日々雑感

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菅元総理への応援歌

2011年11月21日 | Weblog
菅元総理への応援歌

エイズ
ことの起こりはこうである。
1. 1975年世界保健機構は採血による感染の危険を重くみて、国内も献血でまかなうよう勧告した。ところが厚生省はこれを無視した。
2. 2,000人の血友病患者を感染させ400人以上の人の命を奪った提訴から7年、薬害エイズ訴訟は和解したがこれで救われるものは被害のごく1部でしかない。厚生大臣と製薬会社は医薬品による悲惨な被害を再び発生させないように最善の努力を重ねる。これが和解の勧告書。
サリドマイドで腕のない赤ちゃんが生まれ機能ホルモンで10,000人以上の人がスモン病にかかったそして今度はエイズ

厚生省や製薬会社、学者はこれらの火消しに躍起でこれからから何も学んでいない
理由
1. 経済的利益を今優先。死者の命は二の次
2. 情報を素早く集めて、手を打つ姿勢や仕組みについてかけており被害を大きくした
3. 患者や国民に知らせようという考え方にかけている
4. 薬の回収に手間取って犠牲者を増やした
5. 裁判中を理由に感染者への医療、生活の支援をしない

厚生省は専門家の判断を隠れみのに被害対策を怠る。
製薬会社は厚生省が販売停止などの措置を取らないのを口実に汚染製剤を売り続ける。
医師は感染の事実を患者に告げずに打ち続ける。
これらは皆もたれあいだ。もう構造的な問題である。一時的にしろ、薬事行政を厚生省からはずしたらどうか。
改正
1. 厚生省から製薬会社に天下りの禁止
2. 政策判断の番人病気や障害の当事者を加える
3. 現場に院方もどうコンセントを定着させ薬の情報を開示する
4. 厚生省のすべての審議会を公開して討議やデータの判断を広く専門家や国民の目にさらす。薬害が生じた場合、法的責任や原因究明とは別に即座に被害者の救済が開かれる体制をつくる

こんな状況の中で薬害エイズについて厚生省に風穴を開けたのは、当時の菅厚生大臣  だった。業界,厚生省の背後にいる政治家。どいつもこいつも正義感の欠如が甚だしく人の命を何と考えているのかと、僕は激怒した。だから菅大臣の働きはすごいと思った。自民党の歴代の担当大臣は誰も手を付けることが出来なかったからである。しかし彼はやった。
そして今回彼は福島事故に先頭に立って、活躍した。特に浜岡原発を止めたのは彼の功績である。そして今回の事故を鑑みて、脱原発を唱えた。
こういう言う彼の活躍について、評価をすっ飛ばして、思いつきだとかやり方が悪いだの
菅総理降ろしの嵐が吹いた。そこで僕は言う。
彼を批評罵倒した連中が現実の政治でどういう実績を上げたのか。まず己の実績を示せ。自分の実績と比べて批評するがいい。何も出来ない口先三寸の輩がよってたかってて足を引っ張る。こういうのを最低の政治屋と軽蔑する。悔しかったら国民の前に実績を示せ。そして反論したらよい。
序でに言うと、今回はマスコミも異論ばかり書いた。いっとくけど、マスコミはかいてなんぼ。報道してなんぼの世界だ。実行してその結果が問われる政治家とは質の高低が違う。菅総理批判は功罪をよく見てバランスの取れた報道すべきだ。管降ろしの世論誘導なんて、思い上がりも甚だしい。