突然ですが、おうちを建てます☆

お菓子作り、お庭、ハーブ、料理、うちの犬のことなどについて書いています。

フィナンシェ

2010-01-04 08:45:04 | お菓子作り
料理を作った時、卵白が余ったので、また、フィナンシェを作ることにした。
今回は前から気になっていた「相原一吉」さんのレシピを参考にした。

もっと知りたいお菓子作りのなぜ?がわかる本
相原 一吉
文化出版局

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この本の中のフィナンシェは、ラム酒が入る。
それで、おいしそうだなあ、と気になっていた。

ただ、作る過程でなんとなく変えて作ってしまった。
なので、今回作ったものは、上記レシピとはちょっと異なる。

*砂糖
レシピの砂糖の量が多く感じた。
以前、小嶋ルミさんのレシピでも、ちょっと甘すぎるように感じたこともあり、砂糖の必要分量のうち、10g分を薄力粉に置き換えて作った。

*薄力粉
本当は薄力粉を使うレシピなのだが、なんとなく全粒粉を使ってみたくなり、必要な薄力粉20gをそのまま全粒粉20gに置き換えた。

*焼き時間・温度
小嶋ルミさんの本
「型にはバターをたっぷり塗って、オーブンの中で揚げ焼きするような感じで香ばしく仕上げます」
という文章が頭に残っていた。
それで、相原さんのレシピの設定は170~180℃25分だったのを、もう少し高めで190度20分焼いた。

出来たものが写真
後で小嶋ルミさんのレシピと、相原一吉さんのレシピの材料の分量を比べてみた。
そしたら、分量が全然異なる。
フィナンシェって名前は一緒でも、こんなに分量が違うんだ~、と初めて(って、ちょっと遅いけど)気がついた。
一緒なのは、焦がしバターを入れることかな。

それで、相原一吉さんのレシピで高温に焼いてしまったためか、期待の「ラム酒風味」はみごと、飛んでしまった。
生地に、しっとりさがない。
味はおいしいんだけど、フィナンシェもどき、みたいなものになってしまった…。
やっぱり、レシピどおりに作らないと、駄目ね、なんてその時は思った。

翌日、改めて食べてみた。
焼き菓子はスコーンやホットケーキ、クレープ以外は、焼いてから数日経ったほうがおいしくなることが多い。

このフィナンシェについて、どうだったか…

外側はかりっ
中はアーモンドパウダーの感じで、少ししっとりしたような感じ。
味はおいしい。
甘さもちょうどよい。
でも、これは、どう食べてみても、フィナンシェじゃない。

これはお正月に、実家にお土産に持って行った。
好評だった。
弟も「これ、人にあげられるよ」と言っていた。
私「じゃあ、何ていう名前のものです、ってあげればいいかなあ」
弟「焼き菓子」
そうかあ。
なるほどね。


この頃から、頭に浮かんできた、フィナンシェの新しいレシピがあった。

*コーンスターチ
今回、もし、薄力粉でなく、砂糖10gの代わりにコーンスターチを加えていたら、どんな感じだったろうか。
コーンスターチはなめらかさを出す、と聞いたことがある。
だから、よく、カスタードクリームに入れる。
カスタードクリームの原材料に、薄力粉を加えてもよいが、粉っぽくなりやすいらしい。
フィナンシェは、しっとりさが大切なような気がする。
だから、コーンスターチのほうが、より、それを助けてくれるような気がする。

*はちみつ
しっとりさを出したい場合、液体の糖分(水あめなど)を入れるとしっとりさが出しやすいよう。
これは小嶋ルミさんの本に書いてあった。
なので、はちみつを加えてみたら、どうだろうか…

ネットで調べたら、やっぱり「はちみつ」「コーンスターチ」を加えたフィナンシェのレシピがたくさん出てきた。
今度はこれで作ってみたいな

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