レコードは持っているが、聞けない。.蓄音機もレコード針もない。.
しかしこのレコードには,思い出がいっぱい詰まっている。
昭和32年33年頃といえば、50年以上も昔の話になるが,僕は進駐軍の将校のクラブで働いていた。
場所は代々木練兵場の跡に作られたオフィサス・クラブ ・ワシントンハイツ である。
今は渋谷の NHK のあるところだが、ここでは毎晩、生バンド・オールブルーコーツ、
小島正夫さん指揮で、バンマスは小原重徳さんだったと記憶している。
夕方t8時頃になると、決まってオープニング曲が始まる。
グイレンミラー のムーンライトセレナーデ である。
この曲はクラブがスタートするのと同時に、クローズするときの最終曲にもなる。
この曲が演奏され始めると、片付けが始まる。そして1日が終わる。
ショウのある時は、屋根裏に上って照明係もした。勤務は5時頃から12時頃までだった。
今でも東京に行くことがあったら、青春の思い出の地・渋谷と原宿にまたがる NHK の辺りを
訪問することにして、再び青春の思い出を、いくつも思い浮かべては、胸が熱くなるのを感じる。
ムーンライトセレナーデとか、真珠の首飾りとか、グレンミラーオーケストラの出色の作品は
音色の美しさ、スケールの大きさが、目に輝くように鮮やかに蘇る。
たった一枚のレコードではあるが、グレンミラーの名曲と同時に、
青春の思いや悩みの諸々がふつふつと胸に湧いてくる。
この一枚のレコードは曲と同時に、僕の思いも録音されているのだろう。
たった一枚のレコードには思い出がいっぱい詰まっている。
残念なことに、このレコードも捨てるしかない。聞くことができないから 。
しかしこのレコードには,思い出がいっぱい詰まっている。
昭和32年33年頃といえば、50年以上も昔の話になるが,僕は進駐軍の将校のクラブで働いていた。
場所は代々木練兵場の跡に作られたオフィサス・クラブ ・ワシントンハイツ である。
今は渋谷の NHK のあるところだが、ここでは毎晩、生バンド・オールブルーコーツ、
小島正夫さん指揮で、バンマスは小原重徳さんだったと記憶している。
夕方t8時頃になると、決まってオープニング曲が始まる。
グイレンミラー のムーンライトセレナーデ である。
この曲はクラブがスタートするのと同時に、クローズするときの最終曲にもなる。
この曲が演奏され始めると、片付けが始まる。そして1日が終わる。
ショウのある時は、屋根裏に上って照明係もした。勤務は5時頃から12時頃までだった。
今でも東京に行くことがあったら、青春の思い出の地・渋谷と原宿にまたがる NHK の辺りを
訪問することにして、再び青春の思い出を、いくつも思い浮かべては、胸が熱くなるのを感じる。
ムーンライトセレナーデとか、真珠の首飾りとか、グレンミラーオーケストラの出色の作品は
音色の美しさ、スケールの大きさが、目に輝くように鮮やかに蘇る。
たった一枚のレコードではあるが、グレンミラーの名曲と同時に、
青春の思いや悩みの諸々がふつふつと胸に湧いてくる。
この一枚のレコードは曲と同時に、僕の思いも録音されているのだろう。
たった一枚のレコードには思い出がいっぱい詰まっている。
残念なことに、このレコードも捨てるしかない。聞くことができないから 。