かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

謙虚に生きる。

2007年01月13日 | 雑記

年が明けてはや2週間が過ぎようとしている。今週は仕事で中々思うようにいかず精神的にもかなり疲弊したようだ。なぜこんなに疲れるのだろう、こんな生活を続けていたらとても身が持たないと感じるようになってきた。
たしかに休日には山歩きや庭仕事などで気分転換はするようにしている。従来はそれでなんとか仕事に取り組むことが出来た。
これでいいのだろうかと考えてみると、それなりの努力を続けると自分の思いに近づけるといった期待が大きすぎるところにいきついた。
だが組織なり、人なりそれぞれに違った考えがあり、自分の思う方にもっていくこと自体に無理がある。自らを過信せずもっと謙虚に生きることが必要と感じる。

50歳過ぎから組織上のポジションも紆余曲折があり、また在籍先とは直接係りのない仕事に就くことになってから下手なプライドはすべて捨てたつもりだった。冷静に考えてみると捨てきれていない自分に気が付く。謙虚さや割り切りがあればあれほどストレスは感じないだろう。

最近の凶悪な事件をみると謙虚さとは裏返しの傲慢さが見え隠れする。しかも経済的に恵まれている人の犯行が目立っているような気がする。金を払えば欲しいものは手に入るし、快適と思われる生活は手に入る。うらはらに心は半比例して貧しくなっていったのではないだろうか。

夢を持ったり、高い目標を持ったり、志を持つことは悪いことではない。だが拝金に偏り過ぎると大事な何かを失うような気がしてならない。また最近の世相はその何かを軽視するようになってはいないだろうか。

思うようにいかなくてもそれを我慢でき、それをストレスなく受け入れるようになれれば色んなことへの処し方も変わり、より豊かな生き方が出来るのではないだろうか。

昨日、事務所のあるビル内ホールで飯ヶ岳散策会等でお世話になった樹木医で自然観察指導員、山口県環境パートナーにも就いておられるF氏にばったりと出会う。広報活動で訪問されたようだ。F氏とは散策会の他、市内某山岳会の40周年記念式典や他の山でも良くお会いしている。前日も某団体の山岳指導員のS氏にもばったり会ったし、最近どういうわけか山関係で面識のある方とばったりが多くなった。それぞれいきいきと活動されており、見習わないといけないことが多い。

画像は秋穂八十八ヶ所1番札所の大師寺。