風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

≪礼文島≫ アザラシ、 穴あき貝、 江戸屋山道

2016-09-05 | 北海道の夏 9年目(2016)
3日目 
午後のフリータイムには、参加者の中に礼文に詳しい人がいたので、そのかたの案内で
金田ノ岬、江戸屋山道、スコトン岬、久種湖(くしゅこ)、高山植物園を回った。
その中でも特に心に残ったのか、金田ノ岬のアザラシ、海岸の穴あき貝拾い、江戸屋山道。

                                

 
金田ノ岬のアザラシ
最初は岩と思って見過ごしていたが、それがアザラシだった。
6月にレンタカーで金田ノ岬に行った時にはアザラシを見つけられなかったが、
多分、岩と思い違いしていたのだろう。
今回は案内してくれる人がいたので、岩ではなくアザラシだとわかった。



アザラシもこちらの気配が気になるのだろう、チラチラと私達を眺めていた。
丸いつぶらな瞳が可愛い



アザラシを見ながら、海岸で「穴あき貝」を収集。



貝の穴を開けた犯人は「ツメタガイ」
穴を開けられた貝は「エゾタマキガイ」
「ツメタガイ」は生きるために、「エゾタマキガイ」に穴を開けて中の身を食べたのだ。
よくもまあ、こんなに硬い貝の殻に、それも真ん丸に穴を開けたものだ。

                                


江戸屋山道(えどやさんどう)
山道(さんどう)と言っても車が通れる舗装道路で、ここからスコトン岬まで行くことが出来るし、
散策路に入ればゴロタ岬やゴロタ浜まで歩けることが出来る。



鮑古丹からゴロタ岬に抜ける道のなんと風の強いこと
吹き飛ばされそうな中を、珍しいという花を探しながら散策。



イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
強い香り(麝香の香り)がして、薬品や香料に利用されるとか。


ウンラン(海蘭)


ナミキソウ(浪来草)


アサギリソウ(朝霧草)
触った感触が柔らかで、赤ちゃんのフワフワした髪を触っているよう

その他にも沢山の花が咲いていたが、
そのどれもが強風の中を崖にしがみ付くように生えて花をつけている。
強風に揺れながらも精一杯に生き抜く姿を見て、
こちらも力を貰った気がした


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