トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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日記風に 「アイヌ・レブルス」

2008-11-13 01:41:45 | 日記
 12日付の朝日新聞夕刊の「ニッポン人脈記 ここにアイヌ ありのままの君でいい」に、アイヌ・レブルスのことが載りました。関東の若いアイヌら12人で構成されており、ポップな音楽に合わせてアイヌの伝統舞踊を踊り、アイヌ語で歌います。結成2年目で、講演依頼が相次ぐそうです。「レブルス」とは反逆者のような意味だそうです。このグループの名前には、アイヌを誇れるようにしたいという思いが込められています。でも、アイヌに誇りを持つようになるまでには時間がかかったそうです。グループの中心、酒井美直(みな)さんも、自分たち民族の誇りを感じるようになったのは、ほんの数年前だったそうです。学生の時に、外国で先住民族との交流を通じて、意識が目覚めていったということです。
 学童保育の若い女教師が、ポリ袋を細かく切り開いて、もじゃもじゃの毛に見立てて頭にかぶり、アイヌがいますよと言われたのが小学生の時。まだ、根強い差別が残っています。機会があったら、是非、連載をお読みください。独自の言語と文化を持った民族の事を、我々は知らなくてはならないのでしょう。
アイヌ宣言 / アイヌ・レブルス


Praschil_Ainu Rebels


 書店に小林よしのり氏らのアイヌ民族の存在を否定する本が売られていました。
日本は、単一民族国家だと主張したいようです。夏には、パール判事に関する本が売られていました。もし、真面目にパール判事の意志を継ぐなら、彼の世界連邦主義とガンジー主義も受け入れなくてはなりません。判事は、平和主義から憲法9条を評価していました。東京裁判でも、平和に関する罪等に罪刑法定主義の立場から異を唱えたもので、日本軍の残弱行為については認めていました。決して日本軍無罪説を主張した訳ではないのです。