風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

寒さが織りなす美しさ 《冬の記憶》

2014-03-15 | 冬の北海道で過ごす(2014)
北海道に来る前は、極寒の中でどんな生活をしているのだろう・・と思っていたが、
吹雪いていない限り、堪えられないような寒さではない。
それに、寒いからこそ見ることが出来る美しい物もある。

今回、冬に来た1番の願いは《ダイヤモンドダスト》を存分に見ること。
(因みに2番目は、流氷を見ること)

このダイヤモンドダストは、単に気温が低いだけでは見られなく、
空気中の適度な水分、無風、澄み切った空気、晴れていることなどの条件が
全て揃わなければ見ることは出来ないらしい。


玄関の外に温度計を置いて(これは計りにあらず)
朝起きると気温をチェックしては、ダイヤモンドダストが現れるのを待つ日々・・・
そして、マイナス19℃になった朝、念願の《ダイヤモンド・ダスト》を見ることが出来た

朝の太陽を浴びてキラキラと舞う小さな光は、儚さのなかに凛とした輝きで心を魅了する。
「天使のささやき」と表現されるらしいが、確かにそうだなと納得。
晴れて寒い朝の素敵なひとときだった。
(カメラで写したけれど、よく撮れていなかった



部屋の中から眺める《つらら》も、太陽の光を反射してキラキラと綺麗


  
寒い日の窓ガラスに広がる結晶も、羽のような模様で楽しませてくれる。

家の外は勿論、家の中にいても珍しい現象や景色で感動を与えてくれる北の地や、
温かく迎えてくれる北の人に感謝の気持ちでいっぱい

この他にも寒さが織りなす美しさは沢山あるが、この続きは次回に!