突然ですが、おうちを建てます☆

お菓子作り、お庭、ハーブ、料理、うちの犬のことなどについて書いています。

第2、3、4回設計打ち合わせ

2008-04-14 22:12:50 | 新築までの道程
ご無沙汰しております。


打ち合わせは、設計担当の方と営業担当の方とさせていただきました。
設計担当の方がとても優秀で、毎回関心させていただいていました。
(あまりに毎回すごいですね、というのも変なので、あまり言葉にはしなかったのですが)
話し合いを進める中で、突然でてくる変な疑問にも、いやな顔一つせずに適切に対応していただき、大変ありがたく思いました。

本当は打ち合わせの度に、記事を書かせていただこうと思っていました。
毎回多くの検討事項がでてきたり、家族は2人しかいないのに、意見が合わず話し合いが進まなかったりしていました。
全てそれを書いていると、何を言いたいのか分からない記事になってしまいそうでした。
それで、とりあえず、先日やっと図面がほぼ決定したため、まとめて私たちの検討課題とその結果を報告させていただきたいと思います。

まず、うちの土地は北西と東南に長細い形をしています。
また、隣は両側とも家が建っています。

検討課題1
玄関の位置とリビングの位置
うちの間取りは玄関とリビングが対角線上にあります。
初め、北玄関、南リビングにしていました。
でも、最後になって私の要求により、北西玄関、東南リビングにしてもらいました。
色々理由はあったのですが、今まで東の日が入りやすい家に住んだことがなく、少しでも午前中の日差しを感じる家に住みたかったからです。
実際は東側にも家が建っているのですが、少しでもリビングを東にしたかった、という感じです。


検討課題2
キッチン
今は川崎市に住んでいるため、ごみの回収が多く便利です。
でも、これから新居のところのごみの回収は回数が少ないので、対策を練っていました。
家の中の見えるところにごみを溜めておきたくない、と思ったのです。

まずは、キッチンの中でゴミ箱をどこに置くか決めかねていました。
検討中のときに、パナホームのバスツアーで案内していただいたモデルルームのキッチンで、食器戸棚の一部がテーブルのようになっていて、その下が空いているものがありました。
そして、その下にキャスターつきのゴミ箱があり、これはよい、と思い同じようなものを入れることにしました。
また、台所に裏口を設け、そこからごみを出したり、またはコンポストを置けるようにしました。

次に食器洗浄機のことでも、未だ検討中です。
今、購入して1年くらいの食器洗浄機があります。
(結構なお値段でした。でもその時は共働きだったので、必需品でした。)
調理台の上においてあるため、調理台が狭く感じています。
しかし、システムキッチンと一体型よりも、今使用しているものの方が性能はよいらしいので、それを使用し続けることにしました。
そのためには、水道管の元から分岐するため、その工事費用はかかります。
また、食器洗浄機の背中が、リビングから見えてしまいます。

現状の図面ではカウンターキッチンなのですが、そのカウンター部分の半分を壁にしてしまうことになりそうです。
壁がかなり少ない家なので、壁部分が欲しい(電話線やネット配線、コンセント用の穴をつけるところが必要)のでちょうどよい、ということもあります。

よく、「一人で調理しているのは寂しいので、リビングにいる人と話しながら料理したい」という方がオープンなキッチンにされる、と聞きます。
ただ、私の場合、料理は一人で集中してしたい、という性格なので、オープンキッチンを求めていませんでした。
(子供が生まれたら、子供を見るため、リビングが見やすいほうがよいとは思います)
カウンターキッチンのほうが、食後の片づけが楽(カウンター部分で食器の受け渡しができるので)なので、カウンターキッチンにしています。

また、冷蔵庫にも問題がでてきました。
今、使用している冷蔵庫は左手で開ける形です。
今住んでいるのマンションのキッチンに合わせて、購入したためです。
新しい家の図面に合わせて冷蔵庫を置くと、左手で開ける冷蔵庫は開けにくくなってしまいます。
夫はこれを気にして、課題1の反転を反対していましたが、今は了承してくれました。



検討課題3

窓を曇りガラスにするか、透明ガラスにするか、ということです。
一番は、隣の家にご迷惑をかけないようにするためです。
なので、原則、隣の家に面しているところは全て曇りガラスにしました。
一箇所だけ、夫の書斎は窓が一つしかなく、そこを曇りガラスにすると。閉塞感がでてしまうので、隣の家の窓の位置を確認した上で透明にさせてもらいました。
ちなみに、値段は曇りガラスのほうが高価です。(×_×;)


検討課題4
納戸の空調
納戸は服を収納するので、できたら湿度がこもらない方がよいです。
パナホームの場合、空気は「空調タワー」というので全館空調の調節(温度管理はしません)をしてくれます。
これは高断熱高気密の住宅だから設置されたものだそうです。
でも、納戸の中の空調管理が保障されるものではないため、2つの納戸のうち、一つは空調用穴、一つは窓をつけました。


検討課題5
フローリングの色
夫は薄い色のフローリングを好みません。(パインのような色)
それで、比較的、濃い色に決めました。
しかし、「子供は明るい色を好む」と聞いたため、私が、せめて子供部屋のフローリングだけは明るい色を希望しました。
しかし、パナホームさんから、
「その部屋だけのフローリングの色が異なる、というのはあまりしない。その場合、扉の色をどうするか、という問題がある。扉を裏表異なる色にはできない。子供部屋のフローリングの色を明るくしたい場合は、2階全ての部屋のフローリングの色を変えたほうがよい」
というアドバイスをいただきました。
それで、結局2階のフローリングの色全てを薄い色にすることにしました。
そうすると夫の書斎のフローリングの色も薄い色になってしまうのですが、建具とドアのみ、濃い色にすることにしました。
私個人的には、夫の書斎はかなり狭い部屋なので、薄い色のほうが気持ち、広く見えて、よいように思っています。



検討課題8
建具
パナホームの場合、フローリング、窓枠、回りぶち(天井近くの壁につける細長い建具)の色を施工主が決めさせてもらいます。
回りぶちはなければ、壁と天井の境があいまいで、天井が高く見えます。
逆に回りぶちがあると、天井を感じやすくなり、落ち着いた部屋になります。
うちの場合、リビングのフローリングの色が濃いので、同じ色の周りぶちだと部屋を狭く感じてしまう、とアドバイスをいただきました。
それで、結果的には白にして、あまり存在感を感じさせないものにしました。
子供部屋は、将来、勉強部屋や寝室になると思い、落ち着いた雰囲気がよいと思いました。
それで、フローリングと同じ色の周りぶちを付けることにしました。


検討課題7
(申し訳ありません、一部5/4に訂正させていただきました。)
和室
和室は「洋風の和室」「和風の和室」「洋室に畳をしいただけ」の3種類があるようです。(あくまでも、私の印象)
設計図では1階にリビングに併設した和室があり、2階に寝室用の和室を考えていました。
色々考えた挙句、
1階は和風の和室、窓には障子、畳は和紙の畳(井草は和紙製畳の1.5倍!)(5/4訂正)
2階は和風だけど窓はカーテンをつける、畳は本畳
という感じにしました。

本当は障子は張替えの必要性や、子供ができたときに破ってしまう可能性があることから、考えていなかったのですが、あまりに色々迷ったため、「えい」という感じで和風にしてしまいました。
ただ、井草の畳は高価です。
寝室も迷ったのですが、やはり寝る部屋の畳は本物にしたくて井草、1階は安くて長持ちする和紙の畳にしました。


検討課題7
トイレの手洗い
よく、トイレを流すと水がでてくる形の手洗いは、子供だときちんと手が洗えないように思いました。
かといって、トイレ内に手洗い器をつけるとコストがかかります。
それで、初めの設計の段階で洗面所のそばにトイレを設置しました。


検討課題8
洗濯物を干すところ
これも少し考えました。
もしかしたら、もっと色々情報収集すれば、もっとよい方法があるのかもしれません。
私が花粉症のため、春先は家の中でしか洗濯物が干せません。
子供が小さいうちは子供部屋に干せるのですが、子供が大きくなり、子供部屋で寝起きするようになれば、それができなくなりそうです。
「そのときになってから考えよう」と思ったりもしたのですが、やはり心配でした。
お風呂場にも標準装備で物干しが1本つきます。
でも、誰かが入浴中に干しておくことはできません。
結局、元々2箇所、ホシクリーン(ハンガー等に吊るした洗濯物を、掛けることができる金具みたいなもの)を設置予定していたのですが、もう2箇所追加してもらいました。


以上が検討課題とその結果の概要です。
まだ、この変更についての追加費用の額が分からないところが、大変怖い(^^ゞところですが…。



コメント (4)
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住まいづくり見聞ツアー

2008-04-01 22:19:51 | ハウスメーカー
3月の某休日、パナホームの「住まいづくり見聞ツアー」に行かせていただいた。
予定では朝9時営業所集合、16時解散予定。
大雨にもかかわらず、15,6人の参加者がいた。
参加者は既にうちのように、契約した方だけでなく、契約検討中の方もいた。
小型バスに乗せていただき、下記のスケジュールで見学させていただいた。

・基礎工事現場見学
・上棟現場見学
・昼食(ホテル)
・完成入居宅見学
・完成現場宅見学

①基礎工事現場
基礎のみできたところで、地盤調査の方法、基礎について等の説明あった。
一応、今までも他のメーカー等で少しだけ教えていただいたことがあるが、現場を目の前にして伺うと、より分かりやすく感じた。

地盤調査を実施し、ゆるい地盤等状況に応じて基礎を変えているらしい。
元々水田だったような土地は、ゆるい地盤であることが多く、神奈川県は川崎、横浜あたりはそのような土地が多いらしい。

また、基礎をつくり、コンクリートが固まると、第3者機関で委託したところが、そのコンクリートの一部を持って行き、密度等が十分かどうか試験しているらしい。
試験結果は家主には配布はしていないそうだが、もし、結果が悪ければ、基礎はやり直しするとのこと。

②上棟現場見学
上棟が終わったばかりの家を見学した。
ここでは営業所の社長さんもいらしていた。
ここでも上棟に関していくつか説明してくださった。
が、ここで印象に残ったのが天井を見上げたときのこと。
ネジが一箇所、とまっていない…。
家主さんのことを考えると心配になった。

でも、現場の方にも伝えたが、あまりはっきりとした答えがなかった。
このまま、完成へ…ということはないと思うのだが、これから自分たちの家でも同じような状況に出くわすかもしれないので、失礼かと思ったがさらに質問させていただいた。
「今の状況は上棟完成確認(つまり、ねじが全て止まっているか)が終わった段階ですか?それともこれから確認されるんですか?」
「これから確認する予定。」
「もし、自分たちの家を建築中に、このようなことを見た場合、すぐにお話させていただいてもよいですか?それとも、確認されたのを待ってから申し上げたほうがよいですか?」
「いえ、すぐに言っていただいてよいです。」
あまり、心配しすぎても仕方ないし、伺いたいことは伺えたのでそれで質問は終わりにさせていただいた。

実は私は以前の仕事が、ある状況をチェックする、というのだった。
性格的に穴だらけで適当な私が、そんな仕事をしていたとは、今思うと大変申し訳ないような感じである。
仕事では、何かその状況に不適事項があると、「そこをこのように改善してください」みたいに伝えていた。
そんなとき、相手はすぐにメモされたり、改善方法をおっしゃる方が多かった。
多分、そういう経験が私に刷り込まれているので、「ああ、これに関してはこのように対応しますよ」みたいな返事を伺いたかった、と思ってしまったのだ。
そんな風に考える参加者は通常いないだろうし、後で少し申し訳ないように思った。


また、外ではタイルを貼った壁面の耐火実験をしていた。
パナホームの場合、家の壁はタイルをはるか、通常の壁にするか選択できる。
パナホームのタイルは半永久的にメンテナンスフリーなのだが、さらに耐火性にも優れている、という説明である。
また、タイルの面を高温で(温度計で温度も示してくださっていた)加熱しているのに、反対側(つまり室内にあたる部分)はほとんど熱くなかった。
耐火実験のとき、説明の方の隣に社長さんがいらした。
説明の途中で社長さんが自然に温度計を持ったり、説明の方のサポートをされていたので、「社長さんも営業等で地道に働かれた経験がおありの方なんだなあ(初めからパナホームで社長さんだったわけではない、という意味)」と思った。
このことは夫も印象に残ったようで、後で私に話していた。

③昼食
昼食会場へ行く途中、バスの中では例のタイルについてのビデオ上映があった。
このタイルは光触媒の作用で、光があたると汚れが落ちる優れものである。
ある大学教授が発明したらしい。
発明した当初は日本の学会から「そんなことはありえない、勉強しなおしてこい!」と言われたそうな。
それで外国の雑誌に投稿し、みごと掲載され、さらに脚光をあびたらしい。
光触媒のタイルがすごいのは当然だが、その一連のドラマが面白く感じた。

昼食はホテルの一室でお弁当だった。
ご招待の見学会なのに、ホテルでお食事とは驚いた。
お弁当の内容もおかずが多く豪華だった。
(ローストビーフも入っていた)
ここでは他の営業所の団体も一緒に昼食をいただいた。

④完成入居宅見学
入居されて数年たった家の中を見せていただいた。
旭化成でも入居宅見学に参加させていただいたが、今回もすごいなあ、と思ったのは家主さんの説明のうまさである。
今回は人数が多かったので、奥様から説明を伺うチームと、ご主人から説明を伺うチームで分かれたが、お二人ともうまい。

ここのお宅で私が覚えている特徴は

・壁の塗り替えがいらないから、パナホームに決めた。
・太陽光発電とオール電化
・トイレと洗面所が2箇所ある
ということ。
特に、太陽光発電とオール電化については、電気代が安く済み、大満足らしい。
太陽光発電は、電気を東京電力に売ることもできる。

後で聞いた話だが、太陽光発電の器具は180万円かかる。
また、10年ごとくらいにメンテが必要。
うちのようにガスと併用家庭では、どのくらいお得になるかは未知数のようだった。

トイレ洗面所2箇所については、家族が多いため。
うちはまだ、子供もいない状態なので考えたことがなかったが、子供が何人かできて、大きくなったらトイレ洗面所1箇所は、朝が大変かもしれない、と初めて気がついた。


この見学のとき、私たちは自分たちの家の壁、フローリング、周り淵、ドア等の色を決めていたときだったので、それを中心に見せていただいたりもした。
「色を決めるとき、どのように選んだんですか?」
と伺ったら、奥様は好みがはっきりされているようで、あまり迷うこともなかったようであった。

⑤完成現場見学
これは、今、販売中の建売住宅内の見学だった。
横浜市内に都筑の杜、という高級住宅街を数社のメーカーでつくっている。
たしか、ここの住宅街の家は全て億単位の値段。
みんなで「すごいねえ」と言って見学した。
使っている材料(フローリングや建具等)もとてもよいものらしかった。


これで見学は終了だった。
実際に設計段階にこのように見学させていただくことは、とても参考になり、ありがたい見学会でした。
どうもありがとうございました。
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