喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

幼なじみの帰省

2016-08-20 | 感動
 毎日、色々なことがある。
昨日ようやく落ち着いた。

 そこで夕方、幼なじみのマー君が帰省しているので一杯飲むことになった。
マー君は、釜木小学校からのつきあい。
同級生は私と二人だけ。

 二名津中、三崎高校も同じ。
大学こそ違ったが、私は福岡へ、マー君は鹿児島へ行った。
就職してからもつきあいは続き、最も心許せる親友。

 釜木へ迎えに行き、平礒の我が家へと車を走らせる。
途中、倒木が道路をふさいでいた。
マー君は、「俺がのけちくるけん。」
と言ってさっさと撤去した。


 大阪の都会に暮らしていても田舎の流儀は身に染みついているようだ。

 我が家に着くと、弟の部屋へあいさつに行った。
お互いに懐かしい再会。
 マー君の父が釣ったハマチを土産に持ってきていたので、早速料理人の弟にさばいてもらった。
その手さばきにマー君も驚き、あっという間に刺身と焼き魚、夏野菜とハマチしゃぶしゃぶができあがった。




 そのうち息子が帰って来て、親しく話をし始めた。
息子はマー君が大好きで、特にモデルガンの話になるとお互いに興奮気味。
 マー君は息子が生まれてずっと誕生日にはプレゼントを贈ってくれ、
我が子のようにかわいがってくれている。




 様々なビールと魚料理。
そして携帯用ラクレットヒーターでじゃこ天とチーズを焼く。
 あわせて、先日買っていた勝沼酒造のアルガブランカ・クラレーゼ(白ワイン)の栓を抜く。
和食との相性もいいのが特徴。


 飲むほどに酔うほどに話は盛り上がる。


 そして次に、ゆでだこを持って父が部屋に上がってきた。
マー君と話がしたかったようだ。
 先日の全国戦没者追悼式や先祖供養について話が盛り上がっていた。
いつもはほとんどアルコールを飲まない父が、ほろ酔い加減。
いいお酒だ。


 最後に妻と娘たちも帰って来て、華やかになった。


 何ていい時間だろう。
40年以上のつきあい。
しかも家族みんなとのつながり。

 ふるさとを出て暮らしている人は、たまにふるさとを思い出しながら暮らしていることだろう。
どこに住んでいても、いつもふるさとを大切に思ってくれている。
 なつかしいふるさとに帰ったときは、少し年老いた両親と変わらない親友そしてその家族が喜んでくれる。
 
 そんなすてきなふるさとをこれからも残していきたい。

       岬人(はなんちゅう)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする