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野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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成果の少ない長野方面の遠出・・・

2018-02-10 15:04:32 | 野鳥写真
野辺山の野鳥達・・・


雪原にキジが・・・


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・1


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・2


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・3


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・4


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・5


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・6


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・7


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・8


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・9


カラマツにマヒワが松の実を食べに・・・10

長野県方面の成果のなかった鳥撮り・・・

 2/8野辺山が関東甲信越最低気温22.8度を叩き出した記録的な日に現地に出掛けてしまいましたが、車の温度計では-14度しか表示が出来ないらしく、山梨県北杜市の中央高速の須玉ICを下り八ヶ岳山麓方向へなだらかな坂道を登りながら走って来ると、目的地の南牧村に近づくといきなり温度計(-14度)下がり、目的の野鳥を探し回りましたが見つけられず、お昼には少し早かったが一緒に来ている仲間が知っていると言う蕎麦屋へ行くと、3/8までクローズしている留と言われ、近くの営業中のラーメン屋さんに入り暖を取りながら昼食を摂ることにしましたが、店の女将さんが今年最低の気温-23度だった旨の話をしていたため、早朝7:30に到着すると今までに経験したことのない寒さだったので、なるほどと思いました。

 出掛けて来る前に寒いので気を付けるように仲間から言われていたため、厳重な防寒対策をしてきましたがそれでも尚且つ寒いくらいだったが、体の方は我慢が出来ましたがカメラを持つ左手はカメラ用(ロープロ)の手袋でなく防寒用(車が撮影場所まで機材を運んだりする時に使用している手袋)に使用しているものを着けていたため、何とか大丈夫だったが右手にロープロの手袋を二枚重ねにしており生地の厚みで自由さが無くなる位になているが、人差し指と親指を出さないとシャッターの微妙な対応が出来ないので、寒風に晒されなければならないため、何分も経たないうちに指の先の間隔が無くなってしまい-22.8度の寒さは凄かった。

 数日前にはベニヒワやレンジャク達も牧場(滝沢牧場)やその周辺でも見られたようでしたが、最近は見ていないとガイドをしている地元の人が言っており、知っていても商売だから教えられないとも言っていたため、自分達でベニヒワ達が居そうな場所を探し回りましたが、残念ながら見つけることが出来ませんでした。

 三年ほど前にはベニヒワが数百単位(200~300羽)で渡来していたため、容易に探すことが出来ましたが、今シーズンは20~30羽が渡って来ているため、広大な八ヶ岳の山麓の牧場の周囲の防風林のカラマツ林(カラ松の実を採食ししながら)の上を飛び回っているので、ガイドに案内して貰わないと見つけられないかも知れません。

 前回の時には滝沢牧場の入口付近で待っていると、飛んで来ていなくなっても暫くすると、再び牧場の入口に面している道路と牧場とのカラマツにベニヒワの群が鳴きながら飛んで来てくれましたが、今回はマヒワしか現れることがありませんでした。

 然しながら極寒の八ヶ岳山麓の早朝の澄み切った青空の綺麗な背景の中にカラ松の実を食べに来ているマヒワ達の黄色が映え、今までにこんなに綺麗なマヒワの画像を撮ったことがなく、マヒワの群の中にベニヒワが混じっている期待もありましたが、マヒワだけの群でしたが納得のいくマヒワの画像を撮ることが出来ました。

 又、牧場と道路を挟み反対側の畑となっている雪原のガサの中にベニマシコが数羽朝の採食のため、霜の被った背の高い草の種子を食べに来ていたので、20~30cm程積もっている新雪の中に入って行き、ベニマシコ達を撮っていると、我々を警戒してか牧場の脇の林の方へ飛んで行ってしまいました。

 前回の教訓で追いかけたり探し歩き回らずに待っていると再び現れたため、滝沢牧場の入口付近で待って
いましたが個体数が少ないのか、ヤナギの下にドジョウが来ることはなく、今回はベニヒワ達は来ることがなく飛んでいる個体すらを見ることも出来ませんでした。

 昼食を摂った後も牧場周辺を探しましたが、ベニヒワらしい群れに遭遇することがなく、2時過ぎ頃に八ヶ岳山麓のコミミズクが渡来している八ヶ岳(夕陽が沈むため順光側をコミミズクが飛ぶ・・・)の斜面にある八ヶ岳牧場近くの高原野菜を作っていた雪の被った畑の上を飛ぶコミミズクを狙いに行きましたが、数日前までは地元のコミミズクハンターのカメラマンに聞くと、2~3時頃から雪原を飛んでいたが、二三日ほど前から4時過ぎになり、或いはもっと遅く飛ぶようになってしまったと、結局、その日は5時まで待ちましたがコミミズクは出ることがありませんてでした。翌日聞くと6時から四羽が出てきたと言っていた。

宿泊地へ移動・・・

 上諏訪温泉の宿に泊まるため、5時に現地からコミミズク撮りを切り上げ、到着時間を1時間繰り下げる電話をしておきましたので、約1時間の道程を移動し6時ちょっと過ぎに予約している宿の方へ間違えることもなく到着しました。

 1時間ほど車で移動中に暖が出来ている筈でしたが、到着後直ぐに宿(諏訪レイクサイドホテル)の温泉に飛び込むように入ると、ようやく一息つくことが出来ました。

 中国からの二つの団体(40名×2)で宿は混んでいましたが、我々日本人のように風呂に入る週間のない中国人達は、宿(ホテル)に到着しても直ぐに温泉に浸かると言うようなこともなく、貸し切り状態でゆっくり浸かることが出来ましたが、夕食後に二回目の温泉を楽しもうと行くと、中国人の子供達が数人温泉の中で大燥ぎ(桶で温泉の湯のかけっこをしていた)しており、日本人の自分が入って行くと静かにしていましたが、さっき入った時の温泉の温度と違い低くなっており、温まれずに直ぐに出て来ました。

 ホテル側の外国人対応(中国語での表示)が全く行われていないため、全くの野放図状態となっており、子供だけでなく大人も風呂のたたき(男女風呂が一緒になっていた)の上でスリッパを脱いでいたり、日本語ではスリッパをここで脱いで下駄箱(スリッパ入れ)に入れるように表記されたていたが、スリッパが脱がれていたのは殆んどが女風呂の客でしたが明らかに宿側のミスなので、我々も一元さんの客でもあり見て見ないふりをしました。

 今時は英語や中国語・韓国語表記は当たり前だと思っているが、日本に訪れる外国人観光客があまりメジャーでもない観光地へも訪れるようになり、宿側の対応が伴っていないにも拘わらず受け入れているために、外国人観光客に対しこんな不親切な状況となっていると思われるためなのでしょう・・・。

 中国人がどうとかと言う前に、宿側もやるべきことをちゃんとすべきと思いますが、今回初めて泊まった宿だったので、常宿としている老舗旅館(油屋旅館)とは大分違うことが分かりました。

 外国人が好き嫌いなく食べられる食事を提供しており、中国の観光会社では諏訪湖の当該ホテルに中国観光客を送り込んでいるようにも思えたため、一緒に来た仲間達とも同じ(中国人観光客が好き嫌いなく食べられるバイキングスタイル鍋となっていた)食事しながら話しました。

 この日は付かれていたため、10時頃にはベットに入り寝てしまいましたが、7時に起き朝風呂に入り朝食を済ませ、8時頃には宿をチェックアウトしてホテル前の結氷している諏訪湖の一部の凍っていない(狭い湖面に集まっていた)ところに白いカモ達(カワアイサ・ミコアイサ・ホオジロガモ等のオスメスの群)の個体が見えていたので、凍結している湖面すれすれのところまで行って、ホテルから道路を歩いて渡りカモの群を撮った。

2日目の行動・・・

 嫌な予感がする中、12月の再来を期して諏訪湖から20分程の岡谷市の山林へイスカとオオマシコに出会うために出掛けて行くが、既にイスカ達は岡谷の山林から何処かへ移り営巣しているらしく姿を見ることはありませんでした。
 又、オオマシコは未だいるらしいが、我々がいる間に出て来ることはなく飛んでいる姿(鳴き声も聴くことがなかった)も見ることが出来ませんでした。

 そんな状況だったので、来ていた人達も全員引き上げて行ってしまいましたが、我々は諏訪湖に戻り昼食を新しく見付けた蕎麦屋さんで摂った後、オオワシのグルが全面結氷している諏訪湖の御神渡りの上に乗っていたと言うので探し歩きましたが見つからず、結局、オオワシのグルもオジロワシにも出会うことが出来ませんでした。

 後から聞くと御神渡りの氷の割れてせり上がった(プレッシャー・リッジ)陰になっていると、探しても見えないこともあり、今日もグルは諏訪湖に張り出している公園の近くの湖面に下り立っていたと、八ヶ岳に来ていたコミミズクハンターのカメラマンが教えてくれた。

 例年と違うのが、御神渡り観光客が多過ぎて、誰がオオワシのグルを撮りに来ているか分からないのが、探し難くなっているものと思われる。

 オオワシのグルの見張り場の鉄塔の上を飛ぶクマタカ二羽を見ただけで、帰途に着くことにしましたが途中八ヶ岳牧場のコミミズクのところへ向かってきましたが、帰り間際の5時30分頃に一羽のコミミズクが塒から飛び出してくると、雪原の上を飛び回っていたが暗過ぎて何ともなりませんでした。

 出掛けて来る前に仲間(1日前に出掛けて来たと言うまかなからの情報)や調べられる情報網(昨日いても今日いるとは限らないのが野鳥達・・・イスカは抱卵が始まっている)を使って出て来ましたが、何処も(諏訪湖畔のナナカマドはレンジャク達に食い尽くされて実が無くなっていた)彼処も(八ヶ岳のレンジャク達も姿が見えなくなっていた)大外れとなってしまい、近年にない遠出となってしまいました。

岡谷のイスカ達・・・

 岡谷に出掛けられる予定を立てられている方に無駄足になるため、岡谷の山を熟知するお爺さん(自分もお爺さんですが・・・)に聞いた話によると、イスカの食べる松の実が無いために子育てのため、松の実のある山林の方へと移動してしまったとのことでしたので、止められることをお勧めします。

 12月・1月とイスカが出ていた白樺の小高い山の上は、誰かが餌と水を置きイスカらしくない行動を取っていたため、イスカの習性や生態を知っている方には分かったかも知れませんが、明らかにやらせだったようです。
 一般にイスカは地面に下りることは稀であり、12月・1月は餌が地面にばら撒かれていたため、イスカ達はあんな行動を取っていたのかと憶測が出来ます。

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