パースから北へ250キロのところにあるピナクルズ。
行けども行けども真っ直ぐな道を、ひたすら走る往復11時間のバスの旅。
行きも帰りも陽の当たらないのは進行方向の左側と聞いて、
慌てて女性群は左側を、男性群は右側を確保。
なんとも女性の気持ちが表われた席の配置でバスは走り始めた。
広い砂漠に入ると周囲は岩ばかりで目標となるものがないので、油断をすると迷ってしまいそう。
特に真夏などに迷い込むと大変なことになるだろう。
「次の道しるべを確かめながら歩いてください」
「飲み水を持って行ってください」
と、ガイドさんは注意を繰り返す。
黄色味を帯びた砂と奇岩、そして空はあくまでも青く、そのコントラストに
「うわ~~」と皆の歓声があがる。
この奇岩群の成り立ちは諸説あり、中でも有力なのが、
「かつてこの一体は海岸で貝などが堆積していたが、その後大地が風化され、
硬い石灰岩の部分だけが塔のように残ったのではないか」
と言われているそうだ。
その事実はともかく、何万年もの年月を経て今に残っている不思議な形の岩群、
その大自然の不思議な力に感動を覚える。
同じ岩でも見る方向で姿を変える。 左は猫で、右はカンガルー?
夕暮れ時のピナクルズは、更に幻想的だという。
インド洋に沈む夕日を受けた岩肌と、黒く伸びた岩の影のコントラストが素晴らしいらしい。
残念ながら今回はそんな時間までいる事は出来ないので、次回としようか。
ピナクルズの中をしばらく歩き回ったので帰りのバスの中はお疲れモード。
そんな時、ガイドさんが
「野生の動物は夕方から姿を現すことが多いので、チャンスですよ」と言った途端、
眠りに入っていた人も動物を見つけようと身を乗り出す。
「あっ!エミューがいた~!」と声が上がり、運転手さんがバスを停めてくれた。
2匹のエミューが砂ぼこりをあげて走っている。
しばらくして、またバスが急停車。
今度はカンガルー。
退屈なバスの中に歓声があがる。
長いバスの旅だったが、こんなオマケが付きながら、
今日の一日が終わった。
今日の夕食は、パース名物のチリマッスル。
ピリッと辛味のある味付けのムール貝。
「殻の大きい割には小さな身」と、辛口の感想を言い合いながら賑やかな夕食。
レストランが並んでいるノースブリッジの街は、
金曜日の夜を楽しむ多くの人で賑わっていた。
行けども行けども真っ直ぐな道を、ひたすら走る往復11時間のバスの旅。
行きも帰りも陽の当たらないのは進行方向の左側と聞いて、
慌てて女性群は左側を、男性群は右側を確保。
なんとも女性の気持ちが表われた席の配置でバスは走り始めた。
広い砂漠に入ると周囲は岩ばかりで目標となるものがないので、油断をすると迷ってしまいそう。
特に真夏などに迷い込むと大変なことになるだろう。
「次の道しるべを確かめながら歩いてください」
「飲み水を持って行ってください」
と、ガイドさんは注意を繰り返す。
黄色味を帯びた砂と奇岩、そして空はあくまでも青く、そのコントラストに
「うわ~~」と皆の歓声があがる。
この奇岩群の成り立ちは諸説あり、中でも有力なのが、
「かつてこの一体は海岸で貝などが堆積していたが、その後大地が風化され、
硬い石灰岩の部分だけが塔のように残ったのではないか」
と言われているそうだ。
その事実はともかく、何万年もの年月を経て今に残っている不思議な形の岩群、
その大自然の不思議な力に感動を覚える。
同じ岩でも見る方向で姿を変える。 左は猫で、右はカンガルー?
夕暮れ時のピナクルズは、更に幻想的だという。
インド洋に沈む夕日を受けた岩肌と、黒く伸びた岩の影のコントラストが素晴らしいらしい。
残念ながら今回はそんな時間までいる事は出来ないので、次回としようか。
ピナクルズの中をしばらく歩き回ったので帰りのバスの中はお疲れモード。
そんな時、ガイドさんが
「野生の動物は夕方から姿を現すことが多いので、チャンスですよ」と言った途端、
眠りに入っていた人も動物を見つけようと身を乗り出す。
「あっ!エミューがいた~!」と声が上がり、運転手さんがバスを停めてくれた。
2匹のエミューが砂ぼこりをあげて走っている。
しばらくして、またバスが急停車。
今度はカンガルー。
退屈なバスの中に歓声があがる。
長いバスの旅だったが、こんなオマケが付きながら、
今日の一日が終わった。
今日の夕食は、パース名物のチリマッスル。
ピリッと辛味のある味付けのムール貝。
「殻の大きい割には小さな身」と、辛口の感想を言い合いながら賑やかな夕食。
レストランが並んでいるノースブリッジの街は、
金曜日の夜を楽しむ多くの人で賑わっていた。