トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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民族の垣根を超えるイベント

2008-11-27 20:32:52 | 多様性
 日本に住む、それぞれルーツの違う若者のヒップ・ホップのイベントが行われていたのですね。YouTubeに紹介されていました。アイヌ レブルスも出演していまた。朝日新聞夕刊の連載「ここにアイヌ」にも触れられていましたが、新しい波が来ているのかも知れません。

Shake Forward Osaka April 2008



日記風に 「憲法・ここにアイヌ」

2008-11-27 02:21:06 | 日記
今月24日に、「九条の会」の第3回全国交流集会が都内で開かれました。大会の成果を伝えるメールマガジンが届きました。昨年の交流集会以後、新たに493団体が結成され、全部で7294になりました。大きな団体、小さな団体、地域、職場、学園などに結成されています。
 地元の八王子では、「八王子憲法9条の会」のほかにも、様々な団体が活動しています。今年は、こうした団体の交流の場を目指した緩やかなネットワークができました。立場は違っても、平和や人権に関心を持ち、憲法9条を守ろうとする考えでは共通しています。八王子平和市民連絡会(八平連)です。今年の10月には、’08八王子平和月刊Peace-8というイベントが行われました。各団体が、それぞれ平和に関するイベントを用意しました。おいらは、映画「靖国YASUKUNI」を観に行ってきました。貧困の問題を取り上げる団体もありました。透析をしているので、思うように参加できないのが残念です。
 三多摩では、一昨年から、市民による憲法ミュージカルが行われています。一昨年は、「キムジナー」を観ることができました。今年は、山梨県でも取り組まれる様になり、広がりをみせています。「キムジナー」には、身障者も参加しての感動的な舞台でした。11月21日は、八王子憲法9条の会と憲法改悪反対共同センターの主催で八王子憲法集会が開かれました。機会があったら、参加していきたいと思っています。

 朝日新聞夕刊に連載されていた「ニッポン人脈記・ここにアイヌ」が終了しました。今も、毛深いという理由で医療機関やレストランの採用面接で落とされる差別が続いているということです。アイヌに対する理解を求め、権利を獲得する活動は続いています。70年代は、アイヌの活動家が警察に尾行されるようなことが行われていたそうです。政府は、今年の6月にアイヌを先住民族と認め、アイヌの政策を話し合う有識者懇談会を1年の期間で作りました。そこには、アイヌの代表が1人入っていますが、市民の声を懇談会に反映させるべく、和人とアイヌの小さな動きが始まったそうです。若い世代には、和人とアイヌの両者の壁を越えた新たな関係が生まれ始めているそうです。アイヌレブルスを格好いいと思っている若者がいます。連載でも、神戸でアイヌが格好いいと言われた若者の話も載っていました。その一方でYouTubeでは、心無い書き込みがありました。投稿者のチャンネル登録を見ると、右翼関係の動画が集められていました、今でも、法律で土人と蔑称を使って強制的な同化政策をとっていた時代のことを、肯定的に評価する人々がいるのも現実です。日本が一民族・一言語の国であると主張したい人々は存在するのです。
 最終回のタイトルのように、「新しい波 ここに希望」を。