ピクシー・モップ
ピクシーは妖精。
そう、確かに妖精の雰囲気をしているし、モップのようでもある。
楽しい名前を思いつくものだ。
マーガレットリバーのある地域はオーストラリアの南西。
分かりやすくいえば地図の左下。
その地域は見どころも多いのだが、交通の不便さからか、まだ観光客も少なく
従ってガイドブックにも詳細はあまり載っていない。
そのために、4回目の渡豪ながら、この辺りに大規模な鍾乳洞があることなど全く知らなかった。
今回の旅で初めてその存在を知り、マーガレット・リバーに行った折に案内してもらった。
見学者は私たちだけ。
曲がりくねった通路や階段を、ガイドさんが手動で電気を点けたり消したりしながら説明をして案内してくれる。
こんな鍾乳洞が、ほかにも沢山あるけれど、現在公開しているのは、このほかに3か所とか。
勿体ない気もするけれど、保護の観点から考えれば、それもいいのかもしれない。
天井からつららのように下がっている、針のような細い鍾乳石。
鍾乳洞の後は、オーストラリア大陸の最南西端にあるケープ・ルーウィン灯台に向けてドライブ。
この場所、風が強いということで有名らしいが、
この日は、ほとんど風もない暖かなお天気だった。
右はインド洋、左は南極海という、二つの海洋が合わさる、
まさにその境目の灯台ということになる。
この時季(6~12月)はクジラが海岸のそばで見られることもあると聞いて、
しばらく目を凝らしたが、あいにく見ることは出来なかった。
ちょっと残念・・・
この先の海は南氷洋、そして南極。
どんなに冷たいか!と期待して、波打ち際まで行ってみたら・・・
当たり前だけど、この辺りではまだ普通の冷たさ。
というか、無理すれば泳げるくらい。
それにしても美しい海だ。
次は、ここでお弁当を広げるのもいいかもしれないな