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予定では朝9時営業所集合、16時解散予定。
大雨にもかかわらず、15,6人の参加者がいた。
参加者は既にうちのように、契約した方だけでなく、契約検討中の方もいた。
小型バスに乗せていただき、下記のスケジュールで見学させていただいた。
・基礎工事現場見学
・上棟現場見学
・昼食(ホテル)
・完成入居宅見学
・完成現場宅見学
①基礎工事現場
基礎のみできたところで、地盤調査の方法、基礎について等の説明あった。
一応、今までも他のメーカー等で少しだけ教えていただいたことがあるが、現場を目の前にして伺うと、より分かりやすく感じた。
地盤調査を実施し、ゆるい地盤等状況に応じて基礎を変えているらしい。
元々水田だったような土地は、ゆるい地盤であることが多く、神奈川県は川崎、横浜あたりはそのような土地が多いらしい。
また、基礎をつくり、コンクリートが固まると、第3者機関で委託したところが、そのコンクリートの一部を持って行き、密度等が十分かどうか試験しているらしい。
試験結果は家主には配布はしていないそうだが、もし、結果が悪ければ、基礎はやり直しするとのこと。
②上棟現場見学
上棟が終わったばかりの家を見学した。
ここでは営業所の社長さんもいらしていた。
ここでも上棟に関していくつか説明してくださった。
が、ここで印象に残ったのが天井を見上げたときのこと。
ネジが一箇所、とまっていない…。
家主さんのことを考えると心配になった。
でも、現場の方にも伝えたが、あまりはっきりとした答えがなかった。
このまま、完成へ…ということはないと思うのだが、これから自分たちの家でも同じような状況に出くわすかもしれないので、失礼かと思ったがさらに質問させていただいた。
「今の状況は上棟完成確認(つまり、ねじが全て止まっているか)が終わった段階ですか?それともこれから確認されるんですか?」
「これから確認する予定。」
「もし、自分たちの家を建築中に、このようなことを見た場合、すぐにお話させていただいてもよいですか?それとも、確認されたのを待ってから申し上げたほうがよいですか?」
「いえ、すぐに言っていただいてよいです。」
あまり、心配しすぎても仕方ないし、伺いたいことは伺えたのでそれで質問は終わりにさせていただいた。
実は私は以前の仕事が、ある状況をチェックする、というのだった。
性格的に穴だらけで適当な私が、そんな仕事をしていたとは、今思うと大変申し訳ないような感じである。
仕事では、何かその状況に不適事項があると、「そこをこのように改善してください」みたいに伝えていた。
そんなとき、相手はすぐにメモされたり、改善方法をおっしゃる方が多かった。
多分、そういう経験が私に刷り込まれているので、「ああ、これに関してはこのように対応しますよ」みたいな返事を伺いたかった、と思ってしまったのだ。
そんな風に考える参加者は通常いないだろうし、後で少し申し訳ないように思った。
また、外ではタイルを貼った壁面の耐火実験をしていた。
パナホームの場合、家の壁はタイルをはるか、通常の壁にするか選択できる。
パナホームのタイルは半永久的にメンテナンスフリーなのだが、さらに耐火性にも優れている、という説明である。
また、タイルの面を高温で(温度計で温度も示してくださっていた)加熱しているのに、反対側(つまり室内にあたる部分)はほとんど熱くなかった。
耐火実験のとき、説明の方の隣に社長さんがいらした。
説明の途中で社長さんが自然に温度計を持ったり、説明の方のサポートをされていたので、「社長さんも営業等で地道に働かれた経験がおありの方なんだなあ(初めからパナホームで社長さんだったわけではない、という意味)」と思った。
このことは夫も印象に残ったようで、後で私に話していた。
③昼食
昼食会場へ行く途中、バスの中では例のタイルについてのビデオ上映があった。
このタイルは光触媒の作用で、光があたると汚れが落ちる優れものである。
ある大学教授が発明したらしい。
発明した当初は日本の学会から「そんなことはありえない、勉強しなおしてこい!」と言われたそうな。
それで外国の雑誌に投稿し、みごと掲載され、さらに脚光をあびたらしい。
光触媒のタイルがすごいのは当然だが、その一連のドラマが面白く感じた。
昼食はホテルの一室でお弁当だった。
ご招待の見学会なのに、ホテルでお食事とは驚いた。
お弁当の内容もおかずが多く豪華だった。
(ローストビーフも入っていた)
ここでは他の営業所の団体も一緒に昼食をいただいた。
④完成入居宅見学
入居されて数年たった家の中を見せていただいた。
旭化成でも入居宅見学に参加させていただいたが、今回もすごいなあ、と思ったのは家主さんの説明のうまさである。
今回は人数が多かったので、奥様から説明を伺うチームと、ご主人から説明を伺うチームで分かれたが、お二人ともうまい。
ここのお宅で私が覚えている特徴は
・壁の塗り替えがいらないから、パナホームに決めた。
・太陽光発電とオール電化
・トイレと洗面所が2箇所ある
ということ。
特に、太陽光発電とオール電化については、電気代が安く済み、大満足らしい。
太陽光発電は、電気を東京電力に売ることもできる。
後で聞いた話だが、太陽光発電の器具は180万円かかる。
また、10年ごとくらいにメンテが必要。
うちのようにガスと併用家庭では、どのくらいお得になるかは未知数のようだった。
トイレ洗面所2箇所については、家族が多いため。
うちはまだ、子供もいない状態なので考えたことがなかったが、子供が何人かできて、大きくなったらトイレ洗面所1箇所は、朝が大変かもしれない、と初めて気がついた。
この見学のとき、私たちは自分たちの家の壁、フローリング、周り淵、ドア等の色を決めていたときだったので、それを中心に見せていただいたりもした。
「色を決めるとき、どのように選んだんですか?」
と伺ったら、奥様は好みがはっきりされているようで、あまり迷うこともなかったようであった。
⑤完成現場見学
これは、今、販売中の建売住宅内の見学だった。
横浜市内に都筑の杜、という高級住宅街を数社のメーカーでつくっている。
たしか、ここの住宅街の家は全て億単位の値段。
みんなで「すごいねえ」と言って見学した。
使っている材料(フローリングや建具等)もとてもよいものらしかった。
これで見学は終了だった。
実際に設計段階にこのように見学させていただくことは、とても参考になり、ありがたい見学会でした。
どうもありがとうございました。