トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

blogramランキング参加中

blogram投票ボタン

患者会のバス旅行

2008-11-09 21:48:40 | 日記
 本日の参加人員は、家族も含めて31名でした。一人は、当日になって体調が悪いということで欠席しました。透析患者の患者会では仕方ないことです。天気は、あいにくの曇りでしたが、雨が降らなかったことで良しとします。

 患者会の旅行は、負担が少ないように、出発時間も朝9時、見学場所も2,3か所と無理のないスケジュールで行うことになっています。

 旅行の様子は、初めて携帯電話から投稿しました。内容は今一でしたね。昇仙峡は、ロープウェイで見晴らし台まで登りました。今回は、滝の上での見学でした。一昨年に、患者会で行った時は下から歩いて、滝と巨岩を見上げていました。影絵美術館もその時に見学しています。見晴らし台からの景色は、晴天ではなかったので富士山をはじめ、山の雄姿は見ることはできませんでした。でも、ロープウエイは片道5分の短い旅でしたが、遊園地感覚で車内から紅葉が楽しめました。山頂では、「禅」という映画のロケが行われたそうです。中村勘太郎扮する、道元が巨岩の上で座禅を組んで修行する場面を撮ったそうです。日本の名僧を撮った映画は、萬屋錦之助主演の「日蓮」と、北大路欣也主演の「空海」を観ていますが、今回の道元を取り上げた映画も観てみたいです。

 ブドウ狩りは、携帯からの投稿の通り、今年最後のブドウ狩りなのでしょう。ほとんどのブドウ園は閉まっていました。一古園というブドウ園に行きましたが、ブドウ狩りの品種は、「甲州ぶどう」だけでした。山梨の特産で白ワインの醸造に使われる品種ですが、生食としては好き嫌いがあるかも知れません。酸味が強く、種子の周りに苦味があるため、普通のブドウのように種を出さすに食べることになっています。お土産用のブドウは、ベリーAなどの保存してあった品種が売っていました。ブドウ狩りは食べ放題ですが、お土産用は1kg1000円でした。けっこう、自分で切り取ったブドウをかごに入れる会員が多かったです。まあ、味はともかく新鮮ですから。おいらは、売店のブドウを買いました。本日は、貧乏性から2房も食べてしまいましたが、透析患者としては落第の行為です。カリウム吸着剤を飲んではいきましたが、本来は生の果物は、多くは食べてはいけないことになっているからです。心停止の危険があるからですが、今日はそんな所で、ぎりぎりセーフ。本来はいけないんですよ。

 写真は、帰りの談合坂のサービスエリアで買ってしまった「信玄桃」というきれいなお饅頭です。テレビの「はなまる」で紹介されたと宣伝してあったので、思わず買ってしまいました。おいらは、ミーハーです。

 帰りは、中央高速は渋滞が無かったので、バスが八王子駅南口に着いたのは、4時10分過ぎ頃でした。当初の予定では5時でした。さて、来年のバス旅行もみんな元気で参加できるように、しっかり透析をしましょう。そんな気持ちで解散しました。今月は、透析日が同じ曜日のおいら達のサイクルグループで食事会も行います。ほんと、お気楽に見える患者会ですが、元気なうちに仲間と楽しみたいということでご勘弁のほどを。なんせ、綱渡り状態の毎日なもんで。

ブドウ狩り

2008-11-09 15:00:56 | 透析
ブドウ園(一古園)にてブドウ狩り。もう季節柄、最後のブドウの甲州ぶどうだけしか実なりしていない。山梨県だけの品種である。白ワインを作るのに使用する。種の周りが渋いので、噛まずに飲み込むように食するのが、美味しい食べ方だそうだ。2房も食べてしまった!このブドウは、酸っぱいね。ミラクルフルーツと一緒に食べるといいかもね。ただいま中央自動車道。一路八王子へ。渋滞しませんように。

昇仙峡

2008-11-09 13:18:56 | 透析
食事は、カボチャほうとうが出ました。寒いですね。食後、ロープウェイで展望台に登りました。曇りのため、富士山は見れませでした。霧雨が降っていました。身体が冷えます。紅葉を眺めてから、今は勝沼のブドウ園に向かっています。

日記風に 「手話サークル」

2008-11-09 01:33:02 | 日記
 土曜日は、朝から雨が降って、寒い一日でした。今日は、山梨県へ患者会のバス旅行に出かけるので、早めにブログを書いて寝なくては行けません。毎日、少しは文章でブログを書かないと何か落ち着かないので、急いで書いていきます。

 金曜日は良く晴れて、午後サークルの会場まで30分位歩いている時は、少し汗ばむほどでした。地元には、昼・夜それぞれ2つの手話サークルがあります。

 手話サークルは、目的別に大きく2つに分けることができると思います。一つ目は、手話の学習が中心となっているサークルです。自治体などで行われている手話の講習会の修了者が、講習会以後手話を勉強したり、使ったりする機会が無くなるので立ち上げたサークルです。講習会へ行けなかった人もここで手話を学ぶことができます。いわば、講習会の延長という形です。
 もう一つのグループは、ボランティア活動が中心となるサークルです。もちろん、手話の学習もやりますが、目的は地元のろう協の活動への協力です。ろう協の人は、ろう者の運動においては、ろう協とサークルは車の両輪の関係だと表現しています。おいらの地域のサークルは後者のボランティア団体としてのサークルです。ですから、手話講習会終了後、手話の勉強だけの目的で入ってきた人は、続かないようです。

 先週の金曜日の学習は、日本語の文を手話で表現する時に気を付けなくてはいけないことを学びました。日本手話は日本語とは独立した言語であるということからくる、翻訳の難しさを体験するという内容でした。次のような例文を手話で表現するとどうなるかということを、グループに分かれて検討しました。

 ①本日はお日柄もよく
 ②まだまだ未熟な二人ですが
 ③電気が切れてしまって
 ④開会に先立ちまして注意事項を申し上げます
 ⑤携帯電話をマナーモードにするか電源をお切りください
 ⑥その商品は人気がありまして、品切れになっています
 ⑦警備体制が手薄になっているので心配です
 ⑧日増しに秋が深まって
 ⑨今年も押し迫って
 ⑩紅葉前線が南下してきた
 ⑪あのスーパーは品揃えが悪い
 ⑫私の姉は晩婚です

 日本語を英語に直す時にも、似たような問題が起きます。たとえば、贈り物をする時に「つまらないものですが、どうぞお受け取り下さい」ということを英語に直訳した場合には、意味が通じません。相手は、本当につまらないものをもらうと思ってしまうでしょう。手話の場合も、機械的に日本語を手話に置き換えても、ろう者には通じません。また、⑥の表現も実際に使う状況で手話表現を変える必要があります。たとえば店には品物が無いが、製造元にはある場合と、両方に無い場合の2つの状況が考えられる訳です。前者の場合は、お取り寄せという事も考えられますが、ろう者に対してはそこの違いも手話で表現する必要があるということです。

 日本語対応手話では、ろう者に十分通じないということを踏まえた難しい学習でした。
 

ジャッジⅡを観ました

2008-11-09 00:46:32 | アニメ・テレビ
 最近は、あまりテレビドラマを見ません。テレビも以前に比べて、見なくなりました。特に見たい番組を選び出して見ています。今の番組は、バラエティー番組が多くて、(食べ物と旅行関係の番組も多過ぎますね。夕方のニュースの時間もバラエティー化しています。最悪!。面白くないお笑い番組もあふれています)真面目に考えることが馬鹿にされているような感じがします。

 ブログ友達の奄美在住のムツ兄さんのブログを拝見していたら、NHK「ジャッジⅡ~島の裁判官奮闘記」の放送の紹介がありました。ムツ兄さんの住んでいる町がロケ地だったそうで、ドラマの内容は摂食障害が取り上げられているとの情報でした。摂食障害に関しては、「ハートをつなごう」の依存症で取り上げられたばかりなので、早速ドラマを観てみました。

 万引きを繰り返す由佳という少女の少年審判を通して、摂食障害という心の病が彼女にあることが判明していきます。彼女が心を開くことがなく、過食・食べ吐き・万引きを繰り返す原因が究明されていきます。これらの依存症は、決して、個人のわがままや自分勝手の行為ではない、病気なのだということがちゃんと描かれていました。現在の社会には、思ったより摂食障害で苦しむひとが多いようです。これに加えてリストカットを繰り返す若者もいます。これらの行為は、彼らの発する心のシグナルでしょう。結末は、家族の和解と再生への暗示と、少女の医療少年院への入院ということでした。※裁判官の恭介が島の住人に裁判員制度を説明する場も興味深く観ました。

路の途中 - 中 孝介