風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

アユタヤ遺跡

2010-03-06 | タイの旅 (2010)
バンコクから北へ70~80キロのところにあるアユタヤ。
チャオプラヤー川と、その支流に囲まれた町におかれたアユタヤ王朝の繁栄は大変なもので、
一時は遠く西欧諸国にまで交易を広めるほどだったそうだ。
だが、隣国ビルマ(現ミャンマー)軍にたびたび攻められて、1767年の総攻撃で滅亡に至ってしまった。




往時の栄光を物語る町は、世界遺産に登録されている。




建立当時は、金色に輝く巨大な仏塔があったらしいが、ビルマ軍の侵攻で破壊され廃墟と化した。
首のない仏像やレンガの瓦礫が物哀しい。



長い年月を経て木の根に取り込まれた仏頭。



象に乗りたいという若い人の提案で、ガイドさんが連れて行ってくれたが、
暑い中をお客さんを乗せて歩く象を見ていると何だか可哀そうになって、私も夫もパス。

でも、鎖をつけられている象よりはのびのび出来て、ストレスもないのかもしれないね。




ライトアップされた遺跡。


かろうじて残ったアユタヤ王朝にふれられる数々の出土品は国立博物館に収蔵されているらしい。
遺跡だけを見ながら、その出土品を見られないのは残念だが、今回は時間がない。
これは又、有るか無いかがわからない次回に持ち越し。