英語と子育て

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「英語落語」の魅力

2014-07-18 | 英語学習
私の父は落語が好きで、晩年まで月に一回、落語を聞きにでかけていきました。

亡くなった後、遺品を整理していたら落語のカセットテープがわんさとでてきました。

そんな父の影響で、私も子どもの頃からテレビやラジオで落語になじんでいましたし、息子たちもテレビ番組の「笑点」をみたりして「座布団一枚!」とよく叫んでいました。

さて、そんな落語を英語教育に取り入れた方がいらっしゃいます。

ニックネーム「ガメラ」こと池亀葉子先生。「今、ガメラと聞いてわかる人も少なくなりましたけどね」とおっしゃる池亀先生は関西でご活躍する児童英語講師です。

先日NPO フィール・ザ・ワールド主催の「トップセミナー:英語落語」でその池亀先生のお話しを聞いてきました。

落語はみなさんご存じのように次のような特徴があります。

 座布団にすわって小噺をします。
 一人で何人もの役をこなします。
 役によって上座、下座と視線が異なります。
 てぬぐいと扇子を小道具として使います。

そして何より、
 意味を伝えるために表現力を必要とします。

今回、がめら先生がしょっぱなから披露してくださった’The monkey ’という小噺は、ものすごく簡単な英語で意味がわかりますし、状況が手に取るようにわかる。

そして、なにより会場が「爆笑の渦」です 

こんな単純な話なのに、こんなにおもしろい

早速、帰宅して夫に披露したら、思いのほかウケたので嬉しかったです 

プレゼンテーションに必要な言語要素の「声のボリューム」「声色」に加えて、非言語要素である「顔の表情」「アイコンタクト」「ジェスチャー」についてスキルアップするのに、もってこいの方法だと思いました。

子どもたちがどんなふうに英語落語を披露しているか、動画をみていただくとわかります。

落語を披露する子どもたちの表情、キラキラしていますね。

私のスクールでもこの素晴らしいエッセンスを是非とりいれたいものだと思いました