西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

「熱狂の日」音楽祭見聞記

2014-05-05 21:50:05 | 音楽一般

今年で第10回となる、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014に行きました。一昨日と今日の2日行きました。今年も、前もってチケットを入手してなかったので、3日に行き、5日のチケットが手に入れられればということでしたが、お気に入りのコンサートがあったので、まずはすぐにそれをゲット。それをもって会場内へ。

第10回の記念コンサートというので、あちこちにそれを祝う10の数字が。



ということで、10の数字をのせたバースデーケーキを見かけたのでパチリ。



その前に、ソフトクリームが食べたいと思い、買ったら何やらピンセットでてっぺんに小さなチョコレートをのせていた。ここにも10の数字。このソフトクリーム、おいしかった。今日も食べたかったが、時間がなく残念。

コンサートは、シューベルトのピアノ三重奏曲第1番とノットゥルノの2曲。生で聴くのは初めて。シューベルトは1番2番の2曲書いていて、いずれも名曲。晩年に近いころの作品で(31歳で亡くなったシューベルトに晩年の言葉を使うのが適当なのかなどと思ってしまいますが。)ルビンシュテイン、シェリング、フルニエのトリオのものをよく聞いていました。ということで迷わずこれを聴くことにしました。フランスのトリオで初めて聴く団体でしたが、とてもよかったです。

無料のコンサートもいくつか堪能しました。弦楽四重奏曲「死と乙女」(第1楽章のみ)その他やバイオリンとピアノ、「第9」の合唱、メゾソプラノの独唱等。いずれも一部だけでしたが、演奏は素晴らしく、音楽祭の雰囲気を各所で味わうことができました。最後には、デジタルピアノの演奏。これだけは25分ほどでしたがすべて聞きました。去年も同じピアニストで聴きましたが、素晴らしいの一言です。デジタルピアノだけに色々な、曲にあった音色を楽しむことができました。

来年第11回はどんなテーマなのか?楽しみにしたいと思います。

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