田舎の愛媛県伊方町、佐田岬半島はそれぞれの季節ごとに楽しみがある。
ここ最近は、晩秋の紅葉した山々を感じることがちょっとした楽しみ。
毎朝、15分かけて職場へ車を走らせる。
対向車が来たら路肩によってゆずり合うくらいの狭い道。
ヘアピンカーブが続く。
そんな道をいつもよりもゆっくりと時速20㎞くらいで走る。
季節の移ろいを感じるためだ。
お気に入りの「亀の首」という場所の紅葉を見て、峠を越えると
目の前に二名津湾を見下ろす。
その湾からせり立つようにこの辺で最も高い伽藍山が見える。
見なれた景色だが、全国のいろいろな場所をバイクで旅した経験からすると、
とてもめずらしい景色。
というのも海から平地があり、徐々に山へと続くのではなく、
海から一気に壁のように山がある。
リアス海岸の特徴。
でもこのリアス海岸じたいがめずらしい地形。
そんな壁のような山すそに集落が点在している。
山に抱きかかえられているような。
今日、午前中仕事をしていたら鮮やかな紅葉を見つけた。
柑橘が多いので紅葉する木々は少ないのだが、
山吹色に色づいているのは、たぶんクヌギだろう。
バベ(ウバメガシ)を炭にしたものが備長炭といわれる最高の炭。
クヌギは、それと同じくらい固くて良い炭になる。
残念ながら、そんな良い素材はあるのに今は炭焼きをする人はいない。
だから私の記憶にあるクヌギは、カブト虫やクワガタがよく取れる木、といったもの。
写真、後ろに見えるのは愛媛県立三崎高等学校。
建物は新しくなったが、私の母校。
写真は、もと三崎高校があった場所から撮っている。
そんな思い出も探りながら、きれいな岬の山々を望む。
私にとっては、世界中で最もすてきな場所、佐田岬。
もうしばらくの間、美しい景色が見られそうだ。
岬人(はなんちゅう)
ここ最近は、晩秋の紅葉した山々を感じることがちょっとした楽しみ。
毎朝、15分かけて職場へ車を走らせる。
対向車が来たら路肩によってゆずり合うくらいの狭い道。
ヘアピンカーブが続く。
そんな道をいつもよりもゆっくりと時速20㎞くらいで走る。
季節の移ろいを感じるためだ。
お気に入りの「亀の首」という場所の紅葉を見て、峠を越えると
目の前に二名津湾を見下ろす。
その湾からせり立つようにこの辺で最も高い伽藍山が見える。
見なれた景色だが、全国のいろいろな場所をバイクで旅した経験からすると、
とてもめずらしい景色。
というのも海から平地があり、徐々に山へと続くのではなく、
海から一気に壁のように山がある。
リアス海岸の特徴。
でもこのリアス海岸じたいがめずらしい地形。
そんな壁のような山すそに集落が点在している。
山に抱きかかえられているような。
今日、午前中仕事をしていたら鮮やかな紅葉を見つけた。
柑橘が多いので紅葉する木々は少ないのだが、
山吹色に色づいているのは、たぶんクヌギだろう。
バベ(ウバメガシ)を炭にしたものが備長炭といわれる最高の炭。
クヌギは、それと同じくらい固くて良い炭になる。
残念ながら、そんな良い素材はあるのに今は炭焼きをする人はいない。
だから私の記憶にあるクヌギは、カブト虫やクワガタがよく取れる木、といったもの。
写真、後ろに見えるのは愛媛県立三崎高等学校。
建物は新しくなったが、私の母校。
写真は、もと三崎高校があった場所から撮っている。
そんな思い出も探りながら、きれいな岬の山々を望む。
私にとっては、世界中で最もすてきな場所、佐田岬。
もうしばらくの間、美しい景色が見られそうだ。
岬人(はなんちゅう)
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