トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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テレビ番組視聴『ろうを生きる難聴を生きる 今 震災体験を語る』

2010-01-10 23:39:04 | 障害
 1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こった。今年で15年目に当たる。
6000人を超える方が亡くなり、全壊・半壊の家屋は46万世帯に及んだ。多くの被災者は、避難所生活、仮設住宅での生活を余儀なくされた。
 その時に、不自由な避難所生活に加え、障害故の苦しい体験を送ることになった。聴覚障害者もまた、コミュニケーションの問題に由来する多くの苦難の経験をすることになった。震災時の、障害者の二重の苦労に社会も注目するようになった。番組では、『阪神大震災・聴覚障害を持つ主婦の体験 紫陽花 まき著』を出版した神戸市の永江真樹さんが出演して、本の中でも触れらている家族との避難生活を手話で語った。

 永江さん一家は、アパートの2階に生活していたが、地震で建物が破壊され、下の階に住んでいた3人が亡くなっている。
 永江さんの家族は、ろうの夫婦に、聴者の2人の子どもがいる。震災当時、子どもが情報を知らせてくれたが、なかなか状況を把握するのが困難であった。
 近くの小学校で、半年の避難所生活も送ることになるが、放送による情報提供だけが行われたために、食事支給についての情報も入らず、並ぶ列はいつも最後尾で、食料がなくなってしまったこともあった。また、家族全員が並んで1食ずつ受け取るという指示が伝わらずに、家族4人分の食事を要求しても、1食分しか支給されない時もあった。そんな時は、1食分を子ども2人に食べさせ、親は空腹を我慢した。
 中でも、番組を観ていて驚いた事件は、仮設電話の使用に関して起こった。避難所の電話を使用するためには、列の中で順番を待つ必要があった。しかし、電話の中で、ファックス機能が付いたものは1台だけであった。永江さんが列に並んで、自分の順番が来た時には、普通の電話が空いただけであった。そこで、ファックスの出来る電話の方へ進んだ所、他の人間達から「欲張り」と怒られた。その時に、息子さんがいて、聴覚障害者はファックスを使う必要があると説明しても、人々の怒りは収まらず、見知らぬ男性が駆け寄ってきて怒鳴りながら永江さんの左肩当たりを殴り、彼女は倒れた。これを見ていた息子さんは、恐怖で震えていたそうだ。
人間の無理解が生みだす心と腕力による暴力の事を知って恐ろしくなった。その場にいた人々は、誰一人、こうした暴力を止めようとはしなくて、共犯となってしまっている。
 仮設住宅での、永江さん一家の生活も、やはり、コミュニケーション手段が保障されていなかったために、苦労の多いものであった。お茶飲み会がたびたび開かれたが、参加者に高齢者が多く、永江さんが筆談しようにも、目が悪くて読むことが困難であった。折角、仲良くなろうという気持ちからの参加であったが、手話通訳者もいなかったために、それ以後は、お茶飲み会に参加することもなかった。仮設住宅での生活の各面で、手話通訳者の派遣等が保障されていれば、コッミュニティーに積極的に参加出来たのに。

 今、永江さんは、本を通して、震災時の聴覚障害者の置かれる2重の不自由さを社会に伝えようとしている。最も大切な事は分かりあえること、永江さんはそれを伝えようとしている。

阪神大震災・聴覚障害を持つ主婦の体験
紫陽花 まき
文芸社

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「待ち受け画面にすれば…」明治神宮の井戸に願掛け行列(朝日新聞) /気になるニュース

2010-01-10 16:30:04 | その他

清正井は今もきれいな水がわき続けている=東京・明治神宮、千葉写す

「待ち受け画面にすれば…」明治神宮の井戸に願掛け行列(朝日新聞) - goo ニュース

 人々の信仰対象にも、流行りがあるのは人の常で、その時その時で、人間の願いを受け止めている。
 今回、話題となっているのは、毎年、地の利から多くの初詣で客を集める明治神宮にある「清正井(きよまさのいど)」である。朝日新聞の夕刊を読むまでは、そのような事実は知らなかった。
 石垣に囲まれた小さな池の底におけが埋め込まれ、毎分約60リットルの水がわくこの井戸の写真を携帯の待ち受け画面にすると願いがかなうという話が口コミで広まり、昨年末から連日、時には数時間待ちの行列ができているという。入り口には待ち時間を示す掲示も出るようになった。

 現在は飲用禁止の井戸には、一人ひとり順番に立ちながら待ち、携帯やカメラを向け、水に手を浸していくそうだ。

 「清正井」のある場所はかつて、熊本の藩主加藤家の下屋敷で、「土木の神様」とも言われた加藤清正にちなんだのが名前の由来とのこと。

 僕も、野次馬根性を発揮して見学しようと思ったが、2~3時間も並んで待つのは大変なので諦めた。いずれ、流行りが収まったら見に行こうと思う。

 これから、受験や就活で、さらに人が並ぶようになる可能性が高い。

 なお、井戸がある明治神宮苑は、拝観料が大人500円で、午前9時の開苑、午後4時半の閉苑となっている。

 げに人の俄かなる信仰心は尽きぬものなり。

八王子萌え寺「了法寺餅つき大会」

2010-01-10 12:47:34 | わが街と近隣
 地元の萌え寺として有名になった了法寺で、昨年のいちょうまつりの時に開催されたメイドカフェに引き続き、今年は、1月9日に餅つき大会が開かれたそうです。あいにくと、情報をキャッチすることができなかったので、見学できませんでした。今後も、こうしたイベントが行われるのでしょうね。
 なお、八王子七福神(八福神)の弁天様が祭られています。今は、七福神参りの中高年の人も訪れています。
 おたくの人は、今年の初詣を了法寺でした人も少なくないのかも知れませんね。

了法寺 公式サイト

了法寺餅つき大会大会1/3


了法寺餅つき大会大会2/3


了法寺餅つき大会大会3/3