茶の湯
あるお寺から初釜のご招待状が届いた。喜ばしいことだが、欠席欄に丸をつけて丁重にお断りした。
恥ずかしいながら、茶道に関してはこれっぽちの知識もないし、経験もない。今までお茶を楽しんだのは西大寺の大茶盛りくらいで、テレビやその他の映像でみる茶器類には一切触れたことがない。
点てたお茶を一服口に含み、上品な和菓子を口に入れると、お茶の香りとお菓子の甘さが口いっぱいに広がって得もいえぬ気分になり幸せを感じるらしい。そしてそれがお茶の醍醐味らしい。誠に優雅な催しである。
一昔前には華道茶道はたしなみの一つとして、娘さんの嫁入り道具の1つであった。
現代は師範の免状を持って嫁入り道具の一つとしている人なんかいないのではないか。
戦国時代千利休の茶碗一個が一国に値するなどともてはやされたらいい。
茶のたしなみは武士の必須科目みたいだった時もあるらしい。
現代でも茶の湯を楽しむ人はたくさんいると思うが、生活レベルの違う僕にはこのたしなみが、自分に合うとは思えない。
明日の命もわからない時代に、武士が茶の湯を楽しんだ心境って本当のところはどこにあったんだろうか。
あるお寺から初釜のご招待状が届いた。喜ばしいことだが、欠席欄に丸をつけて丁重にお断りした。
恥ずかしいながら、茶道に関してはこれっぽちの知識もないし、経験もない。今までお茶を楽しんだのは西大寺の大茶盛りくらいで、テレビやその他の映像でみる茶器類には一切触れたことがない。
点てたお茶を一服口に含み、上品な和菓子を口に入れると、お茶の香りとお菓子の甘さが口いっぱいに広がって得もいえぬ気分になり幸せを感じるらしい。そしてそれがお茶の醍醐味らしい。誠に優雅な催しである。
一昔前には華道茶道はたしなみの一つとして、娘さんの嫁入り道具の1つであった。
現代は師範の免状を持って嫁入り道具の一つとしている人なんかいないのではないか。
戦国時代千利休の茶碗一個が一国に値するなどともてはやされたらいい。
茶のたしなみは武士の必須科目みたいだった時もあるらしい。
現代でも茶の湯を楽しむ人はたくさんいると思うが、生活レベルの違う僕にはこのたしなみが、自分に合うとは思えない。
明日の命もわからない時代に、武士が茶の湯を楽しんだ心境って本当のところはどこにあったんだろうか。