突然ですが、おうちを建てます☆

お菓子作り、お庭、ハーブ、料理、うちの犬のことなどについて書いています。

第1回設計打ち合わせ

2008-03-11 14:23:33 | 新築までの道程
平成20年3月上旬の週末に、第1回設計に関する打ち合わせがあった。

今の予定では
5月  着工
8月末 完成、引越し

多分、多くの場合、
「土地を購入したらすぐに建築し、すぐに入居したい」
というケースが多いだろう。
でも、うちの場合は事情があり、急いでいなかった。
だから、その分、適切な時期に建て始めていただきたいなあ、と思い、そのようにお願いしていた。

以前、契約前の打ち合わせのときに、
「建築に条件のよい時期がありますか」
と伺ったところ、骨組みをつくり屋根を乗せる、と言う作業は梅雨前に終わっておいたほうが望ましい、というお話だった。
雨が降ったとしても屋根があれば、材料はぬれずにすむ。
それで、5月上旬か中旬に着工を希望した。

また、地鎮祭もお願いする予定である。
特別お願いしたい神社がある場合を除き、営業さんが近所の神社へお願いしてくださるとのこと。

余談だが、うちは特定の信仰はないけれども、神社が好きで、今までも二人で色々な神社をお参りさせていただいてきた。
ちなみに、結婚式ももちろん神社で挙げさせていただいた。
結婚式のときに、挙げさせていただく神社を探していたときの基準として「神話を除き、歴史上の人物を祭った神社はご遠慮したい。」
というのがあったので、今回もその希望のみつたえさせていただいた。

話は戻り、打ち合わせは営業所の1室でさせていただいた。
週末の夕方だったが、どの部屋もみな、打ち合わせに使用されていた。
おそらく見本用と思われる和室まで、使用されていた。
一見、ちょっとした舞台に見える。

今回の打ち合わせで、初めて設計の担当者にお会いした。
この方は契約時にいただいた図面も用意してくださったらしい。
大分前からお世話になっていたのに、お会いするのは初めてで、改めてご挨拶させていただいた。

まず、契約時から変更、または追加になった希望をお伝えした。

話し合っていると、色々な検討課題もでてくる。
うちの場合、夫婦で意見が異なることが多いので、検討課題がある場合はその場では決められない。
なので、この日はあまり決まらず、逆に次回まで何を決める必要があるかが明確になった。
課題は以下の通り
・契約時に予定したシステムキッチンでは、備え付け食器洗浄機用の水道管を分岐しにくい。お金をかけて分岐させるのだが、本当に備え付けにするか、システムキッチンと一体型に変更するか、再検討。
・カウンター下収納棚が現在ある棚で納まるかどうか寸法確認。
・リビングにテレビ台用ローチェストとピアノを置く予定だが、置き場所と窓の位置をどうするか。
・台所のどこにゴミ箱を置くか。
・今の設計図のままでは、冷蔵庫、食器棚が納まらないため、どうするか。
・2部屋ある和室の雰囲気をどうするか(完全な「和」か、洋間っぽい「和室」か)
・和室に「なげし」をつけるかどうか。(私がたま~に着物を着るため、干しておく場所が欲しい)
・夫の書斎に梁をだすかどうか。(ロフトもつけるため、天井がたかい。すると、照明をつける位置が異常に高くなる)
・夫の部屋のどこにエアコンをつけるか。
・2階のトイレの手洗い器をどうするか(狭いのでトイレ内に手洗い器をつけるとじゃまになる。)
・2階の納戸には布団と着物を収納するため、空調を適切にしたい。そのために窓を移動、または追加するかどうか。(換気扇は小さいのではあっても効果は小さいらしいので。また、すでに除湿機は持っているので、必要に応じて除湿機を使用予定)

また、今まで図面だけでは気づかなかったことがあった。
それは玄関の間口。
入り口は標準サイズだが、靴を脱いで上がったところは、図面をよく見ると入り口の半分だった。
設計の方から教えていただいて初めて気が付いた。
狭い敷地に色々試行錯誤していただいて、今の図面が出来ているので、やむをえないと思う。
でも、今の状態では、玄関を入ると、目の前が半分壁なのだ。
それで、階段が見えても良いのなら、壁の上方をふさがない方法もありますよ、と教えていただいた。
是非、それで、とお願いした。


そんな感じで第1回打ち合わせは3時間くらいで終了した。
その後、設計担当の方から壁・ドア・屋根の見本が置いてあるところを案内していただき、丁寧に説明してくださった。
このあたりは、外観上重要であるが、最終的に夫と私と意見が合うか、ちょっとドキドキなところである。
また、このあたりは実際に建物に備えられた状態でないと、イメージしにくい部分である。
この日以降、今までほとんど気にしていなかった、近所のおうちの外観をチェックするようになった。


自分たちが結婚披露宴をする前は、招待していただいたときに「招待状、ウエルカムボード、花」なんてあまり気にしていなかった。
でも、自分たちの結婚披露宴後は、招待されると「彼らはどんな花を選んだんだろう?」とか、気にするようになった。
それと似ているなあ、なんて思った。


本当はこの後、私たち夫婦の「見学会前日の設計についての話し合い」について書こうかな、なんて思っていた。
でも、かなり山あり谷ありの話し合いで、ちょっと冷静に書くのが難しく感じてきた…。
なので、今日はこの辺で終わりにさせていただきます。(^^ゞ
コメント (2)
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工場見学会

2008-03-10 23:12:57 | 新築までの道程
平成20年3月上旬の日曜日、パマホームの「つくば工場見学会」へ参加させていただいた。
この見学会はうちのように契約済みの方だけでなく、検討中の方もいらっしゃったようだ。
内容はさておき、感想は「至れりつくせり」でとても楽しませていただいた。

「つくば工場見学会」では
・生産ライン見学(壁面の製造)
・モデルハウス見学
・住まいと暮らしの情報館見学

が主な内容だった。
他に
・サブフレーム(柱と梁で立体的に組まれたとき、面の一部に補強のため入れるフレーム)の強度試験見学
・東京電力や東京ガスの調理器の紹介
などもあった。


まずは朝、8時15分に集合場所へ行った。
余談だが、この日はかなり睡眠不足状態だった。
なぜなら、夜遅くまで、「見学会で何を中心に見学するか(ポイント)」を明確にするため、夫婦で夜1時まで話あい、寝たのは2時すぎだったため。
話し合いを始めたのが21時半ころからだったので、少し遅かったのだが、こんなに長引くとは思わなかった。

よく、家族が多いと設計プランについて意見を合わせるのが難しいこともある、とは聞いていた。
でも、うちは二人だけなのに…

今、新築のための進度状況は設計が具体的になってきたところ。
実は先週、第一回の設計打ち合わせがあった。
このときの話と夜中の話合いの内容は、次回ブログに書かせていただく予定。

話は戻り、集合場所からバスに乗り、筑波まで連れて行っていただいた。
今回、神奈川営業所からはバス2台で出発した。
年4回実施されているらしいが、参加者はかなりの人数だった。

バスの中では部長さんのご挨拶、営業さんやガイドさんからの説明等のあと、ビデオが2本上映された。
プロジェクトXの「太陽光パネル」をテーマとしたビデオや、パナホームの「つくば工場」の説明のビデオ。
また、社内でドリンクとお菓子の袋詰めまでいただいた。
こんなに行楽気分にさせていただき、よいのでしょうか…。


10時くらいに「つくば工場」へ到着した。
この日は他の営業所からのバスも何台も到着していたため、とても人が多かった。
工場の敷地の入り口には多くのスーツ姿のパナホームの社員さん方が笑顔で挨拶されていた。
また、ピエロもいた。
夫は「あのピエロは社員なのかなあ、それともピエロとして臨時にやとわれたのかなあ」なんて言っていた。
社員さんだったら、素人にしてはうまい、と思わせるピエロだった。(どうでもいいですね(^^ゞ)

工場ではパネル製造についての一連の工程の説明だった。
パナホームの家の骨組みやフレームは工場で作られる。
それで、同等の質の建築材料を生産し供給することが可能となっている。

工場に勤務されている社員さんが、マイクで説明された。
見学したラインは柱と柱の間をつなぐ壁面の製造工程だった。
簡単に説明すると、木枠の片面をふさぎ、断熱材を入れ、そこをふさいで完成、である。
かなり人の手でなされていたのが予想外だった。
また、工場内はよく整理整頓されていた。

見学後、工場を出たところでテントが並んでいた。
そのうち一つは東京ガスのコーナーで、ピピットコンロの宣伝だった。
ミニホットドックを作っていて、「揚げ物も簡単にできますよ」とのこと。
うちは調理はガスの予定のだが、ピピットコンロの説明は聞いたことがないので、少し質問させていただいた。
それによると、IHクッキングヒーターの便利さとほとんど変わらないように思った。
焼き魚もボタン一つで焼け、しかも途中でひっくり返さなくてもよいらしい。
洗うのも従来のものよりかなり楽らしい。
焼き魚用のところは、オーブンの代わりにもなるとのこと。
焼きプリンもできるらしい。

余談だが、私は焼きプリンが大好きで、スーパーで安い焼きプリンをよく購入していた。
それで、自分で作ったほうが安いため、最近作ってみた。
しかし、うちの電子レンジ兼オーブンは湯をひいて加熱することができない。
そうすると、プリンはできるのだが、なかに「す」が入ってしまう。(「す」とは穴みたいなもの)

それで、かなりピピットコンロに魅かれた。
でも値段までは不明のため、設置が実現するかどうかは不明…。

また、別のテントでは無料でドリンク、トン汁を配っていた。
トン汁は夫と半分ずつ食べた。
あまり期待していなかったのだが、(ごめんなさい(^^ゞ)とってもおいしかった。V(^0^)


その後、サブフレーム(柱と梁で立体的に組まれたとき、面の一部に補強のため入れるフレーム。「すじかい」みたいなもの)の強度試験の見学だった。
パナホームのサブフレーム、木のすじかい、金属のすじかいの3種類に横から力を加え、その耐性についての比較だった。
文章での説明は単調になり、読むのに大変になりそうなので、詳細は省略させていただきます。
ちなみに、サブフレームは家の一部の壁面に入れる。
(全部に入れたら、頑丈ですが、窓が付けられなくなってしまいます)
このお陰で、家が頑丈になり、設計のまどり等の自由度が増すらしい。


次はモデルルームの見学をした。
3軒あったが、そのうち2軒の見学。
今回のチェックポイントはどんな外壁、設備、色、材質のものを自分たちの家に使用するか、だった。
今まで何件かモデルルームを見学してきたが、今回は「本当に選ぶ」ことが間近に迫っているため、かなり真剣だった。

前回の打ち合わせのとき、外壁の見本を見せていただいたが、やはり外壁は本物の家のほうが分かりやすい。
だからモデルルームが3軒もあるのは比較検討でき、ありがたい。
パナホームは「キラテックタイル」が特徴である。
光触媒により汚れが付着しにくくしてくれる。
それで、壁の塗り替えがいらない。
色もいろいろ選択できる。
ただ、今のところ、その色の選択で夫婦の意見が分かれている…。


話は少しそれるが、実は、私は先月から「色彩検定」のスクールに通いはじめた。
色彩検定は独学で合格してしまう方が多いので、合格のためにスクールに通う方は少ない。
でも、私は全く絵心もなく、色にうとく、でも、家づくりはできるだけ気持ちの良い家にできたらよいなあ、という気持ちがあった。

どのくらい、うとかったか、というと、色相、明度、彩度、はもちろん知らなかったし、茶色が赤系統の色、ということも知らなかった。

それで、せめて色の基礎を理解していたら、少しは自分たちの理想が明確になるのを助けてくれるかなあ、なんて思って習い始めた。
また、家づくりのためだけでなく、色の知識は色々なところ(洋服とか)で役立ちそうと思った、という理由もあった。

早速、習いたての知識でモデルルームを見せていただくと、面白かった。

通常、インテリアは床から天井にいくほど明度(色の明るさ)が高くなるのが一般的である。
下のほうが濃い色のほうが安定感がでるためである。
例えば、天井に濃い色を持ってくると、圧迫感があるらしい。

でも、パナホームはそのような部屋は少なく、平面は比較的明るい色で、家具等の彩度が非常に低いパターンのインテリアが目立った。
そうすると、お洒落にみえた。
多分、これがパナホームのデザインの特徴なのかなあ、と思った。
(素人が生意気なことを言ってすみません…、でもこういう視点が初心者の色の勉強なんです(^^ゞ))

風呂場の色も好みが分かれるところのようだ。
色の学校で習ったのは
「暖色(赤や橙、黄系)と寒色(青系)では体感温度は3度も異なる」
ということ。
昔からある色は白だろうが、白だと冷たく感じることもある。
見学させていただいた家の風呂は部分的に「茶色」っぽい色を使っていてよい感じだった。
二人で「なんかよいねえ」と意見が一致した。

他に、「キッチンのゴミ箱」をどのようにするか、も課題だった。
すると、稼動でき、テーブルの下に収納できるものがあり、よさそうに見えた。

また、パナホームの壁は和紙か布らしい。
布の方が割高とのこと。
パナホームの特徴のひとつである稚内珪藻土(湿度を快適に保つ)を壁面に入れているため、壁の通気性?(不適切な表現だったらすみません)を保つ必要があるためらしい。
確かにせっかく壁に珪藻土を入れても、樹脂で壁面を覆ってしまったら、塞がれてしまう。

和室の壁はベージュか緑系の色になると思うので、その印象の違いをチェックした。
モデルルームの和室は「和室モダン」という感じの和室が多かった。

また、部屋ごとの窓枠も色による違いをチェックした。


最後に「情報館」ということろに寄ったが、時間が無くなり、少しだけ見学させていただいた。
「自然素材」のコーナーがあり、そこでは「和紙」と「井草」による畳の違いを宣伝していた。
「和紙」による畳のメリットは
・井草のものより安価
・変色が起こりにくい
・液体がこぼれても、すぐに拭けば跡が残らない
らしい。
ただ、デメリットとして、畳の香りが無いこと、とのことだった。
見た目は両者とも全く変わらない。
たしかに「和紙」の畳のほうがよさそうだが、個人的には「畳の香り」も捨てがたい。
今後の選択肢の一つとして知ることができたのはありがたかった。


その後、バスに乗り、昼食会場へ向かった。
向かった先ではバーベキュウー(牛豚肉・焼きそば・ホタテ・エビまで!)、飲み放題(ワイン、ビール、お茶)付きだった。

また、帰りのバスでは景品付きビンゴゲーム(空クジなし)までしてくださった。
ぶどうジュースとワインケーキの手土産までいただいた。

帰りのバスではプロジェクトXの「IHクッキングヒーター」のビデオ上映もあった。
ちなみに「IHクッキングヒーター」って松下の製品だったんですね。


本当に至れり尽くせりで、とても楽しませていただいた。
パナホームの皆様、本当にありがとうございました。
家作り、がんばりたいと思います。


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