるらしい。

 北海道の士別からも直送された農産物が安く売られている。


 この行列は?


 何と、大根抜き体験。


 子どもたちに大人気。
食育としてとても大切な一面だ。


 息子が餅をついている。


 農大の実習田で収穫された米で餅をつく。


 背負っている言葉は、
「愛媛産には愛がある」
念ずれば花ひらくなどの詩人として有名な坂村真民さんの書。
 農大生たちの農業に対する誇りだ。

 かぶっている黒い帽子は、有名な愛媛の農機具メーカーISEKI(井関)。
その誇りに満ちた帽子がかっこよすぎる。


 そしていよいよついた餅の餅まき。


 こうして収穫祭は大勢のにぎわいで大盛況だったようだ。
息子の姿も生き生きとしていた。

 農業には、人を育てる力がある。
農業には、夢がある。


           岬人(はなんちゅう)

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