that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

positive eating + positive living

2008年08月12日 | 海外から見たアレな日本
先週末、ご飯を食べようと思ってプラプラ歩いていたら「Wagamama」という店を発見。



実はこの「Wagamama」はイギリスでチェーン展開しまくりの店で、結構色々なところで見かけるし、スーパーに行くと「Teriyaki Source」とかペースト系の食材とかも売っているお店。

パッと見はアレな感じがプンプン漂うけれども、さすがにこれだけチェーン展開してるんだし大丈夫だろうと思い店内へ。
(という伏線)

メニューを見ると、やれラーメンやら焼きそばなどの料理があり意外と普通。
だけれどもちゃんと見ればアレな料理名がチラホラと。
いくつか紹介をしていきたいと思います。





"Ebi kare lomen"

"Ebi" は要するにエビですね。
そのまんまだ。

続いて "kare"。
カレーじゃないんです。
いや正確にはカレーなんですけど、インドネシア風のココナッツが入ったカレーを "kare" って言うらしいんです。

っていうか、ここ日本料理屋じゃなかったっけか。

で、最後に "lomen"。
ラーメンじゃないですよ。
ローメンです。
(ちなみに "ramen" は別にありました)

ローメンは、炒肉麺(チャーローメン)とも呼ばれ、マトンなどの肉と野菜を炒め(炒肉)、蒸した太めの中華麺を加えた長野県伊那地方の特有の麺料理である。ラーメン用のスープを加えるものと、加えないものがあるが、ラーメンとも焼きそばとも異なる独特の風味の料理である。

(Wikipediaより抜粋)


まさかイギリスで「長野県伊那地方の特有の麺料理」を体験出来るとは思わなんだ。
まだ長崎チャンポンとか、水団(すいとん)とか、あぶらーめんとかだったら分かるけど。

「市場競争で生き残るには差別化商品でニッチな市場を開拓していくしかないんだ!」っていう事なんですかね。
(違う)





"Chicken tama rice"

tamaって何よ。
玉?球?多摩?

温玉(温泉玉子)の玉だとは思うんですが。





"yasai nasubi salad"

茄子って野菜じゃなかったっけか。
「頭痛が痛い」とか「馬から落馬」みたいな感じですかね。





"amai udon"

「甘いうどん」かー。
そっかー、さぞかし甘いんだろうなー。





"duck gyoza"

もう、コメントするのが疲れてきたんですが、すごくアレですよねー。



というわけで、すごく気になったやつらを注文してみました。

あとコーラも頼みました。
万が一の時に味を中和出来るように。



"duck gyoza"

実際にすごくアレでした。



そして



"Chicken Tama Rice"

玉子じゃなかったか。
球でもないから、じゃあ多摩だな。
なんか土手っぽいし。

そっかー。
土手かー。
うん、そっか、そっかー。



まぁ、そんな感じでした。

「"Duck Gyoza" と "Chicken Tama Rice" どっちの方がおいしかった?」って聞かれれば、「コーラ」と即答しますね。

そんな感じでアレを色々とよろしくお願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Where am I heading to?

2008年08月11日 | 仕事とか堅苦しい話
先日、イギリス人と雑談中にこう言われた。

「で、あなたはイギリスで何がしたいの?」

答えに詰まった。

日本で課せられたゴールはあった。
イギリスでやってみたいと思っていた仕事もたくさんあった。

が、いざこっちに来てみると、課せられたゴールはえらく陳腐に感じられた。日本から見えているイギリスの実態が極めて限られていて、その限られた視野の中で設定されたゴールは実はそんなに大した事ではなかったからだ。

やりたいと思っていた仕事も、実際に色々と話を聞いたりやってみたりすると、それも大して難しい事ではなく「なんだ、そんな事か」と落胆しまくり。

国境の南に向かおうとしていたのに、気付けば太陽の西に向かっている自分がいる。
このまま太陽の西に歩き続ければ、それこそヒステリアシベリアナに陥るのではないか。
自分はそんな事のためにイギリスに来たわけじゃない。

ただ、よくよく思い返してみれば今までもずっとそうだった。
国境の南にあるはずの楽園は存在しなかったが、歩き続ける事によって何かが見えてきた。

日本での現状が嫌だったから太陽の西に歩いているのではない。
何かがある事が分かっているから国境の南に向かうのだ。
自分にMananaはある。
だからゴールが国境の南である事を信じながら、ひたすらガムシャラに歩き続けるしかないのだろうと。

南の楽園を見つけて、Mission Bellが「ここに居続けてはならない」と囁くまでは、またひたすら頑張っていこうと、そんな事を改めて思いました。
(ハラケンには怒られそうですが)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分は日本人だから100%にはなれない

2008年08月08日 | 仕事とか堅苦しい話
日本に帰りたいッス。

別にこっちの生活が嫌なわけじゃないし、何か辛い事があったわけでもないんですが、ただ、ボクは日本人で日本が好きなんですよね。
そういう前向きな意味合いで「日本に帰りたい」です。

ボク、7歳から15歳をオーストラリアで過ごしてたんですけど、多分あの時の感じと似てると思います。話を端折って結論だけ言うと「限りなく100%に近いオーストラリア人にはなれても、100%のオーストラリア人にはなれない」って思い知らされる場面が数え切れないくらいあったんですよね。いや、オーストラリアの生活は楽しかったですよ。友達もたくさんいたし、良い思い出でいっぱいですもん。でも要所要所で痛感するんですよね、「自分は日本人でオーストラリア人にはなれないんだ」って。そこのフィットしない感というか、心の拠り所 / 立ち返り所みたいなものが無かったのが辛かった。

で、そんなこんなで高校からは日本だったんですが、実は日本に帰ってきてからも、「お前は日本人じゃない」みたいな扱いを受けてひどく落ち込んだ事もあったんですよね。おいおい、じゃあ俺は一体何人なんだ?と。でもオーストラリアの時と違ったのは、100%の日本人になる事が出来たって事なんですよね。時間はそれなりにかかりましたけど「99%じゃなくて100%」の安心感というかフィット感、本当に居心地が良いんですよね。

で、その居心地の良い場所から「どんなに頑張っても99%止まり」の環境に久々に戻ったから「日本に帰りたい」って思ってるんでしょうね。

まぁ、ただボクも大人になりました。
別に99%でも全然問題なくなりました。
もうそういうもんなんだからしょうがないんです。

さっきも言ったように「日本に逃げたい」とか「イギリス居心地が悪い」とかそういう事は全く無いんです。なんとなく意味もなく「あー、日本に帰りてー」とかほざいてみた感じでしょうか。仮に今「日本に帰ってもいいよ」とか言われても「嫌ですよ、俺、こっちでまだ仕事したいですもん」というのが本音ですし。

まぁ、そんな感じです。
特にオチは無いんですが、アレを色々とよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリニッジ天文台と牛丼4兆9308億750万杯

2008年08月07日 | ロンドン探訪
先日、Red Bull Air Raceを見に行こうという事になったんですが、



チケットが高い。
あとは、そんなにガッツリ見る気も特に無い。



チラッと見れればいいよね、という理由から会場近くをウロウロしていたんですが、まぁ、飛行機が見えるわけでもなく。





仕方がないので、たまたま近くにあったベッカム道場の写真だけ撮ってきました。



ただこのまま帰るのも悔しい。
という事で、近くにあったグリニッジ天文台に行ってきました。



というわけでグリニッジ天文台です。



大きな公園内に天文台がありまして、遠目に見えるお城っぽいやつがそれです。

近くで見るとこんな感じ。



そもそも、グリニッジ天文台は、子午線を決定するための観測のために設置された。初代台長ジョン・フラムスティードは、グリニッジ天文台で観測した厳密な恒星図を作り、世界各地でグリニッジとの観測時間の差を測定すれば、グリニッジ天文台との経度差が分かると考え、フラムスティード天球図譜という星図を製作した。この星図は、その後、航海者によって広く使われた。

Wikipediaより抜粋)



で、噂の子午線、の前で写真を撮る人たちの写真。





子午線の上にあった時計。



上手く写真ではキャプチャー出来ませんでしたが、Accurist(最も正確)と書いてあります。



24時間表記時計。



見にくい。



45億年前の隕石。





仮にボクの寿命が90歳だったとして、生まれてから死ぬまで毎日3食牛丼を食べたとして、さらに、ボクの子、孫、玄孫・・・も寿命が90歳で、生まれてから死ぬまで毎日3食牛丼を食べたとすると、ボクから数えて5千万代の子孫までが牛丼を食べ続ける事になり、その牛丼総量はざっくり4兆9308億750万杯、そして牛丼が1杯380円だったとして1873兆7325億円。

天文学的な数字になりましたね(隕石なだけに)。
やばいですよね、ボクの頭が。



そういえばこの天文台からRed Bull Air Race見れたんですよ。
たまたまなんですけど。

飛行機がブンブン飛んでて迫力満点でした。



え?飛行機が見えないって?
いやだなー、「ウォーリーをさがせ!」ばりによく見てくださいよ。



別にコンピューターのスクリーンについてたゴミとかじゃないですよ。
ちゃんと飛行機ですよ、どうですか、この躍動感。



まぁ、そんな感じでした。
淡々とグリニッジ天文台の紹介でもしようかと思ったら、牛丼あたりで大盛り上がりしてしまい、結局何の話をしたかったのか分からなくなりましたが、そんな感じでアレを色々とよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリニッジ天文台の賽銭箱

2008年08月06日 | ロンドン探訪
風邪ひきまくりの熱出まくりで、大変な目にあってました。
こういう時って独り暮らしだと辛いんですよね。



さて、先日National Galleryの賽銭箱を紹介しました。



「この美術館は皆さんの寄付で成り立ってるから寄付してくれても良いんだよ」みたいな事が書いてあり、なんて図々しいんだと思っていたんですが、その図々しさを超える賽銭箱がありました。

グリニッジ天文台の賽銭箱。



「£5が良いと思います」

・・・こいつ、金額指定してきやがった。



そんな図々しいグリニッジ天文台でしたが、結構面白かったです。
写真とかもたくさん撮ったのでまた後日紹介したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする