日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

地獄変

2019年04月10日 | Weblog
飢えている人を見ると 芸術とはなんぞやと考え込んでしまう。

芸術にかかる費用で,飢えている人を一人でも助けたら、それは芸術以上の値打ちのあることではないか、と思うが、

芸術作品はその場で飢えてる人を救わなくても、幾世代にもわたって、

人を慰め、励まし、勇気づけることがある。

芸術作品はそのような力を持つ。

とはいえ飢えている人を前にして、僕は芸術作品制作に没頭することはできない。

飢えている人を横目に芸術を考えるほど、僕は芸術 には惚れ込んでいない。

芥川龍之介の地獄変の絵仏師良秀の真似は出来ない。

経団連が電力政策について提言

2019年04月10日 | Weblog
経団連が電力政策について提言をまとめた。

読んでみたが、腑に落ちないことが多い 。

まず第1に現在の人間の力では原子力がコントロールができないということ。

これが大前提にある。

放射性廃棄物の処理機がまだ決まっていないこと。

それに提言に対して解決策を示さないで、推進をしているところ。

これらは無責任の極みである。よくものを、うのうといえたものだ。

結局事故が起これば、すべて国民にツケを回す。これ以外に解決法はない。

そんな提言がまともな 意見として受け入れることができるだろうか。

彼はいう。議論が不足していると。しかし反対意見を言うと、それはエモーショナルな反対だという。これでは話にならない。愚かしい発言だ。

これでは聞く耳を持たないのと同じことである 。どこに議論が必要なんだ。

議論を深めれば賛成者が多くなるとでも思っているのか。

結論から言えば、提言そのものが、お粗末そのものである。

こんな連中に国民の生命っ財産を任せるわけにはいかない。

日本国は「国民の安心安全が第一」を必要としている。

責任の取りようのないものを動かして、事故が起これば、想定外だったと言い訳をしてツケを国民に回す。

今回の東電のやり方と同じではないか。自然条件だけでなく人為的な危険性も考えられるから、再考せざるを得ないのではないか。