今からほぼ一年前に購入した,当時すでにそこそこ型落ちのノート PC をようやく今年の三月下旬に使い始めた。
とにもかくにも TeX は欲しい,ということで,TeXlive という,それをインストールするだけで,自分で何も設定することなくすぐさま TeX 環境が整う,非常にありがたいパッケージ一式を利用させていただいた。
その時は自分の PC にインストールするのに二時間半くらいはかかった記憶がある。ただ,その時に生成されたフォルダの更新日時を見てみると,一番古いのと一番新しいのとの差は一時間ちょっとなので,記憶違いかもしれない。
それはともかく,TeXlive 導入後しばらくして,計算手順が読み手に分かりやすいように行列の行や列に色を付けられないかなと web 上の情報を調べてみたところ,nicematrix というおあつらえ向きのパッケージがあることを知ったので,さっそく試してみた。
ところがである。ネット上で見つけた nicematrix のマニュアルに載っている魅力的なサンプルを自分の TeX ファイルにコピペしても,TeX をかけたときにエラーメッセージが出て通らない。pNiceMatrix という nicematrix の独自の環境のオプションとして first-row というのをマニュアルの真似をして書き込んでも,pNiceMatrix という環境にはそんなオプションありまへんというエラーメッセージが出る。それならばと,pNiceArray とう別の環境で代用しようとしたら,今度はそんな環境ありまへんという。
なんじゃこりゃあ!!
Web で見つけたマニュアルの日付は 2020 年の 4 月 6 日とあり,古くて開発が止まっているどころか,ついこの間にも nicematrix パッケージはアップグレードされたばかりのようだ。
もしや,公式のマニュアルだと信じて疑わなかったその文書は,実装されていない機能の予告編だったとでもいうのか・・・?!
確か 5 月の上旬あたりからこんな風にモヤモヤと頭を悩ませていたのだが,昨日やっと気が付いた。
待てよ。確か TeXlive は4月よりも前にインストールしたんじゃなかったっけ・・・?
それでなんでそれより後の日付のマニュアルを参照しているのだ自分は・・・?
そう,Windows キー+r で開いた窓に texdoc nicematrix と入れると開くマニュアルは,日付が1月28日でした・・・。
というか,web で繰り返し nicematrix と入れて検索して何度もマニュアルファイルを開いていたけど,3月の日付のバージョンも見たような気がする。まさに今,リアルタイムで nicematrix の作者の方が活発に改良を繰り返している最中なのだった。
そう気づいた私は,nicematrix パッケージの更新という新しいフェーズへと移行することを決意した。
ところが,PowerShell にネットで調べたコマンドを打ち込んでもエラーメッセージらしきものが表示されてアップグレードされた感じがまるでしない。
どうやら,私が3月にインストールしたのは TeXlive 2019 で,現在,最新のバージョンは 2020 になっているようなのだ。
このように,TeXlive の年次が変わった場合は,新規に新しい TeXlive をまるまるインストールするものらしい。
というわけで,iso イメージというのをダウンロードして,寝ている間にインストールが完了してくれたら嬉しいなーと思ってポチったのが本日 2時ちょうどくらいである。
その後,なかなか寝付けず,だらだら起きていたら,時々 PC がスリープ状態に入ってしまうので起こしつつ,あれー,まだインストール完了しないのかー,を繰り返していたら,すべてが完了したのはどうやら 5時41分のことだったらしい。ようやくその頃私も眠りについたのだったように思う。
途中で PC がスリープモードに本当になってしまっていたのかどうかわからないが,実に 5 時間近くもインストールに時間を要したことになる。
すべては自動で処理されるので,これほど長時間かかっても張り付かなくちゃいけないわけではないから別段困らないはずだが,インストール中はなんだか落ち着かない気分になるので,頻繁にはやりたくない作業である。
ちなみに,改めて texdoc nicematrix と打ち込んで表示されるのは3月23日のマニュアルである。そういえばこれを前に見たんだっけか・・・?
それとは別に,今ブラウザで検索してみると,ネット上で見つかるのは5月8日版のマニュアルである。
えー,てことは今度こそ手動アップグレードが必要なのかな・・・?
ひとまずこんなところである。
とにもかくにも TeX は欲しい,ということで,TeXlive という,それをインストールするだけで,自分で何も設定することなくすぐさま TeX 環境が整う,非常にありがたいパッケージ一式を利用させていただいた。
その時は自分の PC にインストールするのに二時間半くらいはかかった記憶がある。ただ,その時に生成されたフォルダの更新日時を見てみると,一番古いのと一番新しいのとの差は一時間ちょっとなので,記憶違いかもしれない。
それはともかく,TeXlive 導入後しばらくして,計算手順が読み手に分かりやすいように行列の行や列に色を付けられないかなと web 上の情報を調べてみたところ,nicematrix というおあつらえ向きのパッケージがあることを知ったので,さっそく試してみた。
ところがである。ネット上で見つけた nicematrix のマニュアルに載っている魅力的なサンプルを自分の TeX ファイルにコピペしても,TeX をかけたときにエラーメッセージが出て通らない。pNiceMatrix という nicematrix の独自の環境のオプションとして first-row というのをマニュアルの真似をして書き込んでも,pNiceMatrix という環境にはそんなオプションありまへんというエラーメッセージが出る。それならばと,pNiceArray とう別の環境で代用しようとしたら,今度はそんな環境ありまへんという。
なんじゃこりゃあ!!
Web で見つけたマニュアルの日付は 2020 年の 4 月 6 日とあり,古くて開発が止まっているどころか,ついこの間にも nicematrix パッケージはアップグレードされたばかりのようだ。
もしや,公式のマニュアルだと信じて疑わなかったその文書は,実装されていない機能の予告編だったとでもいうのか・・・?!
確か 5 月の上旬あたりからこんな風にモヤモヤと頭を悩ませていたのだが,昨日やっと気が付いた。
待てよ。確か TeXlive は4月よりも前にインストールしたんじゃなかったっけ・・・?
それでなんでそれより後の日付のマニュアルを参照しているのだ自分は・・・?
そう,Windows キー+r で開いた窓に texdoc nicematrix と入れると開くマニュアルは,日付が1月28日でした・・・。
というか,web で繰り返し nicematrix と入れて検索して何度もマニュアルファイルを開いていたけど,3月の日付のバージョンも見たような気がする。まさに今,リアルタイムで nicematrix の作者の方が活発に改良を繰り返している最中なのだった。
そう気づいた私は,nicematrix パッケージの更新という新しいフェーズへと移行することを決意した。
ところが,PowerShell にネットで調べたコマンドを打ち込んでもエラーメッセージらしきものが表示されてアップグレードされた感じがまるでしない。
どうやら,私が3月にインストールしたのは TeXlive 2019 で,現在,最新のバージョンは 2020 になっているようなのだ。
このように,TeXlive の年次が変わった場合は,新規に新しい TeXlive をまるまるインストールするものらしい。
というわけで,iso イメージというのをダウンロードして,寝ている間にインストールが完了してくれたら嬉しいなーと思ってポチったのが本日 2時ちょうどくらいである。
その後,なかなか寝付けず,だらだら起きていたら,時々 PC がスリープ状態に入ってしまうので起こしつつ,あれー,まだインストール完了しないのかー,を繰り返していたら,すべてが完了したのはどうやら 5時41分のことだったらしい。ようやくその頃私も眠りについたのだったように思う。
途中で PC がスリープモードに本当になってしまっていたのかどうかわからないが,実に 5 時間近くもインストールに時間を要したことになる。
すべては自動で処理されるので,これほど長時間かかっても張り付かなくちゃいけないわけではないから別段困らないはずだが,インストール中はなんだか落ち着かない気分になるので,頻繁にはやりたくない作業である。
ちなみに,改めて texdoc nicematrix と打ち込んで表示されるのは3月23日のマニュアルである。そういえばこれを前に見たんだっけか・・・?
それとは別に,今ブラウザで検索してみると,ネット上で見つかるのは5月8日版のマニュアルである。
えー,てことは今度こそ手動アップグレードが必要なのかな・・・?
ひとまずこんなところである。
回復しているはずなので,多分警告は出なくなっていると思います.今,講演の後の手直しをした pdf を同じ URL に上書きしました.
書き間違えは,typo ではなくて,技術的な細部でした.
実はこの間違えもそうなんですが,講演の後に,ちょっと講演で話たこととかみあわない質問をうけて,かなりへこんでしまったのですが,これは本人に,そのことを言ったところ,自分の質問は単に naive なものだった.いまあなたのの論文を読みなおして,研究の方針を理解したし,それが正しいと思う,という返事をいただきちょっとほっとしているところです.
ちょっと覗いてみようと思いましたが,閲覧者であるこちらがサイトの所有者に攻撃できる可能性がある旨のブラウザの警告が出たため,遠慮させていただきました。
書き間違いは,クリティカルなものでなければ,公園発表の場などでは角(̚カド)が立つので,誤字指摘厨の私ですら基本的にははばかります。もっとも,これは日本人的な感覚ですので,海外でもそうなのかはわかりません。
専門家相手の発表であれば,多少の誤字脱字などは聞き手が脳内ですぐさま補正するでしょうから,わざわざ指摘するまでもないという判断だった可能性もあります。
きちんと聞いてくれていなかったのでは,と考えると悲しくなりますが,これらの解釈のいずれかの可能性もあると思います。ご参考まで。
https://fuchino.ddo.jp/slides/wroclaw2020-06.pdf に置いてあります.
無事に発表を終えられるよう,お祈り申し上げます・・・。