トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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遊べるギャラリーへようこそ/絵本『ギャラリ!』

2009-07-13 20:17:50 | 絵本・児童文学
スーパーまちがいさがしえほん ギャラリ! (wonder gallery)
安食 雄二,関 美穂子,ハラ アツシ,山本 真嗣,田島 由香,玉川 泰央,立本 倫子,せき なつこ,中垣 ゆたか,tupera tupera
キッズレーベル

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 さまざまなアーティスト10人(正確には、二人のユニットもいるから11人だが)の素敵なギャラリーにようこそ。コラージュ作品、クレイアート、型染めなど、色々な技法で描かれた子どものためのギャラリー。
 このギャラリーは、楽しく遊べることができる。それは、間違い探し。それぞれ2枚の作品が並べられているが、7つの間違いが隠れている。じっくり、絵を鑑賞しながら、間違い探しゲームが楽しめる。答えは、本に書いてないので、自分で探すほかはない。
 さあ、「ギャラリ!」の世界にようこそ。

「水」をめぐる気になるニュース2題

2009-07-13 20:07:28 | 環境問題
不足する水と、「水の私有化」の危険性(WIRED VISION) - goo ニュース

 近い将来に、真水の供給が世界的に不足するとの科学者の警告がある。水をめぐっては、水道の民営化という誤った選択と、ウォータービジネスもめぐっての、企業による水の争奪戦の激化が懸念されている。水の私有化をもくろんだ危険な動きである。
 そうした動きに対して、水も基本的人権であると考えるべきだとする指摘が一部の研究者や活動家から上がっているという。これは、人間の権利を考える上で、興味深い考えで、新たに権利条項に書き加える必要がありそうである。
 国連の世界人権宣言25条1項は、「すべて人は、衣食住、医療及び必要な社会的施設等により、自己及び家族の健康及び福祉に十分な生活水準を保持する権利並びに失業、疾病、心身障害、配偶者の死亡、老齢その他不可抗力による生活不能の場合は、保障を受ける権利を有する」と規定する。この衣食住の「食糧」と同様に、「水」が、人間が生きてく上で不可欠なものだと考えるのである。

 このニュースは、『現在、世界保健機関(WHO)は、世界の疾病の多くが水不足や不適切な水によるものであり、全死亡件数の6%は、安全な飲み水と衛生状態の改善を世界中で確保することによって防ぐことができると推測している。また、国連によれば、基礎的な水の需要を満たせない人は2025年までに28億人にのぼると考えられている。』と伝える。

 新自由経済主義に顕著に見られたように、公営事業の民営化が安易に説かれる傾向が一部にある。民営化の経済第一主義、利潤の追求を優先することは、しばしば、公共の福祉を犠牲にして成り立つ。
 水道事業の私営化は、ニュースによれば、『過去20年にわたり、水道事業は、国際通貨基金(IMF)と世界貿易機関(WTO)の支援を受ける形で、わずか3社が支配する5000億ドル規模の世界産業に成長している。』とされる。『水道施設の設計・構築から運転維持管理、代金回収、下水処理までをトータルで受託する。世界の水道利用者の5%以上が民間水道を利用しており、その人口は10年間に12倍になっているが、そのうちの5割を仏の2社が寡占状態』の状態にあるとする。日本も無関係ではなく、1社が3件を受注したと報道されている。
 水道民営化は、専門家によれば、貧しい人々への供給停止、高い水道料金、さーニス低下等をもたらしたとしてきしている。事業が失敗すれば、責任をとることなく、撤退する。
 また、ボトルウォーター事業のための、企業の水源買収は、水源の枯渇を招く。

 「水」の私有化を認めないためにも、水に関する新たな権利宣言が必要となるだろう。水が「武器」になるような世界が訪れないためにも。

GOOD: Water


GOOD: Drinking Water



水道水を飲もう=ペットボトル追放の動き-豪州(時事通信) - goo ニュース

 ボトルウォーターに関係のあるニュースは、オーストラリアから。石油からできるペットボトルは使用後もごみ問題を起こすので、ペットボトルの飲料水は買わないで、水道水を飲もうという運動がオーストラリアで広がっているというもの。
 オーストラリア東部ニューサウスウェルズ州にある人口約2000人の町、バンダヌーンでは、自治体として初めてペットボトル入り飲料水の販売を禁止する決議をしたそうだ。ここまでやるかという動きである。この動きに続いて、同州のリーズ首相も政府機関によるペットボトル飲料水の購入禁止を通達した。同首相は、自分たちの水道水は世界的に質が高いことを強調して、水道水を飲めば節約にもなると市民に訴えたそうな。
 これに対しては、ボトル飲料水の業界団体は当然反発、個人の選択の権利を奪うと主張している。

 人間の進歩の歴史とは、果たしてどう解釈したらよいのだろうか。すぐに環境問題を解決したかったら、アーミッシュのような生活を送れば効果が出るけれども。

 水に恵まれた日本の水道、蛇口をひねればすぐに水が出る。でも、お天気任せ。今年の夏は、水不足になるのかな。ちなみに、渇水すれば、透析はできない。

 八大竜王、雨降らせ。古来からの人々の渇水時の願いである。

青い光を当て脊髄損傷回復 名古屋市大が発見/気になるニュース

2009-07-13 02:00:21 | 科学
青い光を当て脊髄損傷回復 名古屋市大が発見(共同通信) - goo ニュース
 報道のよれば次のような内容である。
■ラット10匹の脊髄を傷付け、うち5匹に波長470ナノメートル(ナノは10億分の1)の青い光を毎日20分間、3週間にわたり当て続けたところ、歩行可能なレベルまで回復した。光を当てなかった残る5匹はまひしたままだった。

■何もしないラットに比べ、光を当てたラットの神経細胞はサイズが大きくなっており、細胞を分析すると、成長を促すタンパク質「インスリン様成長因子1(IGF1)」が約1・7倍増えていることが判明した。
 岡嶋教授らは、青い光の刺激でIGF1が増えたため細胞死が抑制された一方、幹細胞の分化や若い細胞の成長が促されたと結論付けた。

 今回の研究成果が将来の『運動麻痺」や「認知症」の治療法につながることを期待する。脊髄損傷による身体障害が回復するなんて、夢のような話だが、可能性が出てきた。