風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

知床の森を歩く

2014-10-13 | 北海道の夏 7年目 (2014)
地域情報誌で、樹木医が説明しながら知床の森を歩くイベントが紹介されていたので、
大阪のご夫婦の分も申し込み、一緒に朝早く出発した。


森に入る前に説明や樹木医からのレクチャーを受けたが、
そのテーマは 「オホーツクの森林の特徴と生態系における物質循環」と、何やら難しい話。
???と難しい内容ながら、
今から立ち入る森には樹齢何百年という巨木があり、
植物、動物(熊も!)、微生物(キノコなど)がバランスよく共存し、
素晴らしい自然が息づいているというような内容だった(と思う)

 
参加者40名は、みんな健脚。
倒木を乗り越えたり、滑りやすい道をスイスイと歩くので、山道に慣れない私はついて行くのが大変


 
こんな巨木があったり・・・



面白い木肌があったり・・・
(針桐・ハリギリ(セン)の木)



ねじれた木があったり・・・
(イタヤカエデの木)



可愛いキノコがあったり・・・



食べられるキノコ(通称ボリボリ)があったり・・・

 歩くのが大変だったけれど、大勢だったので熊の心配もなかったし、
知床の原始林の姿を垣間見ることができ、貴重な体験が出来た一日だった


 
今日は観光なしだったので、帰りのトイレ休憩で立ち寄った「オシンコシンの滝」で
時間いっぱい使って滝まで往復して、1人観光(ほんの10分程だったけど)をしてきた。
紅葉には少し早かったが、深い森や美しい滝に元気を貰えた一日


友人ご夫婦は、この次の日に大阪に帰って行った。
今回は前回と違って3泊4日の短い間だったけれど、
念願の津別峠のピンクの雲海も見られたし、
何より毎日、楽しい会話で心が和んだ。

また来年、どこかで一緒に過ごせるといいね
それまでお互いに元気でいましょう