何気ない風景とひとり言

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普光寺 (中国)

2014年06月05日 | 史跡探訪-中国編

【中国・福建省・厦門市】明代永楽十一年(1413)に建立された仏教寺院。
清代同治年間(1862~1870)、天界寺の心奉法師が金鶏亭を仏教活動場所として改築。 その後の民国二十年(1932)、厦港商人・蒋以(居士)がこの仏教活動場を改築して「普光寺」に改称。
1986年、地方政府から規模拡張の承認を得た後、シンガーポール籍の華僑僧侶・広余法師(当該寺の元住職)の寄付により増改築。 永楽十一年(1413)建立の普光寺は、厦門では「南普陀寺」に次いで2番目に大きい寺院で、風格ある建築群は歴史的に高い価値があるとされる。 大雄宝殿前の香炉には「金鶏普光寺」と刻まれていて、金鶏亭の面影を残している。
近くに住宅街があるためか、普段着姿の参拝者が意外に多く訪れていた。

堅牢そうな総門..ライオンの狛犬が守護

山門前にある「九龍壁」(照壁と思うが..)
 
威厳を感じる大きな山門..左右の入口の上に「出解脱門」「入三摩地」とある
 
石で造られた参道に置かれた堅牢そうな香炉

天王殿と金光明塔(七層)
 
香炉越しに眺めた天王殿                      天王殿前の香炉
 
天王殿の中央に鎮座する弥勒尊像と背中合わせに立つ大きな韋駄天像
  
金光明塔越しに眺めた天王殿/六角七層の仏塔「金光明塔」/各層に3体の仏像が鎮座し参拝者を迎える

「入如来地」の扁額が掛る荘厳な大雄宝殿  
  
大雄宝殿前の香炉/大雄宝殿前の柱の彫刻,稚が下がる/大雄宝殿の扉に張られた仏陀の歴史を示す絵

大雄宝殿

大雄宝殿の須弥壇に鎮座する青い螺髪の釈迦三尊(弥勒,阿弥陀の三世仏)

大悲殿..下は瑞枝法師紀念堂になっている
 
鐘楼(下は地蔵殿)           鼓楼(下は伽藍殿)
 
廻廊に下がるカラフルな魚鼓                   大雄宝殿前に下がる雲版を打つお坊さん

天王殿の境内の「金光明塔」と「三聖宮」
 
三聖宮..天王殿に入る参拝者の方を向いて鎮座する3聖人が祀られている

大雄宝殿の後方の境内に建つ方丈
 
3階建の方丈(下は集善楼)     方丈のある境内に立つ「思亭」

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