最近は、あまりテレビドラマを見ません。テレビも以前に比べて、見なくなりました。特に見たい番組を選び出して見ています。今の番組は、バラエティー番組が多くて、(食べ物と旅行関係の番組も多過ぎますね。夕方のニュースの時間もバラエティー化しています。最悪!。面白くないお笑い番組もあふれています)真面目に考えることが馬鹿にされているような感じがします。
ブログ友達の奄美在住のムツ兄さんのブログを拝見していたら、NHK「ジャッジⅡ~島の裁判官奮闘記」の放送の紹介がありました。ムツ兄さんの住んでいる町がロケ地だったそうで、ドラマの内容は摂食障害が取り上げられているとの情報でした。摂食障害に関しては、「ハートをつなごう」の依存症で取り上げられたばかりなので、早速ドラマを観てみました。
万引きを繰り返す由佳という少女の少年審判を通して、摂食障害という心の病が彼女にあることが判明していきます。彼女が心を開くことがなく、過食・食べ吐き・万引きを繰り返す原因が究明されていきます。これらの依存症は、決して、個人のわがままや自分勝手の行為ではない、病気なのだということがちゃんと描かれていました。現在の社会には、思ったより摂食障害で苦しむひとが多いようです。これに加えてリストカットを繰り返す若者もいます。これらの行為は、彼らの発する心のシグナルでしょう。結末は、家族の和解と再生への暗示と、少女の医療少年院への入院ということでした。※裁判官の恭介が島の住人に裁判員制度を説明する場も興味深く観ました。
路の途中 - 中 孝介