日々雑感

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テポドン2号

2009年04月06日 | Weblog

テポドン2号

ついにというか、やはりと言うべきか、前からわかっていたことだよと言うべきか、北朝鮮がミサイルを打ち上げた。
平和を希求するなんて言葉には空しいものを感じる。

世界各国の体制がどうあろうとも、打ち上げる事によって外交交渉のカードを手に入れようとするのは、やくざもののすることがである。東北アジアの平和を乱す行為で断じて許すわけには行かない。それ相応の制裁の受けて当然である。地球上の、だにみたいなやつが、居丈高に居直り、それに対して何も出来ないもどかしさは、ストレスを倍増する。
今まで長年の交渉を見ていると、北朝鮮と交渉するというのは、もはや不可能ではないか。国内から革命がおこり、現体制をひっくり返すことなど望むべくもない。とすればやはり国連の決議を盾と言うことになろうが、これも実効性がないように思える。

つまり北朝鮮には痛くもかゆくもない。犬の遠吠えにしか聞こえない。何回違反して何回非難決議がされようとも気にしない国に取ってはそれは馬耳東風も良いところである。つまり実効が伴わないから効き目がない。そしてこれが現時点での世界の英知の結集である。そしてこれは何の解決策にも成らない。こういう事をやって北朝鮮に武器の質の向上や核開発を進める時間的余裕を与え、ますます増長をさせることしか、この種の問題の解決策はないのだろうか。

最悪だとは思うが、武器使用によって一挙に現体制を破壊して、困窮している人民を救うのも1方策ではあるまいか。有無を言わせずたたきつぶす事である。人道支援をしてみても、結果は原体制や、軍部を維持するため支援物資が使われるならば、それは人道支援ではなくなる。実のない支援は無意味である。
今まで日本は経済大国だと自負していた。しかし北朝鮮に対しては何の力も持っていない。外交カードを持っていない。日本から多額の賠償金をもらうことが、彼らの生きる道だなんて勝手に想像している向きもあるが、実効性のあるカードに成っているか。現時点では何の役にも立っていないではないか。実質北朝鮮が多額の賠償金をほしがっていても、そのことがかの国の対日外交が使ってきた場合の話である。彼らの強がりから言えばのどから手が出るほど欲しいと思っても、だから交渉カードを引っ込めると言うことはしないだろう。
ならず者にはならずものでもって対応するのが正当な交渉なのかも知れない。ならず者に紳士的対応は不要である。暴発すればそれはどのときこそ北朝鮮が自滅するときである。

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