風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

≪礼文島≫ 観光コース & 桃岩トレッキングコース

2016-09-03 | 北海道の夏 9年目(2016)
2日目
朝8時40分発の定期観光バスに乗車
礼文島(に限らず島)では路線バスの本数が少ないので、観光場所を効率よく回るには定期観光が便利。
それに、バスも2階建てで、一番前の席がゲットできたので眺めがよかった


澄海(すかい)岬
こに澄海岬には今まで4回来たものの、いつも海が荒れていたり雨に降られたり。
でも今日は、波は高めながら海の色は美しい。
5回目にしてやっと青く澄んだ澄海岬の海を見ることが出来た


 
スコトン岬の海も真っ青で、沖のトド島もよく見える。
そして、ここの昆布ソフトクリームは最高!
シャーベットのようなザラツキ感が私好み

                                


昼食は港近くの人気食堂で、「ホッケちゃんちゃん焼き」


網に生のホッケを乗せて焼き、葱入りの味噌だれを絡めながら食べるのだが、
私がいつも食べるホッケは干物ばかりで生を焼いて食べるのは初めて。
ホッケも美味しい、味噌だれも美味しい。
暑い日に熱い炭の前に座った時は汗が噴き出たけれど、
汗を流しながら食べるのも、また忘れられない思い出になった

                                

 
いよいよ桃岩トレッキングコースに入る。
このコースを歩くときはいつも「知床」から入っていたが、今日は反対側の「桃岩展望台」から入る。
この時期は個人客が減るし、台風の影響で、トレッキングコースを歩く人はとても少ない。


 
知床に向かうコースなので、振り向かずとも行く方向に利尻が見えるのもいい。


 
展望デッキが海側に突き出ている「キンバイの谷」
6月には此処でお弁当を食べたものだが、
今日は参加者と案内人で水分補給しながらノンビリ休憩。
こんな時に、地元の人ならではの話が聞けるのも楽しい。



固有種の「レブンウスユキソウ」
この花は6月下旬から咲き始め、開花期間は結構長い。
礼文島固有種は現在、この≪レブンウスユキソウ≫の他に、
≪レブンアツモリソウ≫≪レブンキンバイソウ≫の三種類とされている。
以前には≪レブンソウ≫も入っていたが、近年、利尻島でも見つかったというので取り消されたそうだ。



≪ウメバチソウ≫


≪リシリブシ≫

 
 
他にも、エゾノコギリソウ、キタノコギリソウ、シオガマギク、チシマリンドウ、ツリガネニンジンなど、色々な花が見られた。


 
私がこのコースで一番好きな時季は≪イブキトラノオ≫が咲く頃で、
緑の肌に一面ピンクの花(穂)が群生している眺めに感嘆した。
が、今回はピンクではないが、白の≪チシマワレモコウ≫≪ヤマハハコ≫≪カラフトニンジン≫の群生に感動。

 
このコースは、花の楽しみは勿論だが、私はこの山肌の美しさも大好きだ。

 
気候によって、天気によって、時間帯によって、その美しさは変化し、
その中の一本道を縫って歩く心地よさは最高
今回もコースを歩き通すことが出来て、感動・感謝の一日だった

最新の画像もっと見る