日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

入り口があって出口が無いという話o

2020年11月18日 | Weblog
核のゴミ処分場問題

原発を使用開始するときに、生み出されるゴミはわかっていたはずだ
どういう理由で見切り発車して、原発運用が始まったのだろうか
入り口があって出口がないなんて常識では考えられないことだ。

しかし現実には原発は運用されたために、ごみがたまってその処理場に頭を痛めているのが現実だ。

放射能が消えてなくなるまでには10万年近くかかるという計算だが、
日本列島に人間が住み始めてからまだ10万年もたっていない。

この列島に人が住み始め他のは多く見積もっても2万年位昔のことだから、10万年の時間というのは途方もないことだとわかる。

10万年後のこの列島に果たして人が居るのやらは、わからないが、現在生きている我々の頭で考えると、放射能が消えてなくなるまで10万年の時間が必要というわけだから、10万年たつまでの間、我々の子孫に 置き土産として危険この上ない物騒なものを北海道に置いておくわけだ。
名乗りを上げた町村は地ならしとして 使われる最大20億円の交付金 に目がくらんだのだろう。

10万年先のことより今日明日の生活のほうが優先するという話も現実論としては説得力がある。が、すんなり同調できるかと自問すると、とんでもない事だという感情がわき上がってきてとても賛成できない。

火山列島と言われる我が国は地中に埋めると言うこと自体が危険の伴うことだから、近未来に事故が起こるかもしれない危惧を抱きながら生活をするというのはいかがなものか。と思う。