英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

レッスンあれこれ

2022-07-07 | レッスン風景
暑い毎日ですが、レッスンに参加している子どもたちを見ていると、暑さも忘れるほど笑えることがあります。

レッスン風景 その1

やる気満々の帰国子女クラスの三年生たち。

本日のJournal writingのトピックは、3 wishes.

お願いごと3つ考えよう!



  いろんなアイデアをbrainstormします。

何かなぁとそれぞれが考えてたら、

「マスクだ、マスク」

「そうそう、マスクはずすこと!」

「一日中はずすこと!!」

と、みんなが言い出しました。

‘I want to be rich.’と言った私とは違って

今の時代を生き抜いてる子どもたちの切なる願いです

レッスン風景 その2

9人中6人が男の子の中学1年生クラス。

M先生 'What do you think easy-going means?' 「easy-goingってどういう意味だと思う?」

子どもたち
「簡単に。。。。。行く、ってことか
  ↓
「ああ、近道ってことか!
  ↓
「ショートカットやな、ショートカット!

M先生 「う~ん、悪くないけど、違うかな

暑くても子どもたちのパワーは全開です

伝わる英語表現

2022-06-09 | 英語学習
あらゆる場面で「多様性」が叫ばれて久しいですが、言語の上でもこの多様性を日々学んでいます。

「そんなこと、言わんでもわかるっしょ」という日本語文化と「そりゃ、言わんとわからんよね」という英語文化のギャップを改めて感じた一冊。




今の仕事を始めた頃、言った言わないで外国人従業員とトラブって悔しい思いをした経験の数々を思い出します。

日本語は抽象的、あいまい
英語は具体的、構造的

と真逆なことがよくわかります。

著者は第一線の通訳者ですが、日本語⇆英語の練習問題が面白い。
へえ~~と思うことばかりです。

例えば、クリントン前大統領の「退任後の計画は?」の答え
  ↓
I’m going to be happy by doing what I want to do.

日本語にすると、
「まぁ、悠々自適に過ごします。」
なんて具合になるほど、日本語は漢字、四文字熟語が出てくるんですね。

日本語は、ひらがたとカタカナもさることながら漢語(漢字の熟語)が本当に多いです。

小学校時代から一生懸命覚えるのはこのためですね。

この「悠々自適」を
日本語→英語、にはなかなかできない🤔

で、私なりの結論は

「日本語って難しいわ」
でした🥺

古い本ですが、去年再びベストセラーとなった一冊です。

多読活動

2022-05-21 | 英語学習
ゴールデンウィーク中に久しぶりに洋書を読みました。

正直なところ英語の本を読むのは得意ではありません。学生時代はある程度必要に迫られて読んでいましたが、昨今はと~んとご無沙汰していました。

でも友人が「すごくおもしろいからぜひ読んでみて」と勧めてくれました。

それがこの本 ↓  在日韓国人四世代を題材にした'PACHINKO'


翻訳も出ているのですが、それがまた高いので洋書を買ってみました。

とっかかるまでちょっと時間がかかりましたが、読み始めたらおもしろくてとまりませんでした。

580ページを一気読みです。そして久しぶりに英語の本を読む楽しみを思い出しました。

     

私のスクールでも「多読活動Extensive reading」をおこなっています。

この目的は英語の読む力をつけることにありますが、それ以上に「読む楽しさ」を味わってもらうために、子どもたちは時間をかけて本を選び、毎週借りていきます。

帰国子女の保護者から寄贈していただいた図書も多く、どの本も魅力的ですし、本国で人気のある本が集まりますので、大変ありがたいです。

  これらの本棚が2本

この本↓はとても人気があるシリーズ。'Winpy Kids'というのですが、挿絵もあったり、子どもの日常が描かれていて楽しいです。


子どもの読書離れが進んでいるといわれて数年が経ちますが、素材次第で子どもたちはまだまだ読書を楽しめるのではないかと思いますし、そういうチャンスをたくさん与えてあげたいと思っています。


自分をアピールしよう

2022-04-28 | 英語学習
新しい年度がスタートし、新学期がはじまりました。

スクールでは一年以上も待っていた新しい外国人講師が次々来日して、とても賑やかになりました。

 KEC英会話スクールのguy teachers

待っている私たちも忍耐が必要でしたが、待たされている彼らも本当に忍耐強く国境が開くのを待っていたので、来日して最初に逢った時はお互い興奮してしまいました

始めて逢う時にはまず自己紹介をします。

クラスでも先生がまず自己紹介をし、子どもたちも自己紹介をします。

昨年度より、「魅力ある自己紹介をしよう」を目標のひとつとしています。

自己紹介は相手に自分を覚えてもらうためにするので、名前だけ言っても覚えてもらえないですね

ですから、性格とか、ニックネームとか、意外なこと、とか、何か印象に残ることを伝えるようにしよう!と子どもたちには声をかけています。

語彙としては、

friendly
curious
hardworking
positive

など、自分のよさを伝えてみることから練習しています。

ある生徒は、「コンビニが好き」で、どこのコンビニが好きか、その理由まで述べてくれた子がいて、おもしろいなあ~と思いました。

その子の名前はすぐ覚えました

これは子どもたちだけじゃなくて、私たち大人も同様、自分をアピールできるような自己紹介ができるといいですね。

私は名前の漢字の意味を伝えて、名前を覚えてもらうようにしています 

みなさんはどんな工夫ができますか?

世界に羽ばたく卒業生

2022-02-19 | 英語学習
2000年からスタートとした国際理解教育を軸に、スクールのゴールを「世界に通用する人材を育成する」としてきました。

「英語学習」を「やらされている」のではなく、また受験のためでなく、「英語で何をするのか」ということを子どもたちに考えてほしいと常々思っています。

今までにたくさんの卒業生が社会や世界に飛び出して、活躍しています。

さてNPO Feel the World主催のツナガルプロジェクトでは、3月6日(土)にいよいよKEC英会話スクールの卒業生、佐藤仁美さんが登壇します。

彼女はスクールに7年間レッスンに通ってくれました。

幼児クラスで接した外国人女性講師の金髪が美しくて、私に「先生、きれい!って英語でなんというの?」と聞いてきました。

'Beatiful'っていうんだよ、と伝えると、彼女はそれを言いに行きました。

先生がにっこり笑って'Thank you.'と言ってくれたのが嬉しかったそうです

ここから、彼女の道がスタートしました。

小学校中学年では、壁にあたったり反抗期もあったりでしたが、小学校卒業まで継続して通ってくれました。

「継続は金なり」です 

その後、高校、そして大学へ進みましたが、大学時代に留学を通して国連や世界貢献のあり方について考えたそうです。

詳しくはこちら ↓
(この投稿「活躍する卒業生」は英語を教え始めた頃に書いてもらいました)

現在、名古屋市の中学校で英語を教えていますが、KECの「世界に通用する人材を育成する」というゴールを達成して活躍しています。

私たちは「なんのために英語を学ぶのか?」という原点に戻って、ひとりでも多くの方々に参加してほしいと思っています。

奮ってご参加ください!!