日々雑感

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胃の集団検診

2010年07月09日 | Weblog
胃の集団検診

保健所から集団検診の通知が来た。バリュームを飲んでレントゲン撮影するだけだが、やはり緊張するものだ。
検査前と検査の後では血圧の上がり具合が違う。


僕は20代で、胃の全摘手術を受けた。50年も昔のことだから、腸が胃の替わりをしているのだろう。全摘以後、食べ物に変化が起こった。

甘いものは、和洋を問わず、欲しいとは思わない。まんじゅうも、ケーキも、一切欲しいとは思わない。
酒は1滴も飲めなくなった。胃がないから小腸へ直通で5分もたたないうちに、体中にアルコールが回るから多分。急性アルコール中毒を起こすのだろう。体を寝かせてないと座ったり立ったりしていると目が回る
油ものテンプラ類を食べると、冷や汗が出る

こうして若い時に胃を失ったのでそれ以後、食事は粗食一本にして、毎日定量を規則正しく食べているそのおかげで50年間、体重は、55キロ前後である。

一度だけ、インドをひとり旅した時、食べる物が口に合わず、1カ月間で10キロ痩せて、帰国した。その時ぐらいで、あとは、またもとの55キロに戻り、この線をうろちょろしている。

今になって考えると、胃の全摘という。1病のおかげで、1病息災で、大した病気はしない、糖尿病や高血圧メタボという持病はなく、毎日を年齢に相応しい行動することによって、それなりに元気に、うち過ごしている。

それでもやっぱり胃の検診を受けると言うのは、どこかに、胃がんに対する恐れを心の中で、持っているからだろうか。

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