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アメリカ National Park巡り~その3 ブライスキャニオンとホースシューベンド

2018-09-06 | その他
ユタ州のフォーコーナー(Four courners)にあるナショナルパークで知られているもうひとつが、ブライスキャニオン(Bryce Canyon)です。

ネバダ州のラスベガスから車で約5時間くらいのところにあります。

ユタに入るあたりから土がどんどん赤くなっていき、海抜約2400m~2800mまで上がると公園に到着。

こんな風景が広がります。

    

ここもコロラド高原ですが、長年の浸食により土の柱ができて、こんなおもしろい風景になりました。

今まで見たこともない風景に目が釘付けになります

この土の柱は'Hoodoo'と呼ばれるそうですが、本来'Hoo Doo'っていうのは日本語で「うらめしや~」っていう意味なんだそう

土の中らから「うらめしや~」って柱がにょきにょき出てくる風景を想像して楽しくなりました

その中でも目立つ柱が「雷神のハンマー」と呼ばれるひときわ大きなHoodoo。



右どなりに3つ見える柱は'Three Sisters(三人姉妹)'と呼ばれています。

この風景をこの高さを見るまでには、公園入口のリム(rim 縁)から徒歩で下っていかねばなりません。

相変わらず柵がまったくないリムから下を除くとたくさんのハイカーが黙々と歩いているのが見えます。

  

私も下ってみましたが、日よけ場所がほとんどないのと、その暑さ、おまけに高所ということもあって、途中でギブアップしました

    

次に訪れたのが、アリゾナ州の「ホースシューベンド Horseshoe Bend」-コロラド川が馬の馬蹄(Horseshoe)のような形で急カーブを描いた場所です。写真を見て、是非訪れたいと思ってました。

宿泊したペイジという街から89号線を6キロほど走ったところに入り口がありますが、大きな看板があるわけでもなく、オフィスがあるわけでもなく、監督している人が立っているわけでもなく、道路から砂漠を見てて「あの車のかたまりはなに?」という感じのところです。

このホースシューベンドに行きつくまでには、駐車場から赤い砂の上を約15~20分、それも炎天下を歩かなくてはいけません。



一ヶ月前には熱中症で一人亡くなったとのことで、駐車場にはこんなサインが。

 
①最低一本の水必要 ②サンダルはだめよ ③帽子をかぶること、と書いてあります。

それでもビーチサンダルの人がいて、途中で歩くのを断念してました。ちゃんと言うことを聞きましょう 

しかし砂の上はただでさえ歩きにくいのに、どんどん砂が靴にはいってきて、歩きにくいことこの上ないのですが、やっと着いてこの景色



疲れがふっとびます

ここも全く柵がなくて、正直、とても下を覗く勇気はありませんでした  

高さ約300mです。

滑落で亡くなった観光客もいるそうですが、それもこれも「自己責任」というところがアメリカです。


   

それにしても自然がおりなす力というものは想像を超えます。

この美しい風景を後世に残すためにも、みんなでルールをきちんと守っていきたいものだと思いました。

「1000年前と今と1000年後の姿」が同じであることを目指しましょう