川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USMを試す!

2011年05月14日 | 俺の機材

まず最初に、ブログのテンプレートを変えました。理由は気まぐれ半分。半分は前のテンプレートは文字が薄いグレーで正直文章が読みにくいんじゃね?って思っていたから。

前のはカワセミをイメージしての青系でしたが、まあ、それも含めたネイチャー系と言うことで、緑色で心機一転頑張ります!

 

で、この前、また機材が増えました。今度はCanon EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USMです。


Canon EOS 5D + TAMRON SP AF 90mm F/2.8 MACRO 1:1
3.2s, f/5.6, ISO100

このレンズ、ネットでの評価は両極端です。批判する人は作りがちゃちだの、鏡筒が自重で伸びてしまう等の作りの甘さが気に入らないようで、評価する人は、6,000~8,000円の相場でありながら、価格では遙かランクが上の「EF 80-200mm 1:4 L IS USM」と十分肩を並べる、と費用対効果に満足しているようです。

そんなに安くて、作りが甘くてLクラスの画質?そりゃ試さなきゃ。で思わず購入してしまった訳で。

 

で、結論から言うと、「どっちの意見も分かるなぁw」ですな~。

確かに作りが甘い感じがします。特にズームリングのスカスカ感はすごく安物感を醸し出しています。あと、マクロっぽく距離メーターにチューリップの画が描いてありますが、全然寄れないw

でも、ちゃんと撮った写真は、「ほう…!」っと感心してしまう写りです。確かに価格的には普及型レンズのイメージですが、距離計が付いているとか、USM搭載であるとか、フルタイムマニュアル対応とか、普通にキャノンの中級モデルですから、そこそこ写ってもなんら不思議ではありませんが…。

 

では、早速写例を。

ちなみに、今回試験的にRAW現像にトライしました。確かに、思い通りの色合いとかに仕上げられますね。ヒストグラムとにらめっこして、いろいろ微調整という事ももちろんイイですが、ピクチャースタイルを変更するだけでも、「あれ?こんなんだったっけ?」と言う回数は減ります。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/200s, f/6.3, ISO200

撮影テストで、良くある自動販売機の撮影w

若干ガラスに映り込みがありますけども、歪みは若干樽っぽい感じもしますが、真ん中のWANDAと左下のWANDAを比較しても、中央と、周辺で描写に違いがある、そんな感じは無いです。ちなみに手持ち撮影です。

この程度の撮影ならISは不要ですね。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/400s, f/8, ISO200

多分、藤の一種。青、白、緑、ちょっとキレイなモンだから撮ってみた。余りよく考えずに撮影したけど、うまく立体感のある写真にまとまったような気がする。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/400s, f/8, ISO200

いやー久々の快晴。…嘘w

本当はもっと白っぽい空だったが現像時にピクチャースタイルを「風景」にすると、青と緑を強調するような仕上がりになる。

とは言え、俺はDIGIC2の控えめな色合いが好きなので、ちょっとこれはどぎつい印象。しかしコンクールなどで評価されたければ、こうした鮮やかさは必須かもな~。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/500s, f/7.1, ISO200

菖蒲の紫は、今までなかなか自分の思ったような色にはならなかったのですがRAWからの現像だと、割と近づけられますね。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/400s, f/9, ISO200

ところで、70-200mm付近のレンズのオーナーって、撮り鉄の人が多いんですよね。だったら、俺も電車を撮って見ようとトライ。これ以降、一脚を使用しての撮影です。

とりあえず踏切がカンカン言い出したので、電車を待ってみるとおんぼろの貨物車がw おーい、掃除してやってくれよw

で、この車両に運命を感じちゃうのが、顔に書いている型式。「EF 210」ですってw


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/500s, f/8, ISO200

正直、電車を撮るのは数回目で、まったくそのノウハウを持ち合わせていないのですが、USMの機敏なピント操作のお陰で、難なくまずまずの写真がいけます。順光ならばこんな感じで綺麗に写ります。

「水平取れてないぞ」って突っ込みはナシでw


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/250s, f/7.1, ISO200

逆光は、うーん、やっぱりいろんな所が白飛びしまくちゃっています。

これは70mmで撮影。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/800s, f/9, ISO200

210mmだとこの迫力。鉄橋前で若干スピードは落ちてるとは言え、素人がこんなにくっきり撮ってしまって良いんだろうか?

鉄な人のステップアップには、このレンズはアリだと思います。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/400s, f/8, ISO200

で、その鉄橋。枕木の陰影とか結構くっきり撮れてて、力強さを感じます。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/400s, f/9, ISO200

某ラブホテルの壁w

レンガがキレイに撮れています。

え?出口から、猛スピードで朝帰りする車を流し撮りしてやろうととか、そんなんじゃないですよw


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/500s, f/8, ISO200

今度はマクロ撮影のテスト。このカメラ、最小撮影距離は1.5m。ちょっと離れての撮影。一脚がないと不安。でも、一脚で十分か。

想像以上にイイボケしています。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/320s, f/6.3, ISO100

矢車菊。電車をシャープに写したり、背景を激しくぼかせたり、芸達者なレンズですなぁ。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/200s, f/6.3, ISO100

レンゲ畑を70mmで。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/250s, f/5.6, ISO100

同じく210mmで。

いやーホント、レンゲ畑に日が差すと、良い写真になりますなぁ。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/500s, f/8, ISO100

一脚を使っていると縦位置の撮影がやりにくいのが玉に瑕。

それでもこんな感じで。

ちょっとだけ群生してるんだけど、良いぼけで辺り一面、この花が咲いているよう。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/250s, f/7.1, ISO100

この前、モミジに花が咲いたと思ったら、もう羽根付きの種が、落下のスタンバイをしていました。秋以外にもモミジは頑張っています。


Canon EOS 5D + EF 70-210mm 1:3.5-4.5 USM
1/250s, f/5, ISO100

この花の名前はカザグルマって言う名前。まさにそのまんまw

日陰での撮影だったけど、その分ハイライトの部分が無くなって、質感がバッチリ出ている。「これ、Lレンズで撮りました。」って言ったら半分以上の人が騙されそうだ。

 

…とまあ、なかなか良好なレンズです。安価で、作りもちゃちなので、所有する喜びには欠けるところがあると思いますが、どっこい、しっかり仕事はこなします、と言う風なレンズ。Canon EF 50mm 1:1.8 IIと同じ臭いのするレンズです。

でも、このレンズ、ドナドナ予定w

だって、TAMRON SP 70-210 F/2.8 LDも買っちゃったからw 多分、今後出番がなさげかもw

 


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2 コメント

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おおっ (ナントナク咲樹)
2011-05-16 23:04:54
綺麗に撮れるレンズというのが、すごく伝わってきましたw

貨物先頭車両って、見るたびに思うよね、、
洗ってあげろよ!とw
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カメラも良いからw (さとうかずひろ)
2011-05-17 12:22:26
カメラが5Dなので、綺麗に撮れているというのもあるのかも?

それでも、5Dでも眠いなーって写真しか撮れないレンズもあるので、やっぱり、このレンズのポテンシャルはなかなかと思います。
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