トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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『特別展 知られざるタオの世界 道教の美術 TAOISM ART』を観る

2009-07-14 21:05:48 | 芸術


 今日は、三井記念美術館で開催されている『知られざるタオの世界 道教の美術 TAOISM ART』を観に行った。
 西遊記や封神演義を読むと、わくわくする。作品に出る中国の神々。道教の世界観に満ちた作品である。もともと、世界各国の神話世界を知るのが好きであった。小学生の時から、愛読書は世界の神話や伝説であった。

 日本にある道観は、埼玉県にある新しい道観を、患者会の旅行の時に訪れた。

 また、道教の基盤になっている老荘思想も興味がある。

 今回の展覧会は、道教の世界を、美術面から展望する面白い企画であった。中国の古代の出土品から、日本の江戸時代の浮世絵まで、初めて見るものばかりであった。

 中国での仏教と道教の相互の影響も作品を通じて知ることができる。十王図などは、両方の教えで取り上げられる。また、儒教との融合をいう面も見ることができる。

 日本における、安部清明に代表される陰陽道の世界も知ることができる。特に、当時の星をめぐる信仰は興味深かった。

 仏像とは違う神像を観ることもめったにない経験であった。日本の文化における道教の影響の大きさも知ることのできる展示であった。

 八王子市の地名の由来になったといわれることのある、牛頭天王の8人の王子と、妃の歳徳神が描かれた掛け軸があった。8人の王子は、八将神とされており、起源は星神とされ、方位の吉凶を司る神とされる。京都の大将軍八神社は大将軍神と八将神を祀っている。

 道教文化から、日本文化を観る視点がおもしろかった。

 役行者に始まる修験道、陰陽道、禅宗の伽藍神、庚申信仰等、道教の世界観が見られる我が国の文化に関する展示が特に興味を惹いた。

 重要文化財も複数展示されている。

 ミュージアムグッズが色々と売られていた。今回は、クリアファイルを求めた。
妙見菩薩、護符が描かれたもの、星曼荼羅図の3点である。

 





今日の日記

2009-07-14 20:20:19 | 日記
 梅雨が明けたとのこと。今日は、暑い日でした。お茶の水の病院に通院の日です。昨日は、憂鬱な気分でしたが、今日は、立ち直って、午後の受診の前に、三井記念美術館に行きことにして、出かける前の急いでネットでアクセス方法を検索しました。
 病院に着いて、診察券の受付を済ますと、歩いて美術館へ行きました。東京に出たときは、歩いてみるのもいい経験になりますし、道も覚えます。でも、方向感覚が鋭いわけではないので、結構探すのにてこずりました。

 帰りは、歩く予定でしたが、美術館で時間を費やしたので、病院に時間内に着くために、一駅区間でしたが、中央線に乗りこみました。

 お茶の水で、ビッグイシューを久しぶりに買いました。八王子の販売員の姿を見なくなってから、久しくなりますが、彼の消息、心配です。

 ビッグイシューは、読みでのあるオピニオン誌なので、是非、販売員を見かけたら買ってくださいね。122号は、「はらべこあおむし」のエリック・カールのスペシャルインタビューと、特集「ドラマなき日常を生きる 僕らの演劇生活」(若き演劇人の紹介)が載っていました。

 病院終了後、金曜日に行く予定の国立能楽堂に行ってみました。8月の定例公演のチケットを買うのも目的でしたが、チケットは完売でがっかりしました。新宿駅まで、歩いてみました。結構、歩くと時間がかかります。汗が滝のように流れました。

 京王八王子駅に着いてからも、帰りは歩きです。今日は、たくさん歩きました。

 いつもの花屋で、イポメアの鉢植え、もう種ができていましたが、2鉢を500円にしてもらいました。あと、無料の苗をもらいました。ダチュラ、朝鮮アサガオの八重咲きと多肉を2種類。他にも、無料の苗があったのですが、そんなに持っていけないので。ダチュラも、エンジェルトランペットというよりは、朝鮮アサガオと言った方がいいような品種です。この仲間は、時々、河原に自生しています。






昨日の日記

2009-07-14 01:03:10 | 日記


 この時間に書く日記は、正確には昨日のことなのだが、まだ日が変わったばかりなので、「今日」と書いたほうが気分的には自然である。

 今日は、お茶の水の病院に通院する日だ。だから、透析は昨日に変更した。(ここで昨日と書くと、なんだかおかしな感じがする)。透析には、休みがないから、日程を変えるしかない。透析を始める前から、シャントが痛かった。家を出るときに、この前のシャント閉鎖の後で買った聴診器で音を聴いても詰まっている様子はなかった。主治医も音を聴いたが、シャントは生きているようだった。腕の裏の方の細めの血管をこの所ずっと使っていたので、そこは休ませることにした。静脈炎を起こしているらしい。本来の、反対側にあるシャントをしばらく使うことにした。透析中は、腎移植に関する本を読んでいた。なんか、今日は、そんな訳で、あまり気分が乗らなかった。

 いつものように、透析が終わってから図書館に寄った。相変わらず、入口にアルコールが置いてある。新型インフルエンザ対策が、ここではまだ続いている。ダイソーに寄ったら、不織布のマスクが14枚入りで売られていた。一応、秋の流行に備えて、薬局で買ったマスクが2箱と、ほかにもコツコツ買った分があるのだが、買っておいた。近所の薬局では、まだ、箱入りのお徳用のマスクが売り切れ状態で、お1人一点限りと書いてあった。街の薬局には置いてあるのだが。今でも、時たま、マスクをする人を見るが、地元で患者が確認された時と比べれば、めっきり減った。

 メールが入った。患者仲間だ。モスで待っているという。

 彼は、そんなに年が変わらないが、脳出血の後遺症で左片まひが残っている。でも、最近は車を運転している。この前、同乗したが少し怖い。
 市役所へ、また、生活保護申請に行ったという。前回も、申請したことがある。その時に関わった。彼は、無年金者。国民年金を払っていなかったので、障害基礎年金がもらえない。最近は、将来の年金支給の心配から、国民年金を払っていない若い人がいるらしいが、障害を起こしたときに、彼のように無年金者となってしまう。
 前回の申請時には、とりあえず最初の2カ月分くらいは支給されたが、実家が、土地と家屋を所有していることから、申請は却下された。世帯分離すれば、支給されるかもしれないが、何分、1人暮らしは難しいだろう。
 
 しかし、今回は、自分で申請をしたらしい。そして、役所で駄目だと言われての帰りだった。僕には、彼の真意がよく分からない。病院にいた時から、かなりわがままなところがあって、看護師がこぼしていた。クリニックでも、ロッカー室から、いつも緊急用のブザーを鳴らしている。なんてことはない。着替えの手伝いをさせるためにである。なんか、自分で努力しようとしないで、人任せが多過ぎる。でも、そんなことは、彼には、言いたくても言えない。

 モスで話しながらも、またもや、憂鬱になっていく。とりあえず、無年金状態に対する対応ができればいいのだが。

 今日は、病院で半日はつぶすだろう。前回は、午後の診察までの間に、上野に阿修羅を観に行った。今日は、なんか、あまり他の場所に寄る気分ではない。科学博物館に行けば、ガリレオが天体観測を始めてから400年目を記念する展示もある。でも、気分が乗らない。今日は、どうやって時間をつぶそうか。アキバも行きたい気分になれない。