喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の運動会 ~すばらしい伊方中学校の運動会~

2017-09-11 | 教育
 9月9日(土)、佐田岬では多くの中学校で運動会が行われた。
伊方中学校の運動会もすばらしかった。
中学生の若さ、さわやかさ、情熱あふれるものだった。
 選手宣誓


 フィリピンの民族ダンスであるバンブーダンス


 力比べの剛力伝

 
 運動会について、ウィキペディアで調べてみた。
 「イギリスやドイツの職工体育的行事に起源を有するが、
日本で最初に行われた運動会は定説によれば1874年3月21日、海軍兵学寮で行われた競闘遊戯会であるとされる。
 イギリス人英語教師フレデリック・ウィリアム・ストレンジの指導によって行われたとされ、
ストレンジは後に異動先の東京大学予備門でも運動会を開催している。
 ただし、1868年に幕府の横須賀製鉄所において技術者・職工らによって行われたものが最初であるとする説もある。



 1878年5月25日には札幌農学校で「力芸会」が開催された。
その後、わずか数年で北海道内の小中学校に広がったといわれる。
 また、1883年からは東京大学で「運動会」が定期開催されている。
その後、初代文部大臣・森有礼が体育の集団訓練を薦めるため学校で運動会を行うようになった。



 日本が近代国家を形成する過程において、運動会は大きな役割を果たしたといわれる。
1つには、地方自治制度の整備や産業化の進展による伝統的地域社会の再編成がすすむなかで、
地域社会の統合に寄与したことがあげられる。

 在学生だけではなくその地域の大人たち、しかも子供を学校に通わせていない大人たちをも含めて、
運動会に積極的に参加することで学校を中心とする地域社会の連帯を再確認し、強固にすることが可能となった。

 運動会は従来のムラにおける「ハレ」の場に代わる役割を果たしつつ、地域社会の連帯感の強化に大きな意味を持ったのである。」


 チームワークを必要とする「ムカデ競走」。


 最近は団結力、表現力を高めるために、熱い応援合戦も見ごたえがある。 






 運動会の終わりには、ブロック解団式。


 佐田岬の中学生たちの純粋な目がいい。
佐田岬の未来は、明るい。



             岬人(はなんちゅう)