明るい乳がん生活&子宮体癌生活(の、予定)

~~2006年11月告知、12月手術、明るい生活を送っていこうと決めました!愛猫たちと頑張る!~~

年末年始をまとめて。

2021-01-03 18:04:12 | 子宮体がん 1年目2020
何度か、あぁーブログ更新しなきゃーと思いつつ、サボりグセが出ちゃいました。
ぼちぼち元気です。

12月20日は義姉の納骨式。
由緒正しきお寺の広くて寒々しい本堂でお経をあげていただき、お墓に移って納骨。
身も心も冷えきり、帰ってきたらノックダウンでした。

12月27日は、23日から25日の抗がん剤入院を経て、いつものごとくノックダウン。
わりと便秘の付き合い方がわかり始めてる気がするのですが、いかんせん、回数が増す毎に蓄積されることがあります。
それは、足のリンパを取っているせいもあると思われますが、大変脚力が劣ってきてます。
階段がね、一番天敵。降りられるんだけど上りがきつい。足が上がらないうえに、頑張ると動悸+息切れがすごいの。

そういえば、23日の入院前に左下の奥のはぐきがズキズキしだして、痛くなったり大丈夫だったりを繰り返した挙げ句、どうにもこうにもダメな状態になったので、覚悟して歯医者さんに電話して「一番早く取れる予約日でお願いします」と言ったら、取れた予約が前日の22日。
あっちゃーと思いながら行きました。
相方に「先生にちゃんと抗がん剤治療のこと、言うんだぞ」と念押しされながら。
ビクビクしながら、おじいちゃま先生に告白したら「あ、そうなの。はい、口開けて」と普通対応。以前乳がんの時に抜歯してもらった時は「治療中だからやめとこうか」と言われたことがあるのに。
そして、虫歯か歯周病かと思ったものは、噛み合わせによるずれの傷みらしく、ずっと放っておいた抜けた齒をかぶせる治療を、抗がん剤治療が終わってから始めましょう、と優しく言われたのでした。で少しはマシになるように、噛み合わせの悪い上下の齒を少しだけ削ってくれました。

入院した時も主治医に話したら「え〜っ、別にすぐ治療してもいいですよ〜」と言われました。
抗がん剤治療、ときどき何がOKで何がだめなのかわからん。
薬剤師の先生も気の毒そうに「ロキソニン、出しておくから痛かったら無理しないでね」って。

5回目のメインイベントは、24日クリスマスイブの朝、点滴の針がいつもなら楽々一発で入るところが、なんと7回も刺し直されたこと。

最初の先生は礼儀正しい、いかにものスポーツマン風。大抵は研修医さんが練習のために来ます。
彼はとても礼儀正しく、私の左腕をくまなく見て、意を決したかのように「チクッとします、いちっ、にっ、さん!」と針を入れるのですが、一回目は水を通してみたら「あっ!漏れてる!抜きます!」
わたし的には(えっ?!)
2回目は刺されてグッと入れられた瞬間「いっっったーーーい!!」滅多に叫ばない私ですが余りの痛みに声が出た。(後で同室のお友達になった子が「止めたげてーーー!」って心の中で叫んでたらしい、笑)
「えっ?本当に?」(←この時点でまだ抜いてくれない)
「痛い、痛い、センセ、ホントにイタイーー」
抜いてくれた時、涙ぐんでました、私。
そして3回、悲壮感をおびた先生が「今度ダメだったら別の先生と変わります…」
なるほど、研修医のチャンスは3回までなのか。
気づけば余りの遅さにもう一人女医の研修医さんがそばで見守ってる。
でも、3回目に彼が選んだ場所はちょっとそこは無理なんじゃないの、と思われる場所。
でも、ラストチャンス、「先生、頑張って!」とエールを送る。
スッと針は入ったが………、「すみません、血管がありません」えっ?!ププッ、この場所だもんね。

研修医二人が「もう、こうなったら、北野兄さんを呼んでくるしかない!」と話し合っている。
そっか、北野兄さんなら何とかしてくれるか。
二人が走り出したのを見送る私。無事に北野兄さんを連れてきてくれ、と祈りました。

程なくして、戻った二人が連れてきたのは北野兄さん…ではなく、別の先生。この先生は研修医ではなく、新人さんランクのお友達の主治医。若くてうっかりさんな彼の顔を見た時の私は(あぁ〜、キミが来ちゃったかぁ〜)、でも拒否はしないよ。さぁ、打ってくれたまえ、な気分。
一回目は失敗、2回目はなんと手の甲に。でも別段痛くなくて、オッケー!

さぁ、ようやく点滴。看護師さんが繋いでくれたら、アララララ、不思議、点滴が一滴も落ちてきません。
手のひらをいろいろ捻ってみたら、グリンと変な体勢で手のひらをひねってないと落ちてこないことが判明。まさか、4時間、この態勢で?

看護師さんが「北野先生、呼んできます!」
おぉー、ようやく北野兄さんに会えるわーと思っていたら、先生登場。

「ごめんね、いっぱい刺したから血管が…」
あちこちに貼られた止血の丸シール。

いえいえ、何としても刺していただかなくては、私も困ります。
「ここ、も一回挑戦させてね」
うん、うん、いつもならその辺りで一発で刺せちゃう場所。
ダメでした。何度も刺したせいで血管もグチャグチャ、わからなくなってるらしい。
腕を返して血管を見ていた先生が、
「ここ、いい血管なんだけど…、うねっているけど、やってみるね」

で、ようやく成功。

点滴が始まる頃には疲れ果てていつの間にか寝ちゃったよ。(笑)

研修医さん、私達を練習台に頑張って一日も早く血管探しのプロになってくだされ。
看護師さん達に何度も謝られたけど、数をこなさないとプロには なれないよねー。
「いいんですよぉ、これで上手になってもらったら」というと「優しい〜!」と言われました。(笑)怒る人もいるんかな。

イブの夜はちょっとご馳走。





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